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CVE-2025-33053 の詳細

CVEの情報

説明:
External control of file name or path in Internet Shortcut Files allows an unauthorized attacker to execute code over a network.

CVE更新日: 2025-06-10 17:22:18.853000

CVSSバージョン: 3.1

CVSSスコア: 8.8

KEVの情報

KEV更新日: 2025-06-10

EPSSの情報

EPSSは脆弱性が今後30日以内に悪用される確率を予測するスコアリングシステムで、FIRST(Forum of Incident Response and Security Teams)が提供しています。
EPSSのスコアが高いということは、攻撃されるリスクが高いことを意味するので、早めの対策が必要です。

EPSSスコア: 0.870150000

EPSS更新日: 2026-10-18 00:00:00

SSVCの情報

SSVCはカーネギーメロン大学ソフトウェア工学研究所が提案する脆弱性の評価手法です。ステークホルダーごとに脆弱性対応の優先度を決定することを支援します。
本サイトでは、CVE、KEV、EPSSの内容からExploitation(悪用状況)、Technical Impact(技術的影響)、Automatable(自動攻撃の可否)を判定します。

Exploitation: active

Technical Impact: high

Automatable: False

AIを使った解説

解説:

CVE-2025-33053は、Microsoft WindowsのWeb Distributed Authoring and Versioning(WebDAV)機能に存在するリモートコード実行(RCE)の脆弱性です。この脆弱性は、特にインターネットショートカットファイル(.urlファイル)の処理に関連しています。

1. 脆弱性の概要

悪意を持って細工された.urlファイルをユーザーが開いた際に、攻撃者が制御するリモートのWebDAVサーバー上のマルウェアを密かに実行させることが可能になります。これは、Windowsが廃止されたInternet Explorerのレガシーコンポーネントをレガシーアプリケーション内で強制的に使用し、ファイル名またはパスの外部制御に不備があることによって引き起こされます。

1.1 影響 攻撃者は影響を受けるシステムを完全に制御できる可能性があり、リモートで任意のコードを実行することが可能になります。これにより、高い特権(Netlogonサービス権限など)でのコード実行、情報漏洩、サービス拒否(DoS)などが引き起こされる可能性があります。

1.2 深刻度 この脆弱性のCVSS v3.1基本スコアは8.8で、「重要(High)」と評価されています。 しかし、一部のセキュリティ機関やベンダーは、その悪用可能性と影響の大きさから「緊急(Critical)」に分類しています。 実際、この脆弱性は「Stealth Falcon」というAPTグループによってゼロデイ脆弱性として悪用されたことが確認されています。

2. 対象となる環境

2.1 影響を受けるOSバージョン Microsoft Windows 10(32ビット、x64ベース、バージョン1607、1809、21H2、ARM64ベースを含む)、Windows 11、およびWindows Server(2008、2012、2016、2022、2025)など、複数のWindows製品が影響を受けます。 サポート終了済みのWindows 8やWindows Server 2012向けにもパッチが提供されています。

2.2 影響を受ける設定 本脆弱性はWebDAVサービスに関連しており、ユーザーが悪意のある.urlファイルをクリックすることで悪用されます。WebDAVはデフォルトで有効になっていない(2023年に非推奨化された)コンポーネントですが、脆弱性は存在していました。 脆弱性の本質は、.urlファイルのWorkingDirectoryがリモートホストを指しているかどうかを検証しない点にあります。

3. 影響を受けた時の兆候

以下のような兆候が確認された場合、本脆弱性が悪用された可能性があります。 * ユーザーディレクトリ内の予期しないショートカットファイル(.urlファイルや.lnkファイル)の存在。 * デフォルトのWindowsプロセスによって起動された、異常な、または未確認のWebDAV接続を含む不審なネットワークトラフィックパターン。 * 不審な実行ファイルの起動。 * マイクロソフトは、この脆弱性が実際に悪用されたことを確認しています。

4. 推奨対策

4.1 本対策 Microsoftが2025年6月10日にリリースしたセキュリティ更新プログラムを適用してください。これらの更新プログラムは、Windows Updateを通じて提供されます。 Microsoftは、この更新プログラムを72時間以内にインストールすることを推奨しています。

4.2 暫定回避策(緩和策) * フィッシング詐欺やスピアフィッシング攻撃を検出するための従業員トレーニングを実施する。 * 不審なドメインへのWebDAVトラフィックを監視する。 * LOLBins(Living Off the Land Binaries)の悪用や不正なプロセスインジェクションを検出するためのセキュリティソリューションを活用する。 * 不審なアーカイブ添付ファイル内のURLファイルやLNKファイルを開かないように注意する。

他に解説すべき観点

  • 発見者: この脆弱性はCheck Point Researchによって発見されました。
  • 悪用事例: 中東およびアフリカの防衛機関を標的としたスパイ活動において、APTグループ「Stealth Falcon」(別名FruityArmor)によってゼロデイ攻撃として悪用されました。
  • CISAの対応: 米国のサイバーセキュリティ・インフラストラクチャ・セキュリティ庁(CISA)は、この脆弱性を既知の悪用されている脆弱性(KEV)カタログに追加し、連邦政府機関に対して2025年7月1日までにパッチを適用するよう義務付けています。

参照したサイト

NVDサイト

NVDでCVEの詳細を見る

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