CVE-2023-46748 の詳細
CVEの情報
説明:
An authenticated SQL injection vulnerability exists in the BIG-IP Configuration utility which
may allow an authenticated attacker with network access to the Configuration utility through the BIG-IP management port and/or self IP addresses to execute arbitrary system commands.
Note: Software versions which have reached End of Technical Support (EoTS) are not evaluated
CVE更新日: 2023-10-26 21:15:08.177000
CVSSバージョン: 3.1
CVSSスコア: 8.8
KEVの情報
KEV更新日: 2023-10-31
EPSSの情報
EPSSは脆弱性が今後30日以内に悪用される確率を予測するスコアリングシステムで、FIRST(Forum of Incident Response and Security Teams)が提供しています。
EPSSのスコアが高いということは、攻撃されるリスクが高いことを意味するので、早めの対策が必要です。
EPSSスコア: 0.044680000
EPSS更新日: 2026-10-19 00:00:00
SSVCの情報
SSVCはカーネギーメロン大学ソフトウェア工学研究所が提案する脆弱性の評価手法です。ステークホルダーごとに脆弱性対応の優先度を決定することを支援します。
本サイトでは、CVE、KEV、EPSSの内容からExploitation(悪用状況)、Technical Impact(技術的影響)、Automatable(自動攻撃の可否)を判定します。
Exploitation: active
Technical Impact: high
Automatable: False
CVE-2023-46748について、以下の観点で解説します。
1. 脆弱性の概要
CVE-2023-46748は、F5 BIG-IPのConfiguration utilityにおける認証されたSQLインジェクションの脆弱性です。
1.1 影響
この脆弱性により、BIG-IP管理ポートやセルフIPアドレスを介してConfiguration utilityへのネットワークアクセスを持つ認証済み攻撃者が、任意のシステムコマンドを実行する可能性があります。 これはデータプレーンの露出はなく、コントロールプレーンの問題に限定されます。 認証バイパスの脆弱性であるCVE-2023-46747と組み合わせて悪用されることが確認されており、より深刻な攻撃につながる可能性があります。
1.2 深刻度
この脆弱性の深刻度は「高(High)」と評価されており、共通脆弱性評価システム(CVSSv3.1)のベーススコアは8.8です。 米国CISAのKnown Exploited Vulnerabilities(KEV)カタログに登録されており、実環境での積極的な悪用が確認されています。 CISAは2023年11月21日までに修正することを義務付けていました。
2. 対象となる環境
2.1 影響を受けるOSバージョン
F5 BIG-IPシステムが影響を受けます。具体的には以下のバージョンが脆弱です。 * BIG-IP 17.1.0 * BIG-IP 16.1.0 - 16.1.4 * BIG-IP 15.1.0 - 15.1.10 * BIG-IP 14.1.0 - 14.1.5 * BIG-IP 13.1.0 - 13.1.5
注意点: サポート終了(EoTS)に達したソフトウェアバージョン(例: BIG-IP 12.xおよび11.x)は評価対象外であり、修正プログラムは提供されません。
2.2 影響を受ける設定
BIG-IP管理ポートまたはセルフIPアドレスを介してConfiguration utilityへのネットワークアクセスが可能な環境が影響を受けます。 攻撃者は認証済みである必要がありますが、CVE-2023-46747と組み合わせることで認証をバイパスして攻撃が実現されていました。
3. 影響を受けた時の兆候
F5は、この脆弱性が悪用された際の侵害の兆候(IoC)をいくつか報告しています。 *
/var/log/tomcat/catalina.outファイルに、以下のようなエントリが存在する場合があります。 *java.sql.SQLException: Column not found: 0.*sh-4.2$ exitただし、F5は、すべての攻撃で同様の痕跡が残るわけではなく、攻撃者が痕跡を削除する可能性もあると警告しています。 予期せぬ再起動、クラッシュ、パフォーマンスの低下などの異常なシステム動作も、一般的な侵害の兆候となり得ます。4. 推奨対策
4.1 本対策
F5から提供されているエンジニアリングホットフィックスを適用することが最も推奨される対策です。 * 17.1.0: 17.1.0.3 + Hotfix-BIGIP-17.1.0.3.0.75.4-ENG以降で修正 * 16.1.0 - 16.1.4: 16.1.4.1 + Hotfix-BIGIP-16.1.4.1.0.50.5-ENG以降(または16.1.4.2)で修正 * 15.1.0 - 15.1.10: 15.1.10.2 + Hotfix-BIGIP-15.1.10.2.0.44.2-ENG以降(または15.1.10.3)で修正 * 14.1.0 - 14.1.5: 14.1.5.6 + Hotfix-BIGIP-14.1.5.6.0.10.6-ENG以降で修正 * 13.1.0 - 13.1.5: 13.1.5.1 + Hotfix-BIGIP-13.1.5.1.0.20.2-ENG以降で修正
システムをF5のアドバイザリに従って修正済みのバージョンにアップグレードしてください。
4.2 暫定回避策(緩和策)
参照したサイト