CVE-2024-9680 の詳細
CVEの情報
説明:
An attacker was able to achieve code execution in the content process by exploiting a use-after-free in Animation timelines. We have had reports of this vulnerability being exploited in the wild. This vulnerability affects Firefox < 131.0.2, Firefox ESR < 128.3.1, Firefox ESR < 115.16.1, Thunderbird < 131.0.1, Thunderbird < 128.3.1, and Thunderbird < 115.16.0.
CVE更新日: 2024-10-09 13:15:12.090000
CVSSバージョン: 3.1
CVSSスコア: 9.8
KEVの情報
KEV更新日: 2024-10-15
EPSSの情報
EPSSは脆弱性が今後30日以内に悪用される確率を予測するスコアリングシステムで、FIRST(Forum of Incident Response and Security Teams)が提供しています。
EPSSのスコアが高いということは、攻撃されるリスクが高いことを意味するので、早めの対策が必要です。
EPSSスコア: 0.231840000
EPSS更新日: 2026-10-19 00:00:00
SSVCの情報
SSVCはカーネギーメロン大学ソフトウェア工学研究所が提案する脆弱性の評価手法です。ステークホルダーごとに脆弱性対応の優先度を決定することを支援します。
本サイトでは、CVE、KEV、EPSSの内容からExploitation(悪用状況)、Technical Impact(技術的影響)、Automatable(自動攻撃の可否)を判定します。
Exploitation: active
Technical Impact: high
Automatable: True
CVE-2024-9680について、以下の観点で解説します。
1. 脆弱性の概要
CVE-2024-9680は、Mozilla FirefoxおよびThunderbirdソフトウェアに影響を与える、深刻なリモートコード実行 (RCE) の脆弱性です。この脆弱性は「Use-After-Free (解放後使用)」と呼ばれる種類のメモリ破損の欠陥であり、ブラウザのAnimation timelinesコンポーネントに存在します。すでに積極的に悪用されていることが確認されており、CISAのKnown Exploited Vulnerabilities (KEV) カタログにも追加されています。
1.1 影響
攻撃者はこの脆弱性を悪用することで、コンテンツプロセス内で任意の悪意のあるコードを実行できる可能性があります。これにより、機密データの流出、ランサムウェアなどのマルウェアのダウンロードと実行、システムの完全な侵害(機密性、完全性、可用性の侵害)につながる可能性があります。攻撃を成功させるためには、ユーザーが攻撃者によって制御されたウェブページにアクセスするだけでよく、それ以上のユーザーインタラクションは不要です。
潜在的な攻撃手法には、水飲み場型攻撃、ドライブバイダウンロードキャンペーン、フィッシング、SEOポイズニング、マルバタイジング、タイポスクワッティング、Punycodeドメインなどが挙げられます。
1.2 深刻度
CVSSv3.1スコアは9.8 (Critical - 危機的) と評価されています。Mozilla Foundation Security Advisoriesも、この脆弱性が悪用されていることを示しており、深刻な脅威であることを強調しています。
2. 対象となる環境
2.1 影響を受けるOSバージョン
以下のバージョンのMozilla製品が影響を受けます。
2.2 影響を受ける設定
特定のOSやソフトウェアの設定に依存するものではなく、影響を受けるバージョンのソフトウェアを使用している場合に脆弱性が存在します。
3. 影響を受けた時の兆候
直接的な兆候は、攻撃者が悪意のあるウェブページにアクセスさせることでコードを実行するため、ユーザーがすぐに気づかない可能性があります。しかし、間接的な兆候として、以下のようなマルウェア感染の一般的な兆候が現れる可能性があります。
4. 推奨対策
4.1 本対策
直ちに影響を受けるソフトウェアを最新の修正済みバージョンにアップデートしてください。
Mozillaは、脆弱性報告から25時間以内に修正をリリースするなど、迅速な対応を行っています。
4.2 暫定回避策(緩和策)
Red Hatは、この問題に対する実用的な緩和策を特定できていないため、できるだけ早く影響を受けるパッケージを更新することを推奨しています。
パッチの適用が直ちに行えない場合、一時的な解決策として、Google Chrome、Brave、Microsoft Edge、OperaなどのChromiumベースの代替ブラウザへの移行を検討することができます。ただし、これはあくまで一時的な回避策であり、根本的な解決策ではありません。
Symantec DCS IPSポリシーを利用している場合、カスタムFirefoxサンドボックス内で実行できるプログラムや、読み書きできるリソースを制御できる可能性があります。デフォルトのDCSポリシーは、水飲み場型攻撃やドライブバイダウンロード攻撃を防ぐために、すべてのインバウンドおよびアウトバウンドネットワーク接続をブロックします。
5. 他に解説すべき観点
参照したサイト