CVE-2025-24984 の詳細
CVEの情報
説明:
Insertion of sensitive information into log file in Windows NTFS allows an unauthorized attacker to disclose information with a physical attack.
CVE更新日: 2025-03-11 17:16:34.090000
CVSSバージョン: 3.1
CVSSスコア: 4.6
KEVの情報
KEV更新日: 2025-03-11
EPSSの情報
EPSSは脆弱性が今後30日以内に悪用される確率を予測するスコアリングシステムで、FIRST(Forum of Incident Response and Security Teams)が提供しています。
EPSSのスコアが高いということは、攻撃されるリスクが高いことを意味するので、早めの対策が必要です。
EPSSスコア: 0.019940000
EPSS更新日: 2026-10-19 00:00:00
SSVCの情報
SSVCはカーネギーメロン大学ソフトウェア工学研究所が提案する脆弱性の評価手法です。ステークホルダーごとに脆弱性対応の優先度を決定することを支援します。
本サイトでは、CVE、KEV、EPSSの内容からExploitation(悪用状況)、Technical Impact(技術的影響)、Automatable(自動攻撃の可否)を判定します。
Exploitation: active
Technical Impact: high
Automatable: False
CVE-2025-24984について、以下の観点で解説します。
1. 脆弱性の概要
CVE-2025-24984は、Windows NTFSファイルシステムにおける情報漏えいの脆弱性です。この脆弱性は、機密データがログファイルに挿入されることによって発生します(CWE-532)。物理的なシステムにアクセスできる攻撃者が、悪意のあるUSBストレージデバイスを接続することで、NTFSのログ構造から機密情報を抽出する可能性があります。
1.1 影響 この脆弱性が悪用されると、ファイルパス、メタデータ、ファイル内容の一部、NTFSの内部データ構造、およびヒープメモリの一部など、機密情報が漏えいする可能性があります。 コード実行や権限昇格に直接つながるものではありませんが、その後の侵害やポストエクスプロイト活動を助ける可能性があります。
1.2 深刻度 CVSS v3.1スコアは4.6で、深刻度は「中」に分類されています。 しかし、CISAは積極的に悪用されている脆弱性として、このCVEをKnown Exploited Vulnerabilities (KEV) カタログに追加しています。 物理的なアクセスが必要であるにもかかわらず、EPSSスコアは89.5パーセンタイルで4.97%であり、注目すべき悪用活動が示唆されています。
2. 対象となる環境
2.1 影響を受けるOSバージョン 以下のMicrosoft WindowsおよびWindows Serverのバージョンが影響を受けます。 * Windows 10: バージョン 1507 (10.0.10240.20947未満), 1607 (10.0.14393.7876未満), 1809 (10.0.17763.7009未満), 21H2 (10.0.19044.5608未満), 22H2 (10.0.19045.5608未満) * Windows 11: バージョン 22H2 (10.0.22621.5039未満), 23H2 (10.0.22631.5039未満), 24H2 (10.0.26100.3476未満) * Windows Server: 2012 (6.2.9200.25368未満), 2012 R2 (6.3.9600.22470未満), 2016 (10.0.14393.7876未満), 2019 (10.0.17763.7009未満), 2022 (10.0.20348.3270未満、または23H2 10.0.25398.1486未満), 2025 (10.0.26100.3403未満)
2.2 影響を受ける設定 信頼できない物理ストレージデバイスにさらされる可能性のあるNTFSを実行しているシステムが対象となります。 脆弱性の種類はCWE-532 (ログファイルへの機密情報の挿入) に分類されます。
3. 影響を受けた時の兆候
4. 推奨対策
4.1 本対策 * 2025年3月のMicrosoftセキュリティアップデートを適用する。 このパッチはNTFSドライバーにおける機密情報のログ記録動作を修正し、Windows Update、WSUS、またはMicrosoft Updateカタログを通じて入手可能です。
4.2 暫定回避策(緩和策) * エンドポイントおよびサーバーへの不正な物理的アクセスを制限するための物理セキュリティ対策を実施する。 * グループポリシーまたはエンドポイント保護ソリューションを介してUSBデバイス制御ポリシーを展開し、不明または信頼できないストレージデバイスが機密システムに接続されるのをブロックする。 * BitLockerまたは同等の完全ディスク暗号化を使用して、保存データを保護するために機密ボリュームを暗号化する。 * 利用可能な緩和策がない場合は、製品の使用を中止する。
他に解説すべき観点
参照したサイト