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T1006 - Direct Volume Access

概要

Adversaries may directly access a volume to bypass file access controls and file system monitoring. Windows allows programs to have direct access to logical volumes. Programs with direct access may read and write files directly from the drive by analyzing file system data structures. This technique may bypass Windows file access controls as well as file system monitoring tools. (Citation: Hakobyan 2009)

Utilities, such as NinjaCopy, exist to perform these actions in PowerShell.(Citation: Github PowerSploit Ninjacopy) Adversaries may also use built-in or third-party utilities (such as vssadmin, wbadmin, and esentutl) to create shadow copies or backups of data from system volumes.(Citation: LOLBAS Esentutl)

管理者によるコメント

1. 概要

T1006のDirect Volume Accessとは、攻撃者がOSの標準的なファイルシステムAPI(Windowsでの読込・書込制限など)を回避し、ハードディスクなどのストレージデバイスに直接アクセスする手法です。

攻撃者が実現できること

2. 攻撃の流れ

通常、この攻撃は管理者権限を持つプロセスによって実行されます。

  1. ハンドル取得: CreateFile 関数などを使用して、論理ドライブ(例: \\.\C:)や物理ドライブ(例: \\.\PhysicalDrive0)へのダイレクトハンドルを取得します。
  2. 読み書きの実行: ファイルAPIではなく、デバイスドライバを介した低レベルな読み書きを行います。
  3. アーティファクトの抽出: 例として、Active Directoryの認証情報が含まれる NTDS.dit を、OSがロックしている状態であってもボリュームから直接コピーして持ち出します。

3. 防御・対策

低レベルなアクセスであるため、従来のファイル監視だけでは不十分です。

4. 重要ポイント

実際の攻撃シーンでは、MimikatzRawCopyといったツールがこのT1006の手法を用いて、パスワードハッシュが保存されたファイルを「使用中(ロック中)」の状態から強制的に読み取る際によく使われます。

5. 関連する主なCWE

この攻撃は、ソフトウェアの脆弱性というよりは、「システムの設計上の仕様」を悪用するものですが、関連の深い弱性として以下が挙げられます。

6. 関連する代表的なCVE

T1006そのものは「手法」であるため、特定の脆弱性番号(CVE)と1対1で対応するわけではありません。しかし、この手法を補助したり、この手法によって悪用されるケースには以下のようなものがあります。

分析

この攻撃手法を利用する脅威アクター

この攻撃手法を利用する脅威アクターは登録されていません。

関連する CVE

攻撃手法 – 脅威アクター Graph


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