CVE-2025-54948 の詳細
CVEの情報
説明:
A vulnerability in Trend Micro Apex One (on-premise) management console could allow a pre-authenticated remote attacker to upload malicious code and execute commands on affected installations.
CVE更新日: 2025-08-05 13:15:28.487000
CVSSバージョン: 3.1
CVSSスコア: 9.4
KEVの情報
KEV更新日: 2025-08-18
EPSSの情報
EPSSは脆弱性が今後30日以内に悪用される確率を予測するスコアリングシステムで、FIRST(Forum of Incident Response and Security Teams)が提供しています。
EPSSのスコアが高いということは、攻撃されるリスクが高いことを意味するので、早めの対策が必要です。
EPSSスコア: 0.239190000
EPSS更新日: 2026-10-20 00:00:00
SSVCの情報
SSVCはカーネギーメロン大学ソフトウェア工学研究所が提案する脆弱性の評価手法です。ステークホルダーごとに脆弱性対応の優先度を決定することを支援します。
本サイトでは、CVE、KEV、EPSSの内容からExploitation(悪用状況)、Technical Impact(技術的影響)、Automatable(自動攻撃の可否)を判定します。
Exploitation: active
Technical Impact: high
Automatable: True
CVE-2025-54948について、以下の観点で解説します。
1. 脆弱性の概要
CVE-2025-54948は、Trend Micro Apex One (オンプレミス版) の管理コンソールに存在する重要なコマンドインジェクションの脆弱性です。この脆弱性は、ユーザーが提供する文字列をシステムコールに使用する前の検証が不十分であることに起因します。分類としてはCWE-78(OSコマンドインジェクションにおける特殊エレメントの不適切な無効化)に該当します。
1.1 影響
この脆弱性は、認証されていないリモート攻撃者が悪意のあるコードをアップロードし、影響を受けるインストール上でコマンドを実行することを可能にします。これにより、システム全体の乗っ取りにつながる可能性があり、影響を受けるシステムの機密性、完全性、可用性に大きな影響を与えます。
1.2 深刻度
NVDによるCVSS v3.1基本スコアは9.8(Critical)、Trend Microによるスコアは9.4です。 この脆弱性は、CISAの「既知の悪用された脆弱性カタログ」に追加されており、実際に悪用が確認されています。
2. 対象となる環境
2.1 影響を受けるOSバージョン
Trend Micro Apex One バージョン2019 Management Server Version 14039 およびそれ以前のバージョンが影響を受けます。Windowsシステム上で稼働しているものに影響があります。 クラウド版のApex One as a Serviceは影響を受けないとされています。
2.2 影響を受ける設定
脆弱性はApex Oneコンソール内に存在し、デフォルトでTCPポート8080および4343でリッスンしています。 外部に公開されたコンソールIPアドレスを持つシステムは、特にリスクが高いとされています。
3. 影響を受けた時の兆候
検索結果からは、システムが影響を受けた際の具体的な兆候(例:特定のログエントリ、異常なプロセスなど)については明確な記述がありませんでした。ただし、この脆弱性が悪用された場合、攻撃者による任意のコード実行が可能となるため、システムへの不正アクセス、マルウェアの導入、データ流出などの兆候が現れる可能性があります。
4. 推奨対策
4.1 本対策
Trend Microは、2025年8月15日に恒久的なパッチ(SP1 CP B14081)をリリースしました。 影響を受ける組織は、このパッチを速やかに適用することが推奨されます。
4.2 暫定回避策(緩和策)
Trend Microは、2025年8月6日に一時的な修正ツール(FixTool_Aug2025)をリリースしています。このツールは、リモートエージェントインストール機能を無効にしますが、既知の悪用から保護を提供します。 また、組織はリモートアクセスポリシーを見直し、管理コンソールへの不正アクセスを防ぐために境界セキュリティを強化することが重要です。
参照サイト