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CVE-2020-3952 の詳細

CVEの情報

説明:
Under certain conditions, vmdir that ships with VMware vCenter Server, as part of an embedded or external Platform Services Controller (PSC), does not correctly implement access controls.

CVE更新日: 2020-04-10 14:15:12

CVSSバージョン: 3.1

CVSSスコア: 9.8

KEVの情報

KEV更新日: 2021-11-03

EPSSの情報

EPSSは脆弱性が今後30日以内に悪用される確率を予測するスコアリングシステムで、FIRST(Forum of Incident Response and Security Teams)が提供しています。
EPSSのスコアが高いということは、攻撃されるリスクが高いことを意味するので、早めの対策が必要です。

EPSSスコア: 0.903840000

EPSS更新日: 2026-10-20 00:00:00

SSVCの情報

SSVCはカーネギーメロン大学ソフトウェア工学研究所が提案する脆弱性の評価手法です。ステークホルダーごとに脆弱性対応の優先度を決定することを支援します。
本サイトでは、CVE、KEV、EPSSの内容からExploitation(悪用状況)、Technical Impact(技術的影響)、Automatable(自動攻撃の可否)を判定します。

Exploitation: active

Technical Impact: high

Automatable: True

AIを使った解説

解説:

CVE-2020-3952について、以下の観点で解説します。

1. 脆弱性の概要

CVE-2020-3952は、VMware vCenter Serverに存在する認証バイパスの脆弱性です。特定の条件下で、VMware vCenter Serverに組み込まれている、または外部のPlatform Services Controller (PSC) の一部として提供されるVMware Directory Service (vmdir) がアクセス制御を適切に実装していないことが原因です。これにより、認証されていない攻撃者がアクセス制御を回避できる可能性があります。

1.1 影響

この脆弱性を悪用されると、認証されていないリモートの攻撃者が認証メカニズムをバイパスし、機密性の高いディレクトリ情報を抽出したり、不正な変更を行ったりする可能性があります。結果として、攻撃者はvCenter Serverを完全に制御し、vSphere環境全体を危険にさらす可能性があります。これは重大なセキュリティ侵害や情報漏洩につながる可能性があります。

1.2 深刻度

CVSSv3スコアは10.0(最大値)であり、「緊急」に分類される極めて深刻な脆弱性です。 また、CISA (米国サイバーセキュリティ・インフラセキュリティ庁) の「既知の悪用された脆弱性 (Known Exploited Vulnerabilities: KEV)」リストに掲載されており、実際に悪用が確認されている脆弱性です。

2. 対象となる環境

2.1 影響を受けるOSバージョン

以下のVMware vCenter Server 6.7バージョンが影響を受けます。 * 以前のリリースライン(例: 6.0または6.5)からバージョン6.7にアップグレードされたVMware vCenter Server (組み込みまたは外部のPlatform Services Controller (PSC) を含む)。 * vCenter Server 6.7のクリーンインストールは本脆弱性の影響を受けません。

2.2 影響を受ける設定

  • vCenter Server 6.7 (組み込みまたは外部のPSC) が6.7u3fより前のバージョンであり、かつ以前のリリースライン(6.0または6.5)からアップグレードされている場合。
  • VMware Directory Service (vmdir) がアクセス制御を適切に実装していない状態。

3. 影響を受けた時の兆候

この脆弱性による直接的な明確な兆候は、公開情報にはあまり記載されていません。しかし、以下の状況は影響を受けた可能性を示唆するかもしれません。 * 攻撃者が認証なしに特別に細工されたLDAPリクエストをvmdirサービスに送信し、機密性の高いディレクトリ情報を取得したり、不正な変更を加えたりする可能性があるため、不審なLDAP通信の増加や異常なLDAPクエリのログを確認することが重要です。 * 攻撃者がvCenