CVE-2023-20887 の詳細
CVEの情報
説明:
Aria Operations for Networks contains a command injection vulnerability. A malicious actor with network access to VMware Aria Operations for Networks may be able to perform a command injection attack resulting in remote code execution.
CVE更新日: 2023-06-07 15:15:09.190000
CVSSバージョン: 3.1
CVSSスコア: 9.8
KEVの情報
KEV更新日: 2023-06-22
EPSSの情報
EPSSは脆弱性が今後30日以内に悪用される確率を予測するスコアリングシステムで、FIRST(Forum of Incident Response and Security Teams)が提供しています。
EPSSのスコアが高いということは、攻撃されるリスクが高いことを意味するので、早めの対策が必要です。
EPSSスコア: 0.982810000
EPSS更新日: 2026-10-19 00:00:00
SSVCの情報
SSVCはカーネギーメロン大学ソフトウェア工学研究所が提案する脆弱性の評価手法です。ステークホルダーごとに脆弱性対応の優先度を決定することを支援します。
本サイトでは、CVE、KEV、EPSSの内容からExploitation(悪用状況)、Technical Impact(技術的影響)、Automatable(自動攻撃の可否)を判定します。
Exploitation: active
Technical Impact: high
Automatable: True
CVE-2023-20887について、以下の観点で解説します。
1. 脆弱性の概要
CVE-2023-20887は、VMware Aria Operations for Networks(旧称 vRealize Network Insight)における認証なしのコマンドインジェクションの脆弱性です。ネットワーク経由でVMware Aria Operations for Networksにアクセス可能な悪意のある攻撃者が、リモートで任意のコードを実行する可能性があります。この脆弱性は、Nginxの構成ミスと、Javaサーバーコンポーネントにおける不適切な入力検証に起因します。特に、TCPポート9090で動作するThriftサーバーの
/resttosaasservletエンドポイントで、nodeId引数がサニタイズされずにシェルコマンドに渡されることに問題があります。1.1 影響
この脆弱性を悪用されると、認証されていないリモート攻撃者が基盤となるオペレーティングシステム上でroot権限で任意のコマンドを実行できます。これにより、機密性、完全性、可用性が完全に侵害される可能性があります。
1.2 深刻度
CVSSv3.1ベーススコアは9.8であり、「Critical(クリティカル)」と評価されています。
2. 対象となる環境
2.1 影響を受けるOSバージョン
VMware Aria Operations for Networksのバージョン6.2から6.10が影響を受けます。
2.2 影響を受ける設定
この脆弱性は、Nginxの構成ミスと、ユーザー入力の不適切な検証によるコマンドインジェクションの組み合わせによって発生します。具体的には、Apache Thrift RPCサーバーへのリバースプロキシを構成するためにNginxが使用されており、
/saasresttosaasservletへのアクセスが制限されているにもかかわらず、この制限を回避できる可能性があります。そして、Javaサーバーコンポーネントの/resttosaasservletエンドポイントが、nodeId引数をサニタイズせずにシェルコマンドに渡すため、コマンドインジェクションが可能になります。3. 影響を受けた時の兆候
具体的な侵害の痕跡(IoC)は、検索結果からは特定されていません。しかし、一般的には、疑わしいネットワーク活動、不正なコマンド実行(例:リバースシェル)、または予期しないシステムログのメッセージなどが侵害の兆候となり得ます。
4. 推奨対策
4.1 本対策
VMwareが提供するセキュリティアップデートまたはパッチを適用してください。VMware Security Advisory VMSA-2023-0012.1にてこの脆弱性に対応するパッチが提供されています。
4.2 暫定回避策(緩和策)
VMwareは、CVE-2023-20887に対する暫定的な回避策は「なし」としています。 ただし、外部ファイアウォールルールでアプリケーションが不必要に公開されていないことを確認するなど、一般的なセキュリティ対策を講じることが推奨されます。
参照サイト