Trusted Design

CVE-2025-68613 の詳細

CVEの情報

説明:
n8n is an open source workflow automation platform. Versions starting with 0.211.0 and prior to 1.120.4, 1.121.1, and 1.122.0 contain a critical Remote Code Execution (RCE) vulnerability in their workflow expression evaluation system. Under certain conditions, expressions supplied by authenticated users during workflow configuration may be evaluated in an execution context that is not sufficiently isolated from the underlying runtime. An authenticated attacker could abuse this behavior to execute arbitrary code with the privileges of the n8n process. Successful exploitation may lead to full compromise of the affected instance, including unauthorized access to sensitive data, modification of workflows, and execution of system-level operations. This issue has been fixed in versions 1.120.4, 1.121.1, and 1.122.0. Users are strongly advised to upgrade to a patched version, which introduces additional safeguards to restrict expression evaluation. If upgrading is not immediately possible, administrators should consider the following temporary mitigations: Limit workflow creation and editing permissions to fully trusted users only; and/or deploy n8n in a hardened environment with restricted operating system privileges and network access to reduce the impact of potential exploitation. These workarounds do not fully eliminate the risk and should only be used as short-term measures.

CVE更新日: 2025-12-19 23:15:52.083000

CVSSバージョン: 3.1

CVSSスコア: 9.9

KEVの情報

KEV更新日: 2026-03-11

EPSSの情報

EPSSは脆弱性が今後30日以内に悪用される確率を予測するスコアリングシステムで、FIRST(Forum of Incident Response and Security Teams)が提供しています。
EPSSのスコアが高いということは、攻撃されるリスクが高いことを意味するので、早めの対策が必要です。

EPSSスコア: 0.989940000

EPSS更新日: 2026-10-18 00:00:00

SSVCの情報

SSVCはカーネギーメロン大学ソフトウェア工学研究所が提案する脆弱性の評価手法です。ステークホルダーごとに脆弱性対応の優先度を決定することを支援します。
本サイトでは、CVE、KEV、EPSSの内容からExploitation(悪用状況)、Technical Impact(技術的影響)、Automatable(自動攻撃の可否)を判定します。

Exploitation: active

Technical Impact: high

Automatable: False

AIを使った解説

解説:

CVE-2025-68613は、n8nワークフロー自動化プラットフォームに存在する深刻なリモートコード実行(RCE)の脆弱性です。以下にその詳細を解説します。

1. 脆弱性の概要

CVE-2025-68613は、n8nのワークフロー式評価システムにおける不適切なサンドボックス化に起因する脆弱性です。認証された攻撃者がワークフロー構成中に提供された式を悪用することで、基盤となるNode.jsランタイムから十分に隔離されていない実行コンテキストで式が評価され、任意のコードが実行される可能性があります。

1.1 影響

この脆弱性が悪用されると、攻撃者はn8nプロセスと同じ権限で任意のコードを実行できます。これにより、以下のような深刻な影響が生じる可能性があります。

  • n8nインスタンスの完全な侵害。
  • 機密情報(APIキー、トークン、パスワードなど)の窃取。
  • ホスト上のファイルの読み取りまたは変更。
  • ワークフローの改ざんまたは悪意のあるロジックの注入。
  • 基盤となるサーバーの完全な制御。
  • 重要な自動化プロセスの妨害。
  • データ侵害や悪意のあるコードの配布。

1.2 深刻度

この脆弱性は「Critical(緊急)」と評価されており、CVSSスコアは9.9から10.0の範囲です。攻撃の複雑さは低く、影響が大きいため、深刻度が高くなっています。認証が必要ですが、ワークフローの作成または編集に必要な最低限の権限で悪用が可能です。

2. 対象となる環境

2.1 影響を受けるOSバージョン

この脆弱性はOSに依存するものではなく、n8nアプリケーションのバージョンに影響します。 具体的には、バージョン0.211.0以降、かつ以下のバージョンより前のn8nインスタンスが影響を受けます。

  • 1.120.4
  • 1.121.1
  • 1.122.0

2.2 影響を受ける設定

脆弱性は、n8nのワークフロー式評価エンジンに存在します。 ワークフローを作成または編集する権限を持つ認証済みユーザーがいるn8nインスタンスは、この脆弱性の影響を受けます。

3. 影響を受けた時の兆候

攻撃者が脆弱性を悪用した場合、以下のような兆候が現れる可能性があります。

  • n8nインスタンスからの予期せぬシステムコマンドの実行。
  • 正当なユーザーによって開始されていないワークフローの変更または作成。
  • n8nインスタンスからの異常な外部接続またはデータ流出。
  • n8nが処理する機密データ(資格情報、APIキーなど)への不正アクセスまたは漏洩。
  • n8nプロセスが通常とは異なるリソース消費を行う。

4. 推奨対策

4.1 本対策

直ちに対応策を講じ、n8nを修正済みのバージョンにアップグレードすることを強く推奨します。 以下のバージョンがこの問題に対する修正を含んでいます。

  • 1.120.4 (1.120.xブランチのパッチ)
  • 1.121.1 (1.121.xブランチのパッチ)
  • 1.122.0 以降 (完全にパッチ適用されたベースライン)

これらのバージョンでは、実行時により厳格な制限が導入され、Node.js環境への不正なアクセスがブロックされます。

4.2 暫定回避策(緩和策)

アップグレードがすぐにできない場合、以下の暫定的な回避策を検討してください。

  • 権限の制限: ワークフローの作成または編集権限を、信頼できる必要最小限のユーザーのみに制限します。
  • 強力な認証とアクセス制御: n8nインスタンスへのアクセスに対して、多要素認証(MFA)の導入や強力なパスワードポリシーの適用など、厳格な認証とアクセス制御を実施します。
  • 監視の強化: n8nインスタンスの活動を注意深く監視し、異常な動作や予期せぬコード実行の兆候がないか確認します。
  • ネットワークアクセス制御: n8nインスタンスへのネットワークアクセスを、必要なソースIPアドレスにのみ制限します。

5. 他に解説すべき観点

  • 根本原因: 根本原因は、式評価のサンドボックスと基盤となるNode.jsランタイムとの間の隔離が不十分であることです。式評価システムがランタイムオブジェクトや関数へのアクセスを適切に制限できていないため、攻撃者が意図されたサンドボックスの境界を越えて危険な機能にアクセスできます。
  • 攻撃経路: 攻撃は、認証された攻撃者がワークフローを作成または編集する権限を持ってn8nインスタンスにアクセスすることから始まります。攻撃者は、「Set」ノードなどのノードに悪意のある式を注入することで、コード実行を達成します。
  • CWE分類: この脆弱性は、CWE-913(動的に管理されるコードリソースの不適切な制御)に分類されます。
  • PoCの公開: この脆弱性の公開された概念実証(PoC)コードが存在しており、これにより悪用リスクが大幅に高まっています。

参照したサイト

NVDサイト

NVDでCVEの詳細を見る

戻る