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CVE-2023-28771 の詳細

CVEの情報

説明:
Improper error message handling in Zyxel ZyWALL/USG series firmware versions 4.60 through 4.73, VPN series firmware versions 4.60 through 5.35, USG FLEX series firmware versions 4.60 through 5.35, and ATP series firmware versions 4.60 through 5.35, which could allow an unauthenticated attacker to execute some OS commands remotely by sending crafted packets to an affected device.

CVE更新日: 2023-04-25 02:15:08.743000

CVSSバージョン: 3.1

CVSSスコア: 9.8

KEVの情報

KEV更新日: 2023-05-31

EPSSの情報

EPSSは脆弱性が今後30日以内に悪用される確率を予測するスコアリングシステムで、FIRST(Forum of Incident Response and Security Teams)が提供しています。
EPSSのスコアが高いということは、攻撃されるリスクが高いことを意味するので、早めの対策が必要です。

EPSSスコア: 0.992840000

EPSS更新日: 2026-10-20 00:00:00

SSVCの情報

SSVCはカーネギーメロン大学ソフトウェア工学研究所が提案する脆弱性の評価手法です。ステークホルダーごとに脆弱性対応の優先度を決定することを支援します。
本サイトでは、CVE、KEV、EPSSの内容からExploitation(悪用状況)、Technical Impact(技術的影響)、Automatable(自動攻撃の可否)を判定します。

Exploitation: active

Technical Impact: high

Automatable: True

AIを使った解説

解説:

CVE-2023-28771について、以下の観点で解説します。

1. 脆弱性の概要

CVE-2023-28771は、Zyxel社製の一部のファイアウォール製品に存在するOSコマンドインジェクションの脆弱性です。不適切なエラーメッセージ処理により、認証されていないリモートの攻撃者が、細工されたパケットを脆弱なデバイスに送信することで、任意のOSコマンドをリモートで実行できる可能性があります。この脆弱性はTRAPA Securityによって発見されました。

1.1 影響

この脆弱性が悪用されると、認証されていないリモートの攻撃者が、標的のデバイス上で任意のOSコマンドをルート権限で実行できる可能性があります。これにより、機密性、完全性、可用性の全てに深刻な影響を及ぼす可能性があります。 実際に、Miraiベースのボットネットなどによる積極的な悪用が観測されており、DDoS攻撃の足がかりとして利用される事例が報告されています。

1.2 深刻度

CVSSv3.1のベーススコアは9.8(Critical)と評価されており、非常に深刻度の高い脆弱性です。 米国CISA(Cybersecurity and Infrastructure Security Agency)のKnown Exploited Vulnerabilities (KEV) カタログにも追加されており、活発な悪用が確認されています。

2. 対象となる環境

この脆弱性は、Zyxel社製の一部のファイアウォール製品のファームウェアに影響を与えます。

2.1 影響を受けるOSバージョン

影響を受ける製品とファームウェアのバージョンは以下の通りです。

  • ATPシリーズ: ZLD V4.60 から V5.35 まで
  • USG FLEXシリーズ: ZLD V4.60 から V5.35 まで
  • VPNシリーズ: ZLD V4.60 から V5.35 まで
  • ZyWALL/USGシリーズ: ZLD V4.60 から V4.73 まで

2.2 影響を受ける設定

Internet Key Exchange (IKE) プロトコル (UDP/500) を使用して、細工されたIKEv2パケットをデバイスのWANインターフェースに送信することで悪用されます。 特に、UDP/500ポートがインターネットに公開されている環境では、この脆弱性に対するリスクが高まります。

3. 影響を受けた時の兆候

攻撃が成功した場合、以下のような兆候が考えられます。

  • デバイス上での予期せぬOSコマンドの実行。
  • DDoS攻撃への参加など、デバイスからの不審なネットワークトラフィック。
  • システムログに異常なエラーメッセージや活動が記録される可能性。
  • システムパフォーマンスの低下。
  • MIPSアーキテクチャ向けに作成されたスクリプトファイルがダウンロードされ、実行される挙動。
  • Metasploitなどの既知のエクスプロイトツールが使用される可能性がある。

4. 推奨対策

4.1 本対策

ベンダーから提供されている修正パッチを適用することが唯一の根本的な解決策です。

推奨されるファームウェアバージョン:

  • ATP、USG FLEX、VPNシリーズ: ZLD V5.36 以降にアップグレード
  • ZyWALL/USGシリーズ: ZLD V4.73 Patch 1 以降にアップグレード

Zyxel社は、セキュリティアドバイザリでパッチのリリースを促しています。

4.2 暫定回避策(緩和策)

  • ネットワークフィルタリングの適用: 不要なIKE/UDPポート500の露出を減らすために、可能な限りネットワークフィルタリングを適用し、外部からのアクセスを制限すること。
  • IPSの活用: Check PointなどのIPS (侵入防御システム) は、この脆弱性に対する保護を提供しています。
  • 攻撃対象領域管理 (ASM): 組織の外部からアクセス可能なIT資産を発見し、リスクを継続的に検出・評価するASMの導入も有効です。

参照したサイト

NVDサイト

NVDでCVEの詳細を見る

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