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CVE-2024-8956 の詳細

CVEの情報

説明:
PTZOptics PT30X-SDI/NDI-xx before firmware 6.3.40 is vulnerable to an insufficient authentication issue. The camera does not properly enforce authentication to /cgi-bin/param.cgi when requests are sent without an HTTP Authorization header. The result is a remote and unauthenticated attacker can leak sensitive data such as usernames, password hashes, and configurations details. Additionally, the attacker can update individual configuration values or overwrite the whole file.

CVE更新日: 2024-09-17 20:15:07.287000

CVSSバージョン: 3.1

CVSSスコア: 9.1

KEVの情報

KEV更新日: 2024-11-04

EPSSの情報

EPSSは脆弱性が今後30日以内に悪用される確率を予測するスコアリングシステムで、FIRST(Forum of Incident Response and Security Teams)が提供しています。
EPSSのスコアが高いということは、攻撃されるリスクが高いことを意味するので、早めの対策が必要です。

EPSSスコア: 0.587870000

EPSS更新日: 2026-10-19 00:00:00

SSVCの情報

SSVCはカーネギーメロン大学ソフトウェア工学研究所が提案する脆弱性の評価手法です。ステークホルダーごとに脆弱性対応の優先度を決定することを支援します。
本サイトでは、CVE、KEV、EPSSの内容からExploitation(悪用状況)、Technical Impact(技術的影響)、Automatable(自動攻撃の可否)を判定します。

Exploitation: active

Technical Impact: high

Automatable: True

AIを使った解説

解説:

CVE-2024-8956について、以下の観点で解説します。

1. 脆弱性の概要

CVE-2024-8956は、PTZOptics製ネットワークカメラにおける認証不備の脆弱性です。この脆弱性は、HTTP認証ヘッダーなしで /cgi-bin/param.cgi へのリクエストが送信された際に、認証が適切に強制されないことに起因します。

この認証の不備により、リモートの認証されていない攻撃者が機微な情報(ユーザー名、パスワードハッシュ、設定詳細など)を漏洩させたり、個々の設定値を更新したり、ファイル全体を上書きしたりする可能性があります。

さらに、この脆弱性は、同時に報告されたOSコマンドインジェクションの脆弱性であるCVE-2024-8957と組み合わせることで、認証されていないリモート攻撃者が任意のOSコマンドをroot権限で実行できる可能性があります。

1.1 影響

本脆弱性の悪用による影響は以下の通りです。

  • ユーザー名、MD5パスワードハッシュ、ネットワーク設定などの機密情報が漏洩する可能性があります。
  • 個々の設定値が更新されたり、ファイル全体が上書きされたりする可能性があります。
  • CVE-2024-8957と組み合わせて悪用された場合、リモートからの任意のコード実行(RCE)が可能となり、カメラの完全な制御、ビデオフィードの表示または変更、機密セッション(ビジネス会議や遠隔医療など)の侵害、ボットネットへの組み込みなどが引き起こされる可能性があります。

1.2 深刻度

本脆弱性の深刻度は以下の通り評価されています。

  • CVSS v3.1基本スコア: 9.1 (Critical)
    • CVSSベクトル: AV:N/AC:L/PR:N/UI:N/S:U/C:H/I:H/A:N
  • CVSS v4スコア: 9.3
    • CVSSベクトル: AV:N/AC:L/AT:N/PR:N/UI:N/VC:H/VI:H/VA:N/SC:N/SI:N/SA:N
  • Tenable社による深刻度評価は「Critical」です。
  • この脆弱性は、米サイバーセキュリティ・インフラセキュリティ庁(CISA)のKnown Exploited Vulnerabilities (KEV) Catalogに登録されており、活発な悪用が確認されています。

2. 対象となる環境

2.1 影響を受けるOSバージョン

PTZOptics製の以下のファームウェアバージョンが影響を受けます。

  • PTZOptics PT30X-SDI/NDI-xx ファームウェアバージョン 6.3.40 より前のバージョン
    • 具体的には、PTZOptics PT30X-SDI バージョン ~ 6.3.40 (excluded)
    • PTZOptics PT30X-NDI-xx-G2 バージョン ~ 6.3.40 (excluded)
  • Hisilicon Hi3516A V600 SoC V60, V61, V63ベースのVHD PTZカメラファームウェア < 6.3.40 を使用しているPTZOptics, Multicam Systems SAS, SMTAV Corporation製デバイスも影響を受けます。

2.2 影響を受ける設定

カメラがHTTP認証ヘッダーなしで /cgi-bin/param.cgi へのリクエストを受け入れる設定が影響を受けます。

3. 影響を受けた時の兆候

  • CGI APIへの認証なしアクセス試行。
  • リモートからリバースシェルアクセス用のシェルスクリプトをダウンロードするための wget コマンドの実行など、不審なネットワーク活動やコマンド実行が観測される可能性があります。
  • カメラの設定が意図せず変更されている。
  • カメラからの予期しないデータ送信。

4. 推奨対策

4.1 本対策

  • 影響を受けるバージョンのユーザーは、速やかに最新のファームウェアバージョンにアップデートすることが強く推奨されます。PTZOptics社は、本脆弱性に対処するファームウェアアップデートをリリースしています。
  • CISAは、ベンダー提供の修正を適用するか、緩和策が利用できない場合は影響を受ける製品の使用を中止するよう勧告しています。
  • 本脆弱性はCISA KEVに登録されており、2024年11月25日までに修正が義務付けられています。

4.2 暫定回避策(緩和策)

  • 不明(具体的な暫定回避策に関する明確な情報は見つかりませんでした。)
  • 一般的には、影響を受けるデバイスをインターネットから隔離し、不要なポートを閉じ、アクセス制御を厳格化するなどのネットワークセグメンテーションが有効です。
  • Check Point社のIPS保護機能は、本脆弱性の悪用試行を検知します。
  • FortinetのFortiGuard Labsは、PTZOptics製カメラへの攻撃増加を観測しており、FortiNDR CloudユーザーはFortinetからのIOC(Indicators of Compromise)を使用して関連活動を検出できます。

5. 他に解説すべき観点

  • 関連する脆弱性: 本脆弱性(CVE-2024-8956)は、OSコマンドインジェクションの脆弱性であるCVE-2024-8957と同時に報告されており、両者を組み合わせることで認証なしのリモートコード実行が可能になります。
  • 発見経緯: この脆弱性は、GreyNoise社が開発したAIを活用した脅威ハンティングツール「Sift」によって発見されました。
  • 影響範囲: この種のカメラは、産業、ヘルスケア、ビジネス会議、政府機関、法廷などの重要な環境で広く使用されており、脆弱性の悪用はこれらの分野に重大な影響を与える可能性があります。

参照したサイト

NVDサイト

NVDでCVEの詳細を見る

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