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T1023 - Shortcut Modification

概要

Shortcuts or symbolic links are ways of referencing other files or programs that will be opened or executed when the shortcut is clicked or executed by a system startup process. Adversaries could use shortcuts to execute their tools for persistence. They may create a new shortcut as a means of indirection that may use Masquerading to look like a legitimate program. Adversaries could also edit the target path or entirely replace an existing shortcut so their tools will be executed instead of the intended legitimate program.

管理者によるコメント

T1023「Shortcut Modification」(ショートカットの改ざん) は、Windowsのショートカットファイル(.lnk)やURLショートカット(.url)の内容を書き換え、ユーザーが正規のプログラムを起動したつもりで、裏で悪意のあるコマンドを実行させる手法です。

「永続化(Persistence)」の手段として非常によく使われる、シンプルながらも効果的な攻撃です。

1. 概要

この手法で攻撃者は、「ユーザーの日常的な操作をトリガーにした、マルウェアの再実行」を実現します。

何を実現できるのか

2. 攻撃の流れ

攻撃者は、既にシステムに侵入し、ショートカットファイルを編集できる権限を得た後に実行します。

  1. ターゲットの選定:
    ユーザーが頻繁に使うアプリ(Chrome, Outlook, Wordなど)のショートカットを特定します。

  2. リンク先の改ざん:
    ショートカットのプロパティにある「リンク先(Target)」の項目を書き換えます。

    • 例: 本来の C:\Program Files\Chrome\chrome.exe を以下のように変更します。
    • cmd.exe /c "start chrome.exe & powershell.exe -ExecutionPolicy Bypass -File C:\path\to\malware.ps1"
  3. アイコンの維持:
    アイコン画像(Icon Location)は元のアプリのままにしておくため、ユーザーは異変に気づきません。

  4. 実行:
    ユーザーがデスクトップやタスクバーのアイコンをダブルクリックすると、正規のアプリが立ち上がると同時に、バックグラウンドで攻撃者のスクリプトが実行されます。

3. 防御・対策

「ショートカットの整合性」と「不自然な親子プロセス」の監視が重要です。

4. 重要ポイント

5. 関連する主なCWE

6. 関連する代表的な事例

実務上のアドバイス

普段使っているブラウザの起動が妙に遅かったり、一瞬だけ黒いウィンドウ(コマンドプロンプト)が出たりする場合は、ショートカットのプロパティを開いて「リンク先」に変なコマンドが追加されていないか確認してみてください。

分析

この攻撃手法を利用する脅威アクター

この攻撃手法を利用する脅威アクターは登録されていません。

関連する CVE

攻撃手法 – 脅威アクター Graph


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