Trusted Design

CVE-2024-36401 の詳細

CVEの情報

説明:
GeoServer is an open source server that allows users to share and edit geospatial data. Prior to versions 2.22.6, 2.23.6, 2.24.4, and 2.25.2, multiple OGC request parameters allow Remote Code Execution (RCE) by unauthenticated users through specially crafted input against a default GeoServer installation due to unsafely evaluating property names as XPath expressions. The GeoTools library API that GeoServer calls evaluates property/attribute names for feature types in a way that unsafely passes them to the commons-jxpath library which can execute arbitrary code when evaluating XPath expressions. This XPath evaluation is intended to be used only by complex feature types (i.e., Application Schema data stores) but is incorrectly being applied to simple feature types as well which makes this vulnerability apply to **ALL** GeoServer instances. No public PoC is provided but this vulnerability has been confirmed to be exploitable through WFS GetFeature, WFS GetPropertyValue, WMS GetMap, WMS GetFeatureInfo, WMS GetLegendGraphic and WPS Execute requests. This vulnerability can lead to executing arbitrary code. Versions 2.22.6, 2.23.6, 2.24.4, and 2.25.2 contain a patch for the issue. A workaround exists by removing the `gt-complex-x.y.jar` file from the GeoServer where `x.y` is the GeoTools version (e.g., `gt-complex-31.1.jar` if running GeoServer 2.25.1). This will remove the vulnerable code from GeoServer but may break some GeoServer functionality or prevent GeoServer from deploying if the gt-complex module is needed.

CVE更新日: 2024-07-01 16:15:04.120000

CVSSバージョン: 3.1

CVSSスコア: 9.8

KEVの情報

KEV更新日: 2024-07-15

EPSSの情報

EPSSは脆弱性が今後30日以内に悪用される確率を予測するスコアリングシステムで、FIRST(Forum of Incident Response and Security Teams)が提供しています。
EPSSのスコアが高いということは、攻撃されるリスクが高いことを意味するので、早めの対策が必要です。

EPSSスコア: 0.998130000

EPSS更新日: 2026-10-18 00:00:00

SSVCの情報

SSVCはカーネギーメロン大学ソフトウェア工学研究所が提案する脆弱性の評価手法です。ステークホルダーごとに脆弱性対応の優先度を決定することを支援します。
本サイトでは、CVE、KEV、EPSSの内容からExploitation(悪用状況)、Technical Impact(技術的影響)、Automatable(自動攻撃の可否)を判定します。

Exploitation: active

Technical Impact: high

Automatable: True

AIを使った解説

解説:

CVE-2024-36401について、以下の観点から解説します。

1. 脆弱性の概要

CVE-2024-36401は、オープンソースの地理空間データ共有・編集サーバーであるGeoServerにおける、認証不要のリモートコード実行(RCE)の脆弱性です。この脆弱性は、GeoServerが依存するGeoToolsライブラリが、プロパティ名をXPath式として評価する際にcommons-jxpathライブラリを使用することに起因します。本来、XPathの評価は複雑なフィーチャタイプ(Application Schemaデータストアなど)に対してのみ意図されていましたが、誤って単純なフィーチャタイプにも適用されるため、すべてのデフォルトのGeoServerインストールが影響を受けます。

攻撃者は、細工されたOpen Geospatial Consortium (OGC) リクエストを送信することで、この脆弱性を悪用できます。これにより、認証なしでリモートから任意のコードを実行することが可能となります。

1.1 影響

この脆弱性が悪用されると、認証されていないリモートの攻撃者によってGeoServerインスタンス上で任意のコードが実行される可能性があります。これにより、サーバーが完全に侵害され、システムの機密性、完全性、可用性に大きな影響を与える可能性があります。

CISA(米国サイバーセキュリティ・インフラストラクチャセキュリティ庁)の既知の悪用されている脆弱性(KEV)カタログに追加されており、活発な悪用が確認されています。

