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CVE-2025-49706 の詳細

CVEの情報

説明:
Improper authentication in Microsoft Office SharePoint allows an unauthorized attacker to perform spoofing over a network.

CVE更新日: 2025-07-08 17:15:58.250000

CVSSバージョン: 3.1

CVSSスコア: 6.5

KEVの情報

KEV更新日: 2025-07-22

EPSSの情報

EPSSは脆弱性が今後30日以内に悪用される確率を予測するスコアリングシステムで、FIRST(Forum of Incident Response and Security Teams)が提供しています。
EPSSのスコアが高いということは、攻撃されるリスクが高いことを意味するので、早めの対策が必要です。

EPSSスコア: 0.990950000

EPSS更新日: 2026-10-19 00:00:00

SSVCの情報

SSVCはカーネギーメロン大学ソフトウェア工学研究所が提案する脆弱性の評価手法です。ステークホルダーごとに脆弱性対応の優先度を決定することを支援します。
本サイトでは、CVE、KEV、EPSSの内容からExploitation(悪用状況)、Technical Impact(技術的影響)、Automatable(自動攻撃の可否)を判定します。

Exploitation: active

Technical Impact: medium

Automatable: True

AIを使った解説

解説:

CVE-2025-49706について、以下の観点で解説します。

1. 脆弱性の概要

CVE-2025-49706は、Microsoft SharePoint Enterprise Serverにおける認証バイパスの脆弱性です。この脆弱性により、認証されていない攻撃者がネットワーク経由でスプーフィング攻撃を実行できるようになります。この脆弱性は、Microsoft SharePointがユーザーIDを処理する際の認証メカニズムの不備に起因しており、攻撃者がネットワーク上でユーザーの資格情報を詐称することを許容します。特に、ToolPane.aspxエンドポイントへのアクセスに関する認証チェックにおいて、Refererヘッダーを偽装することで認証を迂回します。この脆弱性は、CVE-2025-49704(リモートコード実行)と組み合わせて悪用され、認証されていないリモートコード実行につながる可能性があります。

1.1 影響

攻撃者はIDを詐称し、不正なアクセスや情報漏洩につながる可能性があります。他の脆弱性と組み合わせることで、認証されていない攻撃者がSharePointサーバー上で任意のコマンドを実行できるリモートコード実行(RCE)に至る可能性があります。これは、組織にとって重大なリスクとなります。

1.2 深刻度

CVE-2025-49706は、単体ではスプーフィングの脆弱性であり、CVSS 3.1スコアは6.3(中程度)ですが、CVE-2025-49704/53770(リモートコード実行)と組み合わせた攻撃チェーンでは、CVSS 3.1スコアが9.8(緊急)と評価されており、「Critical Impact(危機的な影響)」とされています。

2. 対象となる環境

2.1 影響を受けるOSバージョン

  • Microsoft SharePoint Enterprise Server 2016
  • Microsoft SharePoint Server 2019
  • Microsoft SharePoint Server (Subscription Edition)

注記: SharePoint Online in Microsoft 365は影響を受けません。

2.2 影響を受ける設定

特定の記載はありませんが、オンプレミス環境のMicrosoft SharePointサーバーが影響を受けます。

3. 影響を受けた時の兆候

  • リモートIPからの予期しないログインアクティビティ
  • 異常なアクセスパターンやID詐称の悪用試行を検出するためのSharePoint認証ログの継続的な監視で不審な動きが見られる場合
  • 「ToolShell」と総称される一連の脆弱性(CVE-2025-49704, CVE-2025-49706, CVE-2025-53770, CVE-2025-53771)の悪用を示すログやネットワークトラフィックの兆候。

4. 推奨対策

4.1 本対策

Microsoftからリリースされている、CVE-2025-49706および関連する脆弱性(特にCVE-2025-53771などのパッチバイパス)に対するセキュリティ更新プログラムをすべて適用してください。

4.2 暫定回避策(緩和策)

検索結果には具体的な暫定回避策の詳細は明記されていません。ただし、パッチ適用までの間は、SharePoint認証ログの継続的な監視により異常なアクセスパターンを早期に検出し、IDS/IPS(侵入検知システム/侵入防止システム)などのセキュリティソリューションで関連する攻撃パターンをブロックする設定を検討することが推奨されます。

他に解説すべき観点

  • 攻撃チェーン「ToolShell」: CVE-2025-49706は、CVE-2025-49704(RCE脆弱性)、CVE-2025-53770、CVE-2025-53771と共に「ToolShell」と総称される攻撃チェーンの一部として活発に悪用されています。これらの脆弱性を組み合わせることで、認証されていない状態からリモートコード実行が可能になります。
  • 活発な悪用とAPTグループ: この脆弱性は、Linen Typhoon、Violet Typhoon、Storm-2603などのAPTグループによって積極的に悪用され、ランサムウェアの展開にも利用されたことが確認されています。
  • パッチバイパス: CVE-2025-49706の当初のパッチがリリースされた後、すぐにそのパッチをバイパスする新たな脆弱性(CVE-2025-53771)が確認され、ゼロデイ攻撃で悪用されました。このため、最新かつ包括的なセキュリティアップデートを適用することが極めて重要です。

参照したサイト

NVDサイト

NVDでCVEの詳細を見る

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