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CVE-2020-8260 の詳細

CVEの情報

説明:
A vulnerability in the Pulse Connect Secure < 9.1R9 admin web interface could allow an authenticated attacker to perform an arbitrary code execution using uncontrolled gzip extraction.

CVE更新日: 2020-10-28 13:15:13.027000

CVSSバージョン: 3.1

CVSSスコア: 7.2

KEVの情報

KEV更新日: 2021-11-03

EPSSの情報

EPSSは脆弱性が今後30日以内に悪用される確率を予測するスコアリングシステムで、FIRST(Forum of Incident Response and Security Teams)が提供しています。
EPSSのスコアが高いということは、攻撃されるリスクが高いことを意味するので、早めの対策が必要です。

EPSSスコア: 0.964800000

EPSS更新日: 2026-10-19 00:00:00

SSVCの情報

SSVCはカーネギーメロン大学ソフトウェア工学研究所が提案する脆弱性の評価手法です。ステークホルダーごとに脆弱性対応の優先度を決定することを支援します。
本サイトでは、CVE、KEV、EPSSの内容からExploitation(悪用状況)、Technical Impact(技術的影響)、Automatable(自動攻撃の可否)を判定します。

Exploitation: active

Technical Impact: high

Automatable: False

AIを使った解説

解説:

CVE-2020-8260について、以下の観点で解説します。


1. 脆弱性の概要

CVE-2020-8260は、Ivanti (旧Pulse Secure) Connect Secure VPNアプライアンスの管理Webインターフェースにおけるリモートコード実行 (RCE) の脆弱性です。認証された攻撃者が、不適切に処理されるgzipアーカイブの解凍機能を利用して、任意のコードを実行できる可能性があります。この脆弱性の根本原因は、管理Webインターフェースのファイルアップロードおよび抽出機能における不適切なアーカイブファイル抽出処理にあります。具体的には、アップロードされたgzip圧縮アーカイブを処理する際に、アプリケーションが抽出プロセスを適切に検証および制御しないため、悪意のあるアーカイブコンテンツがファイルシステムの任意の場所に書き込まれる可能性があります。

1.1 影響

この脆弱性を悪用することで、認証された攻撃者は基盤となるオペレーティングシステム上でroot権限でのリモートコード実行を達成できます。これにより、攻撃者は以下のことが可能になります。

  • 任意のファイルを上書きする。
  • Webアプリケーションによって強制される制限を回避する。
  • ファイルシステムを再マウントし、永続的なバックドアを作成する。
  • 資格情報を抽出および復号する。
  • 内部ネットワークへの侵入(ピボット)を行う。

攻撃が成功すると、システム全体が最高レベルの権限で侵害される可能性があります。

1.2 深刻度

  • 深刻度: 高
  • CVSS v3.1 スコア: 7.2
  • EPSS (Exploit Prediction Scoring System): 96.5%または100% (非常に高い)

この脆弱性は、CISA(米国サイバーセキュリティ・社会基盤安全保障庁)の既知の悪用されている脆弱性(KEV)カタログに登録されており、実際の攻撃で悪用されたことが確認されています。

2. 対象となる環境

2.1 影響を受けるOSバージョン

Ivanti (旧Pulse Secure) Connect Secure VPNアプライアンスのバージョン9.1R9より前のもの。

2.2 影響を受ける設定

この脆弱性は、Pulse Connect Secureの管理Webインターフェースに存在し、認証された管理者の資格情報が必要です。特定の特別な設定というよりも、アーカイブファイルのアップロードと抽出機能の不適切な処理に起因します。

3. 影響を受けた時の兆候

影響を受けた際の兆候としては、以下の点が挙げられます。

  • Pulse Connect Secure (PCS) アプライアンス上で異常なアクティビティが確認される。
  • アプライアンス上にWebシェルが存在する。
  • Ivantiが提供する「Integrity Assurance」ソフトウェアを使用した場合に、新しいファイルやファイルハッシュの不一致が検出される。
  • CISAは、悪意のある活動の分析を示すマルウェア分析レポートと、侵害の痕跡(IOCs)のダウンロード可能なリストを公開しています。
  • 脅威アクターがクリーンアップ活動を行っている形跡がある。

4. 推奨対策

4.1 本対策

  • Ivanti Connect Secureをバージョン9.1R9以降に直ちにアップデートしてください。Ivantiは、この脆弱性に対処するためにバージョン9.1R9をリリースしました。一部の資料では、他の関連する脆弱性も含めて9.1R11.4または9.1R12へのアップデートが推奨されています。
  • ベンダーの指示に従ってパッチを適用し、Ivanti Security Advisory SA44601を参照してください。
  • 米国連邦機関の場合、CISA BOD 22-01により2022年5月3日までに修正が義務付けられていました。

4.2 暫定回避策(緩和策)

  • 管理インターフェースへのアクセスを信頼できるネットワークとIPアドレスに制限してください。
  • 管理者アカウントのアクセスを監査し、侵害が疑われる場合は資格情報をリセットしてください。
  • 以前の悪用試行の兆候がないかシステムログを確認してください。
  • Pulse Secure Connect Integrity Toolを実行してください。仮想環境の場合は実行前にスナップショットを取得し、物理環境の場合は再起動の影響を考慮し、不明な点があればIvantiに問い合わせてください。XML緩和策が実装されるかパッチが展開されるまで、毎日ツールを実行し続けてください。
  • Ivanti Security Advisory SA44784(主にCVE-2021-22893に対処するものですが、これを含む一般的な緩和策も提供しています)に記載されている暫定的なXML構成を実装してください。
  • 侵害が検出された場合は、アプライアンスをネットワークから隔離し(ただし電源は切らないでください)、インシデントを報告し、Ivantiにチケットを作成し、証拠を保管してください。

5. その他解説すべき観点

  • 関連する連鎖攻撃: CVE-2020-8260は、多くの場合、攻撃者が初期アクセスを獲得し、永続性を確立するために、他の脆弱性(例: CVE-2019-11510、CVE-2020-8243、CVE-2021-22893)と組み合わせて悪用されています。
  • 脆弱性の分類: この脆弱性はCWE-434(危険な種類のファイルの無制限アップロード)に分類されますが、根本原因は特に「制御されていないアーカイブ抽出」にあります。

参照したサイト

NVDサイト

NVDでCVEの詳細を見る

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