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CVE-2023-34362 の詳細

CVEの情報

説明:
In Progress MOVEit Transfer before 2021.0.6 (13.0.6), 2021.1.4 (13.1.4), 2022.0.4 (14.0.4), 2022.1.5 (14.1.5), and 2023.0.1 (15.0.1), a SQL injection vulnerability has been found in the MOVEit Transfer web application that could allow an unauthenticated attacker to gain access to MOVEit Transfer's database. Depending on the database engine being used (MySQL, Microsoft SQL Server, or Azure SQL), an attacker may be able to infer information about the structure and contents of the database, and execute SQL statements that alter or delete database elements. NOTE: this is exploited in the wild in May and June 2023; exploitation of unpatched systems can occur via HTTP or HTTPS. All versions (e.g., 2020.0 and 2019x) before the five explicitly mentioned versions are affected, including older unsupported versions.

CVE更新日: 2023-06-02 14:15:09.487000

CVSSバージョン: 3.1

CVSSスコア: 9.8

KEVの情報

KEV更新日: 2023-06-02

EPSSの情報

EPSSは脆弱性が今後30日以内に悪用される確率を予測するスコアリングシステムで、FIRST(Forum of Incident Response and Security Teams)が提供しています。
EPSSのスコアが高いということは、攻撃されるリスクが高いことを意味するので、早めの対策が必要です。

EPSSスコア: 0.999340000

EPSS更新日: 2026-10-20 00:00:00

SSVCの情報

SSVCはカーネギーメロン大学ソフトウェア工学研究所が提案する脆弱性の評価手法です。ステークホルダーごとに脆弱性対応の優先度を決定することを支援します。
本サイトでは、CVE、KEV、EPSSの内容からExploitation(悪用状況)、Technical Impact(技術的影響)、Automatable(自動攻撃の可否)を判定します。

Exploitation: active

Technical Impact: high

Automatable: True

AIを使った解説

解説:

CVE-2023-34362は、Progress社のファイル転送ソリューションであるMOVEit Transferに発見された深刻なSQLインジェクションの脆弱性です。この脆弱性は、特にCL0Pランサムウェアグループによってゼロデイ攻撃として悪用され、世界中の多くの組織に影響を与えました。

1. 脆弱性の概要

1.1 影響

認証されていない攻撃者がMOVEit TransferのデータベースにアクセスできるSQLインジェクションの脆弱性です。使用されているデータベースエンジン(MySQL、Microsoft SQL Server、Azure SQL)に応じて、攻撃者はデータベースの構造と内容に関する情報を推測したり、データベースの要素を変更または削除するSQLステートメントを実行したりできます。

この脆弱性は、権限昇格、環境への不正アクセス、データ流出、そしてウェブシェル(LEMURLOOTなど)の展開によるリモートコード実行につながる可能性があります。

1.2 深刻度

CVSS 3.1の基本スコアは9.8(緊急 - CRITICAL)です。

2. 対象となる環境

2.1 影響を受けるOSバージョン

特定のOSバージョンではなく、Progress MOVEit Transferの以下のバージョンが影響を受けます。 * 2021.0.6 (13.0.6) より前の全てのバージョン * 2021.1.4 (13.1.4) より前の全てのバージョン * 2022.0.4 (14.0.4) より前の全てのバージョン * 2022.1.5 (14.1.5) より前の全てのバージョン * 2023.0.1 (15.0.1) より前の全てのバージョン * サポートが終了した古いバージョンも影響を受けます。

具体的な影響を受けるバージョンと修正済みバージョンは以下の通りです。 * 2023.0.0 (影響を受ける) -> 2023.0.3 (15.0.3) (修正済み) * 2022.1.x (影響を受ける) -> 2022.1.7 (14.1.7) (修正済み) * 2022.0.x (影響を受ける) -> 2022.0.6 (14.0.6) (修正済み) * 2021.1.x (影響を受ける) -> 2021.1.6 (13.1.6) (修正済み) * 2021.0.x (影響を受ける) -> 2021.0.6 (13.0.6) (修正済み)

2.2 影響を受ける設定

Progress MOVEit Transferのウェブアプリケーションが対象です。HTTPまたはHTTPSを介して悪用される可能性があります。バックエンドデータベースとしてMySQL、Microsoft SQL Server、またはAzure SQLを使用している環境が影響を受けます。

3. 影響を受けた時の兆候

  • C:\MOVEit Transfer\wwwroot\ ディレクトリ内の不審な .aspx ファイル(例: human2.aspx、LEMURLOOT.aspx)の存在。
  • c:\MOVEit Transfer ルートフォルダ内の予期しないファイルの作成。
  • 予期しない、または大量のファイルダウンロード(データ流出の兆候)。
  • CISAなどのセキュリティ機関が公表しているIoC(侵害の痕跡)との合致。
  • 異常なSQLクエリの実行、ウェブシェルのデプロイ。

4. 推奨対策

4.1 本対策

  • ベンダーから提供されているパッチを直ちに適用してください。
  • MOVEit Transferを以下の修正済みバージョン以降にアップグレードしてください。
    • 2023.0.3 (15.0.3)
    • 2022.1.7 (14.1.7)
    • 2022.0.6 (14.0.6)
    • 2021.1.6 (13.1.6)
    • 2021.0.6 (13.0.6)

4.2 暫定回避策(緩和策)

  • MOVEit Transfer環境へのHTTPおよびHTTPSトラフィックを一時的に無効にします。
  • 過去30日間の不正アクセスがないか、侵害の兆候をチェックします。
  • wwwrootおよびwwwroot\MoveitIsapiディレクトリからAPP_WEB_[random].dllファイルやその他の不明なファイルを削除します。
  • MOVEit Transferサーバーへのネットワークアクセスを、必要最低限のポートと信頼できるIPアドレスに制限します。

他に解説すべき観点

ゼロデイ攻撃としての悪用

この脆弱性(CVE-2023-34362)は、2023年5月27日には既にCL0Pランサムウェアグループによってゼロデイ脆弱性として積極的に悪用されていました。このグループは、MOVEit Transferデータベースからデータを窃取するために、LEMURLOOTというウェブシェルを悪用しました。

その後の関連脆弱性

CVE-2023-34362の後に、MOVEit TransferにはCVE-2023-35036、CVE-2023-35708、CVE-2023-36932、CVE-2023-36933、CVE-2023-36934など、複数の追加の脆弱性が発見され、パッチが公開されています。CVE-2023-34362の対策後も、これら後続の脆弱性についても最新情報を確認し、適用することが重要です。

参照したサイト

NVDサイト

NVDでCVEの詳細を見る

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