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CVE-2024-0769 の詳細

CVEの情報

説明:
** UNSUPPORTED WHEN ASSIGNED ** A vulnerability was found in D-Link DIR-859 1.06B01. It has been rated as critical. Affected by this issue is some unknown functionality of the file /hedwig.cgi of the component HTTP POST Request Handler. The manipulation of the argument service with the input ../../../../htdocs/webinc/getcfg/DHCPS6.BRIDGE-1.xml leads to path traversal. The attack may be launched remotely. The exploit has been disclosed to the public and may be used. VDB-251666 is the identifier assigned to this vulnerability. NOTE: This vulnerability only affects products that are no longer supported by the maintainer. NOTE: Vendor was contacted early and confirmed immediately that the product is end-of-life. It should be retired and replaced.

CVE更新日: 2024-01-21 08:15:07.550000

CVSSバージョン: 3.1

CVSSスコア: 5.3

KEVの情報

KEV更新日: 2025-06-25

EPSSの情報

EPSSは脆弱性が今後30日以内に悪用される確率を予測するスコアリングシステムで、FIRST(Forum of Incident Response and Security Teams)が提供しています。
EPSSのスコアが高いということは、攻撃されるリスクが高いことを意味するので、早めの対策が必要です。

EPSSスコア: 0.827140000

EPSS更新日: 2026-10-19 00:00:00

SSVCの情報

SSVCはカーネギーメロン大学ソフトウェア工学研究所が提案する脆弱性の評価手法です。ステークホルダーごとに脆弱性対応の優先度を決定することを支援します。
本サイトでは、CVE、KEV、EPSSの内容からExploitation(悪用状況)、Technical Impact(技術的影響)、Automatable(自動攻撃の可否)を判定します。

Exploitation: active

Technical Impact: medium

Automatable: True

AIを使った解説

解説:

CVE-2024-0769は、D-Link DIR-859ルーターに存在する深刻なパス・トラバーサル脆弱性です。この脆弱性は既に悪用が確認されており、CISAのKnown Exploited Vulnerabilities (KEV) カタログに登録されています。対象製品は製造元によるサポートが終了しているため、修正パッチは提供されません。

1. 脆弱性の概要

CVE-2024-0769は、D-Link DIR-859ルーターのHTTP POSTリクエストハンドラにある/hedwig.cgiファイルに存在する、重大なパス・トラバーサル脆弱性です。この脆弱性は、アプリケーションが信頼できないデータ境界を安全に処理できないことが原因で発生します。

1.1 影響

この脆弱性が悪用されると、以下のような影響が生じる可能性があります。

  • 機密ファイルの開示: 攻撃者が/etc/passwd、.envファイル、プライベートSSHキーなどの重要な設定ファイルに不正にアクセスする可能性があります.
  • アプリケーションソースコードの漏洩: 攻撃者がプロプライエタリなソースコードやハードコードされたクレデンシャルをダウンロードする可能性があります.
  • リモートコード実行 (RCE): ログポイズニングなどと組み合わせることで、攻撃者がWebアクセス可能なディレクトリにPHP/JSPシェルを書き込み、リモートコード実行につながる可能性があります.
  • セッションデータの漏洩および特権昇格: セッションデータが漏洩し、管理パネルを介した特権昇格やデバイスの不正制御を許す可能性があります.
  • サービス運用妨害 (DoS): 攻撃者によってサービス拒否状態が引き起こされ、重要な運用コンポーネントがクラッシュする可能性があります.
  • アカウント情報の窃取: 攻撃者がルーターからアカウント情報(パスワードを含む)を収集する可能性があります。特にDEVICE.ACCOUNT.xmlファイルが標的とされ、すべてのアカウント名、パスワード、ユーザーグループ、ユーザーに関する記述がダンプされることが観測されています.
  • 内部ネットワークのセキュリティ脅威: 攻撃者がルーターを乗っ取った場合、ネットワークインフラのゲートウェイであるルーターが掌握され、内部ネットワーク全体のセキュリティが脅かされる可能性があります.

1.2 深刻度

  • 米国国立標準技術研究所 (NIST) のNVD (National Vulnerability Database) では、CVSSv3.1ベーススコアが9.8 (Critical)と評価されています.
  • VulDBではCVSSv3.1ベーススコアが5.3 (Medium) と評価されていますが、NISTのスコアと一致していません.本解説ではより高い深刻度を示すNISTの評価を優先します。
  • この脆弱性は、CISAのKnown Exploited Vulnerabilities (KEV) カタログに登録されており、実際に攻撃で悪用されていることが確認されています。これはCVSSスコア単独よりも強い脅威のシグナルとされています.
  • EPSS (Exploit Prediction Scoring System) の30日間における悪用可能性は83%と報告されています.

2. 対象となる環境

2.1 影響を受けるOSバージョン

  • D-Link DIR-859 ルーター バージョン1.06B01.
  • すべてのファームウェアバージョンに影響するとされています.
  • この脆弱性は、D-Link DIR-859ルーターのすべてのハードウェアリビジョンに影響し、これらはすべて既に製造元のEOL (End-of-Life) またはEOS (End-of-Service) に達しています.
  • この脆弱性は、製造元によってサポートが終了した製品にのみ影響します.

2.2 影響を受ける設定

  • HTTP POSTリクエストハンドラの/hedwig.cgiファイルにおけるservice引数の操作が悪用されます.
  • 特段、具体的な「影響を受ける設定」に関する詳細情報は見当たりませんが、ルーターのWebインターフェースを通じてセッションデータが漏洩する可能性が指摘されています.

3. 影響を受けた時の兆候

  • デバイスからセッションデータが漏洩している.
  • デバイスが不正に制御されている、またはその試行があった.
  • アカウント情報(パスワードを含む)が収集されている形跡がある.
  • DEVICE.ACCOUNT.xmlファイルなどの機密設定ファイルが不正にアクセスされた、またはダンプされた.
  • /hedwig.cgiに対して通常とは異なる悪意のあるPOSTリクエストが観測される.
  • ルーターがクラッシュするなどのサービス停止の兆候.

4. 推奨対策

4.1 本対策

  • D-Linkはこの脆弱性に対する修正パッチをリリースする予定はありません.
  • 対象となるD-Link DIR-859ルーターは既にEOL/EOS製品であり、製造元からのサポートが終了しています.
  • したがって、当該デバイスを直ちに運用環境から削除し、最新のセキュリティ標準に準拠した、サポート対象の機器に交換することが最も推奨される対策です.

4.2 暫定回避策(緩和策)

  • デバイスの交換がすぐに実施できない場合は、外部ネットワークから当該ルーターの管理者ページ (HTTP/HTTPS) へのアクセスをブロックするようファイアウォールポリシーを設定してください.
  • 不要なリモート管理機能を無効にし、内部ネットワークからのみアクセスできるようにネットワークを隔離してください.

他に解説すべき観点

  • CISA KEVへの登録: 米国サイバーセキュリティ・社会基盤安全保障庁(CISA)の「Known Exploited Vulnerabilities (KEV) カタログ」に登録されており、実際の攻撃で積極的に悪用されていることが確認されています。これはCVSSスコアが示す深刻度に加えて、現実世界での脅威が非常に高いことを意味します.
  • 製品のEOL/EOS: この脆弱性の影響を受けるD-Link DIR-859ルーターは、既にメーカーによるサポートが終了している製品です。このため、セキュリティアップデートの提供は期待できず、脆弱性を修正するためのベンダーによるパッチは存在しません.

参照したサイト

NVDサイト

NVDでCVEの詳細を見る

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