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CVE-2026-0322 の詳細

CVEの情報

説明:
A remote code execution (RCE) vulnerability in the management interface of Palo Alto Networks PAN-OS® software enables an authenticated attacker with network access to execute arbitrary code with root privileges on the firewall. The security risk posed by this issue is minimized by restricting access to the management interface to only trusted internal IP addresses according to our recommended  best practice deployment guidelines https://live.paloaltonetworks.com/t5/community-blogs/tips-amp-tricks-how-to-secure-the-management-access-of-your-palo/ba-p/464431 . This issue is applicable to PAN-OS software on PA-Series and VM-Series firewalls and on Panorama (virtual and M-Series). Cloud NGFW and Prisma® Access are not impacted by this vulnerability.

CVE更新日: 2026-10-14 18:17:07.743000

CVSSバージョン: 4.0

CVSSスコア: 8.6

KEVの情報

KEV更新日: 2026-10-14

EPSSの情報

EPSSは脆弱性が今後30日以内に悪用される確率を予測するスコアリングシステムで、FIRST(Forum of Incident Response and Security Teams)が提供しています。
EPSSのスコアが高いということは、攻撃されるリスクが高いことを意味するので、早めの対策が必要です。

EPSSスコア: 0.012150000

EPSS更新日: 2026-10-18 00:00:00

SSVCの情報

SSVCはカーネギーメロン大学ソフトウェア工学研究所が提案する脆弱性の評価手法です。ステークホルダーごとに脆弱性対応の優先度を決定することを支援します。
本サイトでは、CVE、KEV、EPSSの内容からExploitation(悪用状況)、Technical Impact(技術的影響)、Automatable(自動攻撃の可否)を判定します。

Exploitation: active

Technical Impact: low

Automatable: False

AIを使った解説

解説:

CVE-2026-0322は、Palo Alto Networksのファイアウォール向けOSであるPAN-OSの管理インターフェースに存在する、認証されたリモートコード実行(RCE)の脆弱性です。この脆弱性は、すでに限定的ながら実際の攻撃で悪用されていることが確認されており、米CISA(サイバーセキュリティ・社会基盤安全保障庁)のKnown Exploited Vulnerabilities (KEV) カタログにも追加されています。


1. 脆弱性の概要

1.1 影響 本脆弱性が悪用された場合、認証された攻撃者は、影響を受けるPA-SeriesまたはVM-Seriesファイアウォール、あるいはPanoramaアプライアンス上でroot権限で任意のコードを実行する可能性があります。 これにより、攻撃者はファイアウォールの設定変更、ローカルデータの検査、永続的なアクセス確立、セキュリティ対策の変更、さらには侵害されたシステムをより大規模な攻撃の一部として利用するなど、ファイアウォルを完全に制御できる可能性があります。

1.2 深刻度 深刻度は「High(高)」と評価されており、CVSS v4.0の基本値は8.6です。 Palo Alto Networksは、対応の緊急度を「HIGHEST」と推奨しています。

2. 対象となる環境

2.1 影響を受けるOSバージョン Palo Alto Networksの以下の製品のPAN-OSバージョンが影響を受けます。 * PA-Seriesファイアウォール * VM-Seriesファイアウォール * Panorama(仮想版およびM-Series)アプライアンス

具体的に影響を受けるPAN-OSのバージョンは以下の通りです。 * PAN-OS 12.2: 12.2.0 から 12.2.3 まで * PAN-OS 12.1: 12.1.2 から 12.1.10-h1 まで * PAN-OS 11.2: 11.2.0 から 11.2.15 まで * PAN-OS 11.1: 11.1.0 から 11.1.16-h2 まで * PAN-OS 10.2: 10.2.0 から 10.2.18-h10 まで、およびサポート対象外の全ての旧バージョン

なお、Cloud NGFWおよびPrisma Accessは本脆弱性の影響を受けません。

2.2 影響を受ける設定 この脆弱性の影響を受けるために特別な設定は不要です。影響を受けるバージョンでは、デフォルトで脆弱性が存在します。 ただし、管理インターフェースが外部IPアドレスに公開されている環境でリスクが最も高くなると説明されています。

3. 影響を受けた時の兆候

以下の兆候に注意し、管理インターフェースの認証およびアクセスのログをレビューすることが推奨されます。 * 通常の運用パターンと異なるコマンド実行、管理上の変更、またはシステム動作を伴う管理インターフェースへの認証。 * 予期せぬ外部アドレスからの管理セッション、または直接的なファイアウォール管理を含まないはずのアカウントからのセッション。 * 異常なシステムプロセス、予期せぬ設定変更、疑わしい外部ネットワーク接続、新規作成されたファイル、または通常のファイアウォール管理と矛盾するその他の活動。 * Palo Alto Networksが公表した、攻撃に関連する3つのIPアドレス(66.42.72[.]14、208.83.239[.]114、149.248.47[.]234)からのアクセスをログで確認する。

4. 推奨対策

4.1 本対策 Palo Alto Networksは、影響を受けるPAN-OSインストールを、利用中のPAN-OS系統に対応する修正版にできるだけ早くアップグレードすることを推奨しています。 修正済みバージョンは以下の通りです(例示であり、詳細は公式アドバイザリで確認してください)。 * PAN-OS 12.2: 12.2.4以降 * PAN-OS 12.1: 12.1.4-h12、12.1.7-h8、12.1.10-h2 など * PAN-OS 11.2: 11.2.16(2026年10月15日公開済み)など * PAN-OS 11.1: 11.1.4-h37、11.1.6-h39、11.1.7-h11 など * PAN-OS 10.2: 10.2.7-h38、10.2.10-h41、10.2.13-h26 など サポートが終了しているバージョンを使用している場合は、サポート対象のブランチへの移行を計画する必要があります。

4.2 暫定回避策(緩和策) この脆弱性に対する既知の完全な回避策はありません。 ただし、恒久対策(修正版へのアップデート)までのリスク軽減策として、以下の対応が推奨されます。 * 管理インターフェースへのアクセスを、信頼できる内部IPアドレス(例:専用の管理ネットワーク、ジャンプボックス)のみに制限し、インターネットへの直接公開を避ける。 * Threat Preventionのサブスクリプションを利用している場合、Threat ID 510046および510047(Applications and Threatsコンテンツ9159-10287以降)を有効にすることで、限定的な検知が可能になります。 ただし、これは完全な修正ではなく、部分的な防御策であり、SSL復号を前提とします。

その他に解説すべき観点

  • CISA KEVカタログへの追加: 米国サイバーセキュリティ・社会基盤安全保障庁(CISA)は、2026年10月14日にCVE-2026-0322を「Known Exploited Vulnerabilities(KEV)」カタログに追加しました。これは、この脆弱性が実際に悪用されていることを意味し、米国連邦政府機関に対しては2026年10月17日までの対応期限が設けられています。
  • ゼロデイ攻撃での悪用: Palo Alto Networksは、本脆弱性について公開に先立って「ごく限定的な悪用」が管理インターフェースを狙って観測されたことを確認しています。
  • 発見者: この脆弱性は、Palo Alto Networksの社内研究者Suraj Siddharudh氏によって発見・報告されました。

参照したサイト

NVDサイト

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