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CVE-2020-3992 の詳細

CVEの情報

説明:
OpenSLP as used in VMware ESXi (7.0 before ESXi_7.0.1-0.0.16850804, 6.7 before ESXi670-202010401-SG, 6.5 before ESXi650-202010401-SG) has a use-after-free issue. A malicious actor residing in the management network who has access to port 427 on an ESXi machine may be able to trigger a use-after-free in the OpenSLP service resulting in remote code execution.

CVE更新日: 2020-10-20 17:15:12.810000

CVSSバージョン: 3.1

CVSSスコア: 9.8

KEVの情報

KEV更新日: 2021-11-03

EPSSの情報

EPSSは脆弱性が今後30日以内に悪用される確率を予測するスコアリングシステムで、FIRST(Forum of Incident Response and Security Teams)が提供しています。
EPSSのスコアが高いということは、攻撃されるリスクが高いことを意味するので、早めの対策が必要です。

EPSSスコア: 0.830150000

EPSS更新日: 2026-10-19 00:00:00

SSVCの情報

SSVCはカーネギーメロン大学ソフトウェア工学研究所が提案する脆弱性の評価手法です。ステークホルダーごとに脆弱性対応の優先度を決定することを支援します。
本サイトでは、CVE、KEV、EPSSの内容からExploitation(悪用状況)、Technical Impact(技術的影響)、Automatable(自動攻撃の可否)を判定します。

Exploitation: active

Technical Impact: high

Automatable: True

AIを使った解説

解説:

CVE-2020-3992に関する脆弱性の調査結果を以下に解説します。

1. 脆弱性の概要

CVE-2020-3992は、VMware ESXiのOpenSLPサービスに存在するクリティカルなUse-After-Free(解放後メモリ使用)の脆弱性です。 この脆弱性は、OpenSLPサービスの実装における不適切なメモリ管理(CWE-416: Use After Free)が根本原因であり、SLPメッセージ処理中に解放されたメモリがその後も使用されることで発生します。

1.1 影響 管理ネットワークに存在する悪意ある攻撃者が、ESXiマシン上のTCP/UDPポート427にアクセスできる場合、OpenSLPサービスにおいてUse-After-Freeの状態を悪用し、SLPデーモンの権限でリモートコード実行(RCE)が可能になる可能性があります。 この脆弱性が悪用されると、ハイパーバイザー層が侵害され、影響を受けるシステム上で稼働しているすべての仮想マシン(VM)が制御される恐れがあり、仮想インフラストラクチャ全体に深刻な脅威をもたらします。 実際に、ランサムウェアグループによってこの脆弱性が悪用され、VMのシャットダウンや、ハイパーバイザー上でのVMDKの直接暗号化といった攻撃が報告されています。

1.2 深刻度 この脆弱性のCVSSv3ベーススコアは9.8であり、「Critical(クリティカル)」と評価されています。

2. 対象となる環境

2.1 影響を受けるOSバージョン 以下のVMware ESXiバージョンが影響を受けます。 * VMware ESXi 7.0 (ESXi_7.0.1-0.0.16850804 より前のバージョン) * VMware ESXi 6.7 (ESXi670-202010401-SG より前のバージョン) * VMware ESXi 6.5 (ESXi650-202010401-SG より前のバージョン) また、上記の影響を受けるESXiビルドを利用しているVMware Cloud Foundationも影響を受けます。

2.2 影響を受ける設定 * 管理ネットワーク上に存在し、ESXiマシン上のTCP/UDPポート427にアクセス可能な状態であること。 * OpenSLPサービスが有効になっていること。

3. 影響を受けた時の兆候

  • 管理ネットワークからのポート427 (TCP/UDP) への異常なネットワークトラフィック。
  • ESXiホスト上でのSLPサービスの異常なクラッシュや再起動。

4. 推奨対策

4.1 本対策 VMwareから提供されている修正パッチを適用することが最も推奨される対策です。 * VMwareは2020年10月20日に最初のパッチをリリースしましたが、このパッチでは脆弱性が完全に修正されていなかったため、2020年11月4日/5日に完全な修正を含む更新版のパッチがリリースされました。 * お使いのESXiのバージョンに応じた最新のパッチを適用してください。

4.2 暫定回避策(緩和策) 直ちにパッチを適用できない場合、以下の暫定回避策(緩和策)を検討してください。 * 環境でOpenSLPサービスが不要な場合は、ESXiホスト上でサービスを無効化します。 * SLPサービスを停止し、再起動後も無効になるように設定します。 * ファイアウォールルールでCIMSLPを無効化: esxcli network firewall ruleset set -r CIMSLP -e false * SLPデーモンを停止: /etc/init.d/slpd stop * 再起動時にSLPが起動しないように設定: chkconfig slpd off * 厳格なネットワークセグメンテーションを実装し、ESXi管理インターフェースを一般的なネットワークトラフィックから隔離します。 * ファイアウォールルールを使用して、ポート427へのアクセスを許可された管理システムのみに制限します。 * ESXi管理アクセスに直接ネットワーク接続を許可する代わりに、ジャンプホストまたは踏み台サーバーを展開することを検討します。 * CIMサーバーを無効にする方法も考えられますが、これはESXiにのみ適用される方法です。

5. 他に解説すべき観点

  • この脆弱性(CVE-2020-3992)は、CISA Known Exploited Vulnerabilities Catalogに記載されており、積極的に悪用されている既知の脆弱性リストに含まれています。
  • この脆弱性は、Trend MicroのZero Day Initiative (ZDI) のLucas Leong氏によってVMwareに報告されました。
  • ランサムウェアグループ「RansomExx」による悪用が報告されています。

参照サイト

NVDサイト

NVDでCVEの詳細を見る

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