CVE-2022-42827 の詳細
CVEの情報
説明:
An out-of-bounds write issue was addressed with improved bounds checking. This issue is fixed in iOS 15.7.1 and iPadOS 15.7.1, iOS 16.1 and iPadOS 16. An application may be able to execute arbitrary code with kernel privileges. Apple is aware of a report that this issue may have been actively exploited..
CVE更新日: 2022-11-01 20:15:24.333000
CVSSバージョン: 3.1
CVSSスコア: 7.8
KEVの情報
KEV更新日: 2022-10-25
EPSSの情報
EPSSは脆弱性が今後30日以内に悪用される確率を予測するスコアリングシステムで、FIRST(Forum of Incident Response and Security Teams)が提供しています。
EPSSのスコアが高いということは、攻撃されるリスクが高いことを意味するので、早めの対策が必要です。
EPSSスコア: 0.010660000
EPSS更新日: 2026-10-19 00:00:00
SSVCの情報
SSVCはカーネギーメロン大学ソフトウェア工学研究所が提案する脆弱性の評価手法です。ステークホルダーごとに脆弱性対応の優先度を決定することを支援します。
本サイトでは、CVE、KEV、EPSSの内容からExploitation(悪用状況)、Technical Impact(技術的影響)、Automatable(自動攻撃の可否)を判定します。
Exploitation: active
Technical Impact: high
Automatable: False
CVE-2022-42827に関する脆弱性調査結果は以下の通りです。
1. 脆弱性の概要
CVE-2022-42827は、AppleのiOSおよびiPadOSカーネルに存在する境界外書き込み(Out-of-Bounds Write)の脆弱性です。この脆弱性が悪用されると、悪意のあるアプリケーションがカーネル権限で任意のコードを実行する可能性があります。
1.1 影響
攻撃者がこの脆弱性を悪用することに成功した場合、対象デバイスを完全に制御できる可能性があります。
1.2 深刻度
CVSSスコアは7.8(High Severity)と評価されています。この脆弱性はゼロデイ脆弱性として分類され、Appleは本脆弱性が積極的に悪用されたという報告を認識しています。米CISA(サイバーセキュリティ・インフラセキュリティ庁)は、本脆弱性を「既知の悪用されている脆弱性カタログ(Known Exploited Vulnerabilities Catalog)」に追加しています。
2. 対象となる環境
2.1 影響を受けるOSバージョン
この脆弱性はiOSおよびiPadOSに影響を与えます。具体的には以下のデバイスおよびOSバージョンが影響を受けます。
2.2 影響を受ける設定
この脆弱性は、境界外書き込みの問題であり、改良された境界チェックによって対処されました。特定のユーザー設定が脆弱性に影響を与えるという情報は確認されていません。
3. 影響を受けた時の兆候
Appleは、本脆弱性の攻撃に関する詳細や侵害の兆候(Indicators of Compromise: IoC)について、通常通り具体的な情報を提供していません。そのため、具体的な兆候は不明です。
4. 推奨対策
4.1 本対策
Appleから提供されているセキュリティアップデートを適用することが唯一の抜本的な対策です。以下のバージョンでこの脆弱性が修正されています。
米CISAは、連邦政府機関に対し、2022年11月15日までにこの脆弱性への対策を完了するよう求めていました。
4.2 暫定回避策(緩和策)
本脆弱性に対する具体的な暫定回避策や緩和策は公表されていません。早期のパッチ適用が強く推奨されます。
その他解説すべき観点
参照したサイト