CVE-2025-8876 の詳細
CVEの情報
説明:
Improper Input Validation vulnerability in N-able N-central allows OS Command Injection.This issue affects N-central: before 2025.3.1.
CVE更新日: 2025-08-14 15:15:43.170000
CVSSバージョン: 4.0
CVSSスコア: 9.4
KEVの情報
KEV更新日: 2025-08-13
EPSSの情報
EPSSは脆弱性が今後30日以内に悪用される確率を予測するスコアリングシステムで、FIRST(Forum of Incident Response and Security Teams)が提供しています。
EPSSのスコアが高いということは、攻撃されるリスクが高いことを意味するので、早めの対策が必要です。
EPSSスコア: 0.034480000
EPSS更新日: 2026-10-19 00:00:00
SSVCの情報
SSVCはカーネギーメロン大学ソフトウェア工学研究所が提案する脆弱性の評価手法です。ステークホルダーごとに脆弱性対応の優先度を決定することを支援します。
本サイトでは、CVE、KEV、EPSSの内容からExploitation(悪用状況)、Technical Impact(技術的影響)、Automatable(自動攻撃の可否)を判定します。
Exploitation: active
Technical Impact: low
Automatable: False
CVE-2025-8876に関する脆弱性の調査結果を以下に解説します。
1. 脆弱性の概要
CVE-2025-8876は、N-able N-centralにおける不適切な入力検証の脆弱性であり、OSコマンドインジェクションを可能にします。この脆弱性はCWE-20(不適切な入力検証)およびCWE-78(OSコマンドで使用される特殊な要素の不適切な無害化)に分類されます。
1.1 影響 本脆弱性が悪用されると、N-able N-central管理サーバー上で任意のコマンドが実行される可能性があります。これにより、N-central環境全体が完全に侵害され、機密データの漏洩、サービスの中断、および管理下のダウンストリームエンドポイントへの不正なアクセスや操作を目的としたN-centralのリモート管理機能の悪用につながる可能性があります。
1.2 深刻度 この脆弱性は深刻度「Critical(クリティカル)」に分類され、CVSSv4スコアは9.4です。 米国サイバーセキュリティ・社会基盤安全保障庁(CISA)は、この脆弱性を「既知の悪用されている脆弱性(KEV)カタログ」に追加しており、実環境での活発な悪用が確認されています。
2. 対象となる環境
2.1 影響を受けるOSバージョン OSバージョンではなく、N-able N-centralのソフトウェア自体が影響を受けます。具体的には、バージョン2025.3.1より前のすべてのN-centralバージョンが影響を受けます。
2.2 影響を受ける設定 本脆弱性はN-able N-centralの特定のバージョンに影響を与えるため、特別な設定は影響を増減させませんが、認証された攻撃者によって悪用される可能性があります。
3. 影響を受けた時の兆候
影響を受けた場合の兆候としては、以下が挙げられます。 * 強化された監査ログにおける、異常な管理アクティビティ、コマンド実行、SSHアクティビティ、およびスケジュールされたタスクの変更の監視。 * N-centralおよび管理対象エンドポイントのアクティビティにおける、リモート管理機能の不正使用の兆候のレビュー。 * ログにおける不審な活動の検出。
4. 推奨対策
4.1 本対策 * ベンダーから提供される最新のパッチを適用してください。 * N-able N-centralをバージョン2025.3.1以降にアップグレードしてください。 * オンプレミス環境のN-centralサーバーのアップグレードを最優先し、すべてのN-centralサーバーがアップグレードを完了していることを確認してください。
4.2 暫定回避策(緩和策) 直ちにパッチ適用が困難な場合は、以下の暫定回避策を検討してください。 * N-central管理インターフェースへのアクセスを、IPホワイトリストやVPNなどを用いて信頼できる管理ネットワークに制限する。 * インターネットへの露出を最小限に抑える。 * 特に特権アカウントに対して、多要素認証(MFA)を強制する。 * ログを継続的に監視し、異常な活動がないかを確認する。
その他に解説すべき観点
参照したサイト