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CVE-2020-9715 の詳細

CVEの情報

説明:
Adobe Acrobat and Reader versions 2020.009.20074 and earlier, 2020.001.30002, 2017.011.30171 and earlier, and 2015.006.30523 and earlier have an use-after-free vulnerability. Successful exploitation could lead to arbitrary code execution .

CVE更新日: 2020-08-19 14:15:13.407000

CVSSバージョン: 3.1

CVSSスコア: 7.8

KEVの情報

KEV更新日: 2026-04-13

EPSSの情報

EPSSは脆弱性が今後30日以内に悪用される確率を予測するスコアリングシステムで、FIRST(Forum of Incident Response and Security Teams)が提供しています。
EPSSのスコアが高いということは、攻撃されるリスクが高いことを意味するので、早めの対策が必要です。

EPSSスコア: 0.334910000

EPSS更新日: 2026-10-18 00:00:00

SSVCの情報

SSVCはカーネギーメロン大学ソフトウェア工学研究所が提案する脆弱性の評価手法です。ステークホルダーごとに脆弱性対応の優先度を決定することを支援します。
本サイトでは、CVE、KEV、EPSSの内容からExploitation(悪用状況)、Technical Impact(技術的影響)、Automatable(自動攻撃の可否)を判定します。

Exploitation: active

Technical Impact: high

Automatable: False

AIを使った解説

解説:

CVE-2020-9715は、Adobe AcrobatおよびReader製品に影響を与える深刻な脆弱性です。以下に、その詳細を解説します。

1. 脆弱性の概要

CVE-2020-9715は、Adobe AcrobatおよびReader製品に存在するUse-After-Free(解放済みメモリ使用)の脆弱性です。これはメモリ破損の欠陥であり、攻撃者が特別に細工したPDFドキュメントをユーザーが開くことで、影響を受けるシステム上で任意のコードを実行することを可能にします。この脆弱性は、アプリケーションが解放されたメモリを不適切に再利用しようとするときに発生します。

1.1 影響

この脆弱性が悪用されると、現在のユーザーの権限で任意のコードが実行される可能性があります。これにより、攻撃者は影響を受けるシステムを完全に制御できる可能性があります。機密データの漏えい、ファイルの改ざん、またはシステムへのアクセス不能化などの深刻な被害につながる可能性があります。 米国サイバーセキュリティ・インフラセキュリティ庁(CISA)の既知の悪用されている脆弱性カタログ(KEV)にも追加されており、実際に悪用が確認されています。

1.2 深刻度

CVSS v3.1基本スコアは7.8であり、「クリティカル」または「高」と評価されています。これは、機密性、完全性、可用性に対する深刻な脅威を意味します。

2. 対象となる環境

2.1 影響を受けるOSバージョン

この脆弱性は、WindowsおよびmacOSプラットフォーム上のAdobe AcrobatおよびReaderに影響を与えます。

2.2 影響を受けるソフトウェアバージョン

以下のバージョンのAdobe AcrobatおよびReaderが影響を受けます:

  • Acrobat DC (Continuous): 2020.009.20074 およびそれ以前のバージョン
  • Acrobat Reader DC (Continuous): 2020.009.20074 およびそれ以前のバージョン
  • Acrobat 2020 (Classic 2020): 2020.001.30002 およびそれ以前のバージョン
  • Acrobat Reader 2020 (Classic 2020): 2020.001.30002 およびそれ以前のバージョン
  • Acrobat 2017 (Classic 2017): 2017.011.30171 およびそれ以前のバージョン
  • Acrobat Reader 2017 (Classic 2017): 2017.011.30171 およびそれ以前のバージョン
  • Acrobat 2015 (Classic 2015): 2015.006.30523 およびそれ以前のバージョン
  • Acrobat Reader 2015 (Classic 2015): 2015.006.30523 およびそれ以前のバージョン

2.3 影響を受ける設定

この脆弱性は、Adobe AcrobatおよびReaderのContinuousトラックとClassicトラックの両方に存在します。特に追加の権限は必要なく、ユーザーが不正なPDFファイルを開く操作をすることで悪用されます。

3. 影響を受けた時の兆候

CVE-2020-9715が直接的に引き起こす特定の「兆候」は、検索結果には明示的に記載されていません。しかし、この脆弱性が悪用された場合、アプリケーションの異常終了や、攻撃者によってシステムが制御されるといった兆候が発生する可能性があります。

4. 推奨対策

4.1 本対策

アドビは、この脆弱性に対処するためのセキュリティアップデートをリリースしています (APSB20-48)。 以下のバージョン以降にアップデートすることが推奨されます:

  • Adobe Acrobat DC (Continuous): バージョン 2020.012.20041 以降
  • Adobe Acrobat Reader DC (Continuous): バージョン 2020.012.20041 以降
  • Adobe Acrobat 2020 (Classic): バージョン 2020.001.30005 以降
  • Adobe Acrobat 2017 (Classic): バージョン 2017.011.30175 以降
  • Adobe Acrobat 2015 (Classic): バージョン 2015.006.30527 以降

アップデートは、製品の「ヘルプ」メニューから「アップデートを確認」を選択することで手動で行うか、自動アップデート機能を利用して適用することができます。IT管理者は、Adobeのエンタープライズインストーラーを利用することも可能です.

4.2 暫定回避策(緩和策)

Windowsシステムでは、直ちにパッチ適用が困難な場合に以下の回避策が有効です:

  • Acrobat内でJavaScriptを無効にする: これにより、エクスプロイトをトリガーする一般的なベクトルを排除できます。
  • 保護ビュー(Protected View)を強制する: これにより、信頼できないソースからのファイルをサンドボックス化し、その機能に制限を設けることができます。

参照サイト

NVDサイト

NVDでCVEの詳細を見る

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