Trusted Design

CVE-2022-27924 の詳細

CVEの情報

説明:
Zimbra Collaboration (aka ZCS) 8.8.15 and 9.0 allows an unauthenticated attacker to inject arbitrary memcache commands into a targeted instance. These memcache commands becomes unescaped, causing an overwrite of arbitrary cached entries.

CVE更新日: 2022-04-21 00:15:08.360000

CVSSバージョン: 3.1

CVSSスコア: 7.5

KEVの情報

KEV更新日: 2022-08-04

EPSSの情報

EPSSは脆弱性が今後30日以内に悪用される確率を予測するスコアリングシステムで、FIRST(Forum of Incident Response and Security Teams)が提供しています。
EPSSのスコアが高いということは、攻撃されるリスクが高いことを意味するので、早めの対策が必要です。

EPSSスコア: 0.904380000

EPSS更新日: 2026-06-03 00:00:00

SSVCの情報

SSVCはカーネギーメロン大学ソフトウェア工学研究所が提案する脆弱性の評価手法です。ステークホルダーごとに脆弱性対応の優先度を決定することを支援します。
本サイトでは、CVE、KEV、EPSSの内容からExploitation(悪用状況)、Technical Impact(技術的影響)、Automatable(自動攻撃の可否)を判定します。

Exploitation: active

Technical Impact: high

Automatable: True

AIを使った解説

解説:

CVE-2022-27924について、以下の観点で解説します。

1. 脆弱性の概要

CVE-2022-27924は、Zimbra Collaboration Suite (ZCS) に存在する、認証されていない攻撃者が任意のmemcacheコマンドを挿入できるコマンドインジェクションの脆弱性です。これにより、任意のキャッシュエントリが上書きされる可能性があります。

1.1 影響

この脆弱性が悪用されると、認証されていない攻撃者がZCSのメールアカウントの認証情報を平文で窃取したり、電子メールセッションを乗っ取ったりすることが可能になります。また、有効な認証情報を用いてウェブシェルを設置し、永続的なアクセスを維持する可能性もあります。多要素認証 (MFA) が適用されていない組織では、これらの認証情報が悪用され、スピアフィッシング、ソーシャルエンジニアリング、ビジネスメール詐欺 (BEC) 攻撃につながる可能性があります。

1.2 深刻度

この脆弱性の深刻度は「高」と評価されています。 CVSS v3.1の基本値は7.5(高)ですが、一部のソースでは9.8(緊急)と評価されています。 米国サイバーセキュリティ・インフラセキュリティ庁 (CISA) の既知の悪用されている脆弱性カタログ(Known Exploited Vulnerabilities Catalog)に追加されており、実際に悪用が確認されている脆弱性です。

2. 対象となる環境

この脆弱性は、Zimbra Collaboration Suite (ZCS) に影響を与えます。

2.1 影響を受けるZCSバージョン

  • Zimbra Collaboration Suite (ZCS) バージョン 8.8.15
  • Zimbra Collaboration Suite (ZCS) バージョン 9.0

具体的には、ZCS 8.8.15(パッチレベルp31まで全て)およびZCS 9.0.0(パッチレベルp23まで全て)が影響を受けます。 CVE-2022-27924については、8.8.15および9.0より前のバージョンにも影響があります。

2.2 影響を受ける設定

インターネットに公開されているZimbraインスタンスは特に危険な状態にあります。 攻撃には、サーバー上のユーザー名を知っている必要があります。

3. 影響を受けた時の兆候

  • 平文形式でのZCSメールアカウントの認証情報窃取。
  • 悪意のあるアクターによるウェブシェル開設と永続的なアクセスの維持。
  • 多要素認証 (MFA) が適用されていない組織での、認証情報を悪用したスピアフィッシング、ソーシャルエンジニアリング、ビジネスメール詐欺 (BEC) 攻撃。
  • キャッシュポイズニングによるユーザー認証情報の窃取やメールセッションの乗っ取り。

4. 推奨対策

4.1 本対策

  • Zimbra Collaboration Suiteを以下のバージョン以降にアップグレードしてください。
    • Zimbra Collaboration Suite 8.8.15 Patch 31
    • Zimbra Collaboration Suite 9.0.0 Patch 24.1 Zimbraは2022年5月10日に8.8.15および9.0のリリースに対して修正プログラムを発行しています。 Zimbra Security – News & Alerts および Zimbra Security Advisories に記載されている最新のZCSリリースにアップグレードすることが推奨されます。

4.2 暫定回避策(緩和策)

  • 多要素認証 (MFA) を導入し、認証情報の窃取による影響を軽減します。
  • 検出シグネチャを展開し、侵害の痕跡 (IOC) を調査します。
  • ZCSが侵害された場合は、悪意のある活動を修復します。
  • パッチがすぐに適用されなかった、またはインターネットに公開されていたZCSインスタンスがある場合、侵害されたとみなし、悪意のある活動を積極的に調査します。
  • Zimbraインスタンスにドロップされたウェブシェルがないか監視します。例えば、デフォルトのZimbraインストールに含まれるJSPファイルリストと比較するなどの方法があります。

参照したサイト

NVDサイト

NVDでCVEの詳細を見る

戻る