CVE-2024-9465 の詳細
CVEの情報
説明:
An SQL injection vulnerability in Palo Alto Networks Expedition allows an unauthenticated attacker to reveal Expedition database contents, such as password hashes, usernames, device configurations, and device API keys. With this, attackers can also create and read arbitrary files on the Expedition system.
CVE更新日: 2024-10-09 17:15:20.287000
CVSSバージョン: 4.0
CVSSスコア: 9.2
KEVの情報
KEV更新日: 2024-11-14
EPSSの情報
EPSSは脆弱性が今後30日以内に悪用される確率を予測するスコアリングシステムで、FIRST(Forum of Incident Response and Security Teams)が提供しています。
EPSSのスコアが高いということは、攻撃されるリスクが高いことを意味するので、早めの対策が必要です。
EPSSスコア: 0.996260000
EPSS更新日: 2026-10-19 00:00:00
SSVCの情報
SSVCはカーネギーメロン大学ソフトウェア工学研究所が提案する脆弱性の評価手法です。ステークホルダーごとに脆弱性対応の優先度を決定することを支援します。
本サイトでは、CVE、KEV、EPSSの内容からExploitation(悪用状況)、Technical Impact(技術的影響)、Automatable(自動攻撃の可否)を判定します。
Exploitation: active
Technical Impact: low
Automatable: True
CVE-2024-9465について、以下の観点で解説します。
1. 脆弱性の概要
CVE-2024-9465は、Palo Alto Networksのファイアウォール移行・設定ツールであるExpeditionに存在するSQLインジェクションの脆弱性です。この脆弱性は、ExpeditionがSQLステートメントでユーザーが提供する入力を適切に無害化しないことに起因します。認証されていない攻撃者がネットワーク経由で悪用することが可能です。
1.1 影響
この脆弱性が悪用されると、攻撃者はExpeditionデータベースから任意のコンテンツを読み取ることができます。これには、Expeditionユーザーのパスワードハッシュ、ユーザー名、平文のデバイス認証情報、および管理対象Palo Alto NetworksファイアウォールのAPIキーが含まれます。さらに、攻撃者は基盤となるExpeditionシステム上で任意のファイルを作成および読み取ることが可能となり、単なるデータ開示以上の影響を及ぼします。認証情報なしでテーブルの作成、クエリの注入、機密データのダンプも行えるため、侵害されたネットワークの制御が拡大する可能性があります。
1.2 深刻度
CVE-2024-9465は、CVSSスコア9.2のクリティカルな脆弱性として評価されています。CISAは、この脆弱性を既知の悪用されている脆弱性(KEV)カタログに追加しており、実環境での活発な悪用が確認されています。EPSS(Exploit Prediction Scoring System)の悪用可能性は99.6%と非常に高い値を示しています。
2. 対象となる環境
この脆弱性の対象となる製品は、Palo Alto Networks Expeditionです。
2.1 影響を受けるOSバージョン
特定のOSバージョンに関する情報は検索結果からは明確ではありません。脆弱性はPalo Alto Networks Expeditionツール自体に存在します。
2.2 影響を受ける設定
脆弱性は、Expeditionのウェブルート内の特定のPHPファイル(例:
/var/www/html/bin/configurations/parsers/Checkpoint/CHECKPOINT.php)に存在します。これらのファイルでは、HTTPリクエストパラメータが適切にサニタイズされずにSQLクエリの構築に使用されています。影響を受けるエンドポイントは認証を必要としないため、リモートの認証されていない攻撃者がアクセス可能です。3. 影響を受けた時の兆候
この脆弱性はSQLインジェクションであり、ファイル作成や読み取りも可能であるため、以下のような兆候が考えられます。 * Expeditionシステム上で、意図しないデータベース活動 * 予期せぬファイルの作成や変更 * データベースからの機密情報(パスワードハッシュ、APIキーなど)の漏洩 * 認証されていないアクセス試行のログ
4. 推奨対策
4.1 本対策
Palo Alto Networksから提供されているセキュリティアップデートを適用してください。 * Expeditionバージョン1.2.96以降にアップデートすることで、この脆弱性は修正されます。 * Palo Alto Networksのセキュリティアドバイザリ「PAN-SA-2024-0010」に詳細が記載されています。 * CISAは、2024年12月5日を修正期限としています。
4.2 暫定回避策(緩和策)
参照したサイト
その他解説すべき観点