CVE-2021-33771 の詳細
CVEの情報
説明:
Windows Kernel Elevation of Privilege Vulnerability
CVE更新日: 2021-07-14 18:15:10.483000
CVSSバージョン: 3.1
CVSSスコア: 7.8
KEVの情報
KEV更新日: 2021-11-03
EPSSの情報
EPSSは脆弱性が今後30日以内に悪用される確率を予測するスコアリングシステムで、FIRST(Forum of Incident Response and Security Teams)が提供しています。
EPSSのスコアが高いということは、攻撃されるリスクが高いことを意味するので、早めの対策が必要です。
EPSSスコア: 0.101720000
EPSS更新日: 2026-10-18 00:00:00
SSVCの情報
SSVCはカーネギーメロン大学ソフトウェア工学研究所が提案する脆弱性の評価手法です。ステークホルダーごとに脆弱性対応の優先度を決定することを支援します。
本サイトでは、CVE、KEV、EPSSの内容からExploitation(悪用状況)、Technical Impact(技術的影響)、Automatable(自動攻撃の可否)を判定します。
Exploitation: active
Technical Impact: high
Automatable: False
CVE-2021-33771について、以下の観点で解説します。
1. 脆弱性の概要
1.1 影響
この脆弱性は、Windowsカーネルにおける特権の昇格の脆弱性です。攻撃者がこの脆弱性を悪用した場合、アプリケーションプログラムが異常終了したり、攻撃者によってパソコンが制御されたりするおそれがあります。結果として、攻撃者は標的のシステム上でSYSTEM権限を取得し、任意のコードを実行する可能性があります。
1.2 深刻度
CVSS v3の基本評価値は7.8(重要/High)と評価されています。Microsoft社もこの脆弱性を「重要」としており、悪用の事実が確認されています。Rapid7もCVSS v3スコアを7.8 Highと評価しています。
2. 対象となる環境
2.1 影響を受けるOSバージョン
この脆弱性は、複数のMicrosoft Windows製品に影響を及ぼします。具体的には以下のバージョンが含まれます。 * Microsoft Windows 10 (Version 1607, 1809, 1909, 2004, 20H2, 21H1) の32ビット、x64ベース、およびARM64ベースシステム * Microsoft Windows 7 SP1の32ビットおよびx64ベースシステム * Microsoft Windows 8.1の32ビットおよびx64ベースシステム * Microsoft Windows RT 8.1 Microsoft社は、すべてのサポートされているバージョンのWindowsに影響があると述べています。
2.2 影響を受ける設定
Windowsカーネルの脆弱性であるため、特定の「影響を受ける設定」は明示されていません。OS自体が脆弱性の対象となります。
3. 影響を受けた時の兆候
明確なIoC(Indicators of Compromise)に関する具体的な記述は確認されていません。しかし、この脆弱性が悪用された場合、アプリケーションプログラムの異常終了や、攻撃者によるPCの制御など、システムの異常な動作が発生する可能性があります。
4. 推奨対策
4.1 本対策
Microsoft社から提供されている修正プログラムを適用することが最も推奨される対策です。この修正プログラムは、2021年7月14日(日本時間)に公開されたセキュリティ更新プログラムに含まれています。Windows Updateを利用して、最新のセキュリティ更新プログラムを適用してください。
4.2 暫定回避策(緩和策)
CVE-2021-33771に特化した暫定回避策や緩和策は、現在の情報では明確に記載されていません。原則として、上記の修正プログラムの適用が推奨されます。
他に解説すべき観点
参照したサイト