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CVE-2024-23692 の詳細

CVEの情報

説明:
Rejetto HTTP File Server, up to and including version 2.3m, is vulnerable to a template injection vulnerability. This vulnerability allows a remote, unauthenticated attacker to execute arbitrary commands on the affected system by sending a specially crafted HTTP request. As of the CVE assignment date, Rejetto HFS 2.3m is no longer supported.

CVE更新日: 2024-05-31 10:15:09.330000

CVSSバージョン: 3.1

CVSSスコア: 9.8

KEVの情報

KEV更新日: 2024-07-09

EPSSの情報

EPSSは脆弱性が今後30日以内に悪用される確率を予測するスコアリングシステムで、FIRST(Forum of Incident Response and Security Teams)が提供しています。
EPSSのスコアが高いということは、攻撃されるリスクが高いことを意味するので、早めの対策が必要です。

EPSSスコア: 0.994850000

EPSS更新日: 2026-10-19 00:00:00

SSVCの情報

SSVCはカーネギーメロン大学ソフトウェア工学研究所が提案する脆弱性の評価手法です。ステークホルダーごとに脆弱性対応の優先度を決定することを支援します。
本サイトでは、CVE、KEV、EPSSの内容からExploitation(悪用状況)、Technical Impact(技術的影響)、Automatable(自動攻撃の可否)を判定します。

Exploitation: active

Technical Impact: high

Automatable: True

AIを使った解説

解説:

CVE-2024-23692は、Rejetto HTTP File Server (HFS) に影響を与える重大な脆弱性です。以下にその詳細を解説します。

1. 脆弱性の概要

Rejetto HTTP File Server (HFS) のバージョン2.3m以前に存在する、テンプレートインジェクションの脆弱性です。この脆弱性により、認証されていないリモートの攻撃者が、特別に細工されたHTTPリクエストを送信することで、影響を受けるシステム上で任意のコマンドを実行することが可能になります。この脆弱性は、CWE-1336(テンプレートエンジンで使用される特殊要素の不適切な無害化)およびCWE-94(コード生成の不適切な制御 - コードインジェクション)に分類されます。

1.1 影響

本脆弱性が悪用されると、リモートからのコード実行 (RCE) が発生し、システム全体の侵害、データ窃盗、およびマルウェアの拡散につながる可能性があります。攻撃者は、HFSプロセスの権限で任意のシステムコマンドを実行できます。

1.2 深刻度

この脆弱性の深刻度は「危機的」と評価されており、CVSSスコアは9.8です。認証やユーザーとの対話なしに容易に悪用できるため、非常に危険です。この脆弱性はCISAの「既知の悪用されている脆弱性カタログ (Known Exploited Vulnerabilities Catalog)」に追加されており、実際に悪用が確認されています。

2. 対象となる環境

2.1 影響を受けるOSバージョン

Rejetto HTTP File Server (HFS) のバージョン2.3mおよびそれ以前のすべてのバージョンが影響を受けます。これには、2.3a, 2.3b, ..., 2.3mのようなバージョンが含まれます。HFS 2.3mおよびそれ以前のバージョンは、ベンダーによるサポートが終了しています。HFSはWindows、Linux、iOSを含む複数のOSで動作可能です。

2.2 影響を受ける設定

Rejetto HTTP File Server (HFS) のバージョン2.3m以前がインストールされている環境が影響を受けます。特に、HFSのテンプレートエンジン内の不十分な入力検証が原因であり、HTTPリクエストに埋め込まれたテンプレート式がコードとして解釈・実行されることで脆弱性が生じます。インターネットに公開されている影響を受けるバージョンのHFSインスタンスは、特に重大なリスクに晒されます。

3. 影響を受けた時の兆候

以下のような兆候が見られる場合があります。

  • URLパラメータにエンコードされたり特殊文字が含まれる、HFSインスタンスへの異常なHTTPリクエスト。
  • HFS実行ファイル(例: cmd.exe、powershell.exe、またはシェルプロセス)によって予期せぬ子プロセスが生成される。
  • HFSから、通常のファイル転送操作に関連しない外部IPアドレスへのネットワーク接続。
  • プロセスログに偵察コマンド(whoami、systeminfo、ipconfig)の証拠がある。
  • クリプトマイニングソフトウェア、バックドア、Remote Access Trojan (RATs)、インフォスティーラーなどのマルウェアのインストール。
  • 攻撃者の活動後にHTTP File Server (HFS) プロセスが終了している。

4. 推奨対策

4.1 本対策

  • HFSバージョン3.xへのアップグレードを直ちに行ってください。バージョン3.xは完全に書き直されたアプリケーションであり、本脆弱性の影響を受けません。
  • アップグレードが不可能な場合は、影響を受けるHFSインスタンスを廃止してください。

4.2 暫定回避策(緩和策)

  • バージョン2.3m以前で動作しているRejetto HFSインスタンスを、信頼されていないネットワークから直ちにオフラインにするか隔離してください。
  • ファイアウォールルールを設定し、信頼できるIPアドレスのみHFSへのアクセスを許可するように制限してください。
  • Symantec DCS (Data Center Security) のカスタムサンドボックスをHFSアプリケーションに適用し、任意のコード実行の防止、疑わしい子プロセスの起動の抑制、およびネットワーク接続を信頼できるIPに制限するハードニングルールを構成することで、攻撃対象領域をさらに縮小できます。
  • 悪用がすでに発生していないか、露出しているHFSインスタンスに対してフォレンジック分析を実施してください。

他に解説すべき観点

  • この脆弱性はArseniy Sharoglazov氏によって公開されました。
  • CISA KEVカタログへの追加日は2024年7月9日で、緩和策の適用または製品の使用中止の期限は2024年7月30日でした。
  • この脆弱性の概念実証(PoC)エクスプロイトは公開されています。

参照したサイト

NVDサイト

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