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CVE-2021-36934 の詳細

CVEの情報

説明:
<p>An elevation of privilege vulnerability exists because of overly permissive Access Control Lists (ACLs) on multiple system files, including the Security Accounts Manager (SAM) database. An attacker who successfully exploited this vulnerability could run arbitrary code with SYSTEM privileges. An attacker could then install programs; view, change, or delete data; or create new accounts with full user rights.</p> <p>An attacker must have the ability to execute code on a victim system to exploit this vulnerability.</p> <p>After installing this security update, you <em>must</em> manually delete all shadow copies of system files, including the SAM database, to fully mitigate this vulnerabilty. <strong>Simply installing this security update will not fully mitigate this vulnerability.</strong> See <a href="https://support.microsoft.com/topic/1ceaa637-aaa3-4b58-a48b-baf72a2fa9e7">KB5005357- Delete Volume Shadow Copies</a>.</p>

CVE更新日: 2021-07-22 07:15:11.013000

CVSSバージョン: 3.1

CVSSスコア: 7.8

KEVの情報

KEV更新日: 2022-02-10

EPSSの情報

EPSSは脆弱性が今後30日以内に悪用される確率を予測するスコアリングシステムで、FIRST(Forum of Incident Response and Security Teams)が提供しています。
EPSSのスコアが高いということは、攻撃されるリスクが高いことを意味するので、早めの対策が必要です。

EPSSスコア: 0.672520000

EPSS更新日: 2026-10-19 00:00:00

SSVCの情報

SSVCはカーネギーメロン大学ソフトウェア工学研究所が提案する脆弱性の評価手法です。ステークホルダーごとに脆弱性対応の優先度を決定することを支援します。
本サイトでは、CVE、KEV、EPSSの内容からExploitation(悪用状況)、Technical Impact(技術的影響)、Automatable(自動攻撃の可否)を判定します。

Exploitation: active

Technical Impact: high

Automatable: False

AIを使った解説

解説:

CVE-2021-36934(通称:HiveNightmareまたはSeriousSAM)は、Microsoft Windowsにおける特権昇格の脆弱性です。

1. 脆弱性の概要

1.1 影響

この脆弱性は、Windowsシステムファイルのアクセス制御リスト (ACL) の設定が過度に緩いことが原因で発生します。この脆弱性が悪用されると、攻撃者はローカルでSYSTEM権限に特権を昇格させ、任意のコードを実行できるようになります。これにより、プログラムのインストール、データの変更または削除、完全な管理権限を持つ新しいアカウントの作成などが可能になります。また、Security Accounts Manager (SAM)、SYSTEM、およびSECURITYレジストリハイブからパスワードハッシュやマシンキーなどの機密情報を抽出される可能性があります。

1.2 深刻度

CVSS v3.1の基本スコアは7.8で、「High(高)」と評価されています。

2. 対象となる環境

2.1 影響を受けるOSバージョン

以下のWindowsバージョンが影響を受けます。

  • Windows 10 バージョン 1809 およびそれ以降 (1909, 20H1, 20H2 を含む)
  • Windows Server 2019
  • Windows Server 2004
  • Windows Server 20H2

2.2 影響を受ける設定

C:\Windows\System32\config ディレクトリ内のSAM、SYSTEM、SECURITYレジストリハイブを含むシステムファイルに対し、BUILTIN\Usersグループに読み取りアクセスを許可する過度に緩いACLが設定されていることが問題です。この脆弱性は、ボリュームシャドウコピー (VSS) が存在する場合に悪用可能であり、VSSコピーは過度なACLを保持しています。攻撃には、被害システム上でコードを実行する能力が必要です。 また、ビルトインの管理者アカウントが有効になっている場合に悪用が確認されています。

3. 影響を受けた時の兆候

この脆弱性の悪用が疑われる場合、icaclsコマンドなどを使用してSAM/SYSTEMファイルへのアクセス権限をチェックする不審な操作が検出される可能性があります。 その他の具体的なシステム挙動やエラーメッセージについては、現時点では明確な情報はありません。

4. 推奨対策

4.1 本対策

Microsoftが2021年8月にリリースしたセキュリティ更新プログラムを適用してください。

4.2 暫定回避策(緩和策)

セキュリティ更新プログラムの適用だけでは不十分であり、以下の手順を組み合わせることで完全に脆弱性を緩和できます。

  1. C:\Windows\System32\config ディレクトリへのアクセスを管理者のみに制限します。
  2. SAMデータベースを含む、システムファイルのすべてのボリュームシャドウコピー(VSS)を手動で削除します。VSSの削除は、システム復元機能などに影響を与える可能性があることに注意してください。
    • この脆弱性の悪用は、アクセス制限とVSSシャドウコピーの削除が行われた場合にのみ防止されるとされています。

参照したサイト

NVDサイト

NVDでCVEの詳細を見る

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