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CVE-2022-26923 の詳細

CVEの情報

説明:
Active Directory Domain Services Elevation of Privilege Vulnerability

CVE更新日: 2022-05-10 21:15:10.133000

CVSSバージョン: 3.1

CVSSスコア: 8.8

KEVの情報

KEV更新日: 2022-08-18

EPSSの情報

EPSSは脆弱性が今後30日以内に悪用される確率を予測するスコアリングシステムで、FIRST(Forum of Incident Response and Security Teams)が提供しています。
EPSSのスコアが高いということは、攻撃されるリスクが高いことを意味するので、早めの対策が必要です。

EPSSスコア: 0.835000000

EPSS更新日: 2026-10-20 00:00:00

SSVCの情報

SSVCはカーネギーメロン大学ソフトウェア工学研究所が提案する脆弱性の評価手法です。ステークホルダーごとに脆弱性対応の優先度を決定することを支援します。
本サイトでは、CVE、KEV、EPSSの内容からExploitation(悪用状況)、Technical Impact(技術的影響)、Automatable(自動攻撃の可否)を判定します。

Exploitation: active

Technical Impact: high

Automatable: False

AIを使った解説

解説:

CVE-2022-26923は、Active Directoryドメインサービスに存在する特権昇格の脆弱性です。通称「Certifried」とも呼ばれています。

1. 脆弱性の概要

1.1 影響

この脆弱性を悪用されると、Active Directory証明書サービス (AD CS) がインストールされた環境において、認証された低権限のドメインユーザーが、コンピューターアカウントの属性を操作することで、ドメインコントローラーとして認証される証明書を取得し、ドメイン管理者権限に昇格することが可能になります。これにより、攻撃者はドメイン内の全てのコンピューターを制御したり、全ユーザーの認証情報を窃取したりする可能性があります。

1.2 深刻度

CVSSv3スコアは8.8(重要/高)と評価されています。攻撃の複雑さは低く、低い権限で悪用が可能です。

2. 対象となる環境

2.1 影響を受けるOSバージョン

以下のMicrosoft Windows製品が影響を受けます。 * Microsoft Windows Server 2012 R2 * Microsoft Windows Server 2016 * Microsoft Windows Server 2019 * Microsoft Windows Server 2022 * Microsoft Windows Server version 20H2 (Server Core Installation) * Microsoft Windows 10 (バージョン 1507, 1607, 1809, 1909, 20H2, 21H1, 21H2) * Microsoft Windows 11 Version 21H2 * Microsoft Windows 8.1 * Microsoft Windows RT 8.1

2.2 影響を受ける設定

Active Directory環境にActive Directory証明書サービス (AD CS) サーバーの役割がインストールされている場合に影響を受けます。 この脆弱性は、Windowsが dNSHostName 属性の一意性を適切に確認しないことに起因します。

3. 影響を受けた時の兆候

非ドメインコントローラーアカウントによる DnsHostName 属性の操作を監視することで、悪用試行の兆候を検出できる可能性があります。 また、SilverfortのUnified Protection Platformのようなツールは、進行中のCertifried攻撃を検出する機能を持っています。 Sigmaルールも、ドメイン特権昇格の試行を検出するために利用できます。

4. 推奨対策

4.1 本対策

Microsoftが2022年5月に公開したセキュリティ更新プログラム(例: KB5014754)を適用してください。 AD CSを実行しているすべてのサーバーとWindowsドメインコントローラーを、最新の証明書ベースの認証バージョンに更新することが強く推奨されます。

4.2 暫定回避策(緩和策)

  • 証明書の発行と失効に関するAD CSの構成を適切に管理し、適切な証明書信頼が確立されていることを確認してください。
  • 直ちにパッチを適用できない場合、非ドメインコントローラーアカウントによる DnsHostName 属性の変更を監視し、異常を検知する体制を構築することが重要です。

他に解説すべき観点

  • この脆弱性は、低権限ユーザーがコンピューターアカウントの dNSHostName 属性を操作して、ドメインコントローラーなどの他のコンピューターアカウントの dNSHostName と一致させ、その後AD CSから証明書を要求することで悪用されます。この証明書を使用すると、対象のコンピューターアカウントとして認証され、特権昇格につながります。
  • 本脆弱性の概念実証(PoC)エクスプロイトは、Oliver Lyak (ly4k_) によって開発され、公開されています。

参照したサイト

NVDサイト

NVDでCVEの詳細を見る

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