1.2 深刻度

CVSS v3.1スコアは9.8(Critical、緊急)と評価されており、非常に深刻度の高い脆弱性です。また、EPSS(Exploit Prediction Scoring System)のデータによると、このCVEは悪用される可能性が最も高い脆弱性の上位パーセンタイルに位置付けられています。

2. 対象となる環境

2.1 影響を受けるOSバージョン

この脆弱性は、GeoServerアプリケーション自体に存在するため、特定のOSバージョンに依存しません。以下のバージョンより前のGeoServerのすべてのデフォルトインストールが影響を受けます。

  • GeoServer 2.22.6より前
  • GeoServer 2.23.6より前
  • GeoServer 2.24.4より前
  • GeoServer 2.25.2より前

2.2 影響を受ける設定

すべてのデフォルトのGeoServerインストールが影響を受けます。これは、XPath評価が、本来意図されていない単純なフィーチャタイプにも誤って適用されることに起因します。

3. 影響を受けた時の兆候

以下の兆候が確認された場合、脆弱性の悪用の可能性があります:

  • /geoserver/ows、/geoserver/wfs、/geoserver/wms、または/geoserver/wpsへのHTTPリクエストに、propertyName、valueReference、またはtypeNamesパラメータにexec(, Runtime.getRuntime, ProcessBuilderなどのJXPath拡張関数構文が含まれている。
  • GeoServerをホストしているJavaプロセスによって、sh、bash、cmd.exe、powershell.exe、curl、wgetなどの子プロセスが生成されている。
  • OGCリクエストの直後に、GeoServerホストから見慣れないIPアドレスへの外部接続が発生している。
  • WFSまたはWMSトラフィックの直後に、GeoServerのデータディレクトリまたは一時パスに新しいファイルが書き込まれている。
  • ログに異常なアクセスパターンや認証失敗の試行が見られる。
  • GeoServerとのアプリケーションインタラクションにおける挙動の異常。
  • システム、特にXPath式を使用する機能における予期しない変更。

CISAのレポートでは、攻撃者がJavaScript拡張機能をロードしようとした形跡が確認されています。また、SideWalkバックドア、GOREVERSE(リバースプロキシ)、Miraiの亜種(JenX、Condi)、CoinMinerなどのマルウェアが展開された事例も報告されています。

4. 推奨対策

4.1 本対策

GeoServerを以下のバージョン、またはそれ以降のバージョンにアップグレードしてください。

  • 2.22.6
  • 2.23.6
  • 2.24.4
  • 2.25.2

4.2 暫定回避策(緩和策)

  • GeoServerインストールからgt-complex-x.y.jarファイルを削除します。ここでx.yは使用しているGeoToolsのバージョンに一致します(例: GeoServer 2.25.1を実行している場合はgt-complex-31.1.jar)。
    • 注意点: このファイルを削除すると、GeoServerの一部の機能が損なわれたり、gt-complexモジュールが必要な拡張機能を使用している場合にGeoServerのデプロイが妨げられたりする可能性があります。本対策を適用する前に、テスト環境で影響を十分に評価してください。
  • GeoServerの管理およびOGCエンドポイントへのネットワークアクセスを信頼できるネットワークに制限してください。
  • OGCパラメータにJXPath拡張関数構文を含むリクエストをブロックするために、GeoServerの前にWebアプリケーションファイアウォール(WAF)を配置してください。

その他に解説すべき観点

  • CISA KEVカタログへの追加: 米国サイバーセキュリティ・インフラストラクチャセキュリティ庁 (CISA) は、この脆弱性を既知の悪用されている脆弱性 (KEV) カタログに追加しました。これは、この脆弱性が活発に悪用されていることを示すものです。
  • 攻撃のタイムライン: 脆弱性が公開されてから2週間足らずで、攻撃者による悪用が確認されています。この迅速な悪用は、迅速なパッチ適用が極めて重要であることを強調しています。
  • 関連するCWE: この脆弱性は、CWE-95 (Improper Neutralization of Directives in Dynamically Evaluated Code (Eval Injection)) および CWE-94 (Improper Control of Generation of Code) に分類されます。

参照したサイト

NVDサイト

NVDでCVEの詳細を見る

戻る