Trusted Design

T1569 - System Services

概要

Adversaries may abuse system services or daemons to execute commands or programs. Adversaries can execute malicious content by interacting with or creating services either locally or remotely. Many services are set to run at boot, which can aid in achieving persistence (Create or Modify System Process), but adversaries can also abuse services for one-time or temporary execution.

管理者によるコメント

T1569「System Services」(システムサービス) は、OSがバックグラウンドで特定のタスクを実行するために用意している「サービス」や「デーモン」の仕組みを悪用して、コードを実行する手法です。

攻撃者は、既存のサービスの設定を書き換えたり、新しく悪意のあるサービスを登録したりすることで、高い権限での実行や永続化を狙います。

1. 概要

この手法で攻撃者は、「システムの一部として機能する、強力かつ安定した実行基盤」を実現します。

何を実現できるのか

2. 主なサブテクニック

プラットフォームごとに、サービスの管理ツールを悪用します。

T1569.001: Launch Agent / Launch Daemon (macOS)

macOSのサービス管理機構である launchd を利用します。

T1569.002: Service Execution (Windows)

Windowsの サービスコントロールマネージャー (SCM) を利用します。

3. 攻撃の流れ

攻撃者は管理者権限、あるいはサービス作成権限を手に入れた後にこの手法へ移行します。

  1. サービスの登録: 攻撃コード(.exe やスクリプト)をサービスとして登録します。この際、名前を Windows Update Support のように正規のものに似せて偽装します。
  2. 設定の調整: サービスがクラッシュしても自動的に再起動するように設定し、攻撃の継続性を高めます。
  3. 実行: サービスを開始します。これにより、ユーザーのデスクトップ画面には現れない「セッション0」という特殊な環境でバックグラウンド活動を開始します。
  4. 横展開: 他の端末(リモート)のサービスマネージャーに接続し、ネットワーク内の別のPCでコマンドを実行させることもあります(例:PsExec のような動作)。

4. 防御・対策

「新しいサービスの出現」と「既存サービスの変化」を捉えることが重要です。

5. 重要ポイント

6. 関連する代表的なツール・事例

調査のアドバイス

コマンドプロンプトで tasklist /svc を実行すると、どのプロセスがどのサービスを動かしているかの一覧が見られます。一つのプロセス(svchost.exe)の中に、見慣れない名前のサービスが混じっていないか確認するのが第一歩です。

分析

この攻撃手法を利用する脅威アクター

この攻撃手法を利用する脅威アクターは登録されていません。

関連する CVE

この攻撃手法に関連する CVE は登録されていません。

攻撃手法 – 脅威アクター Graph


← Technique一覧に戻る ← Tactics一覧に戻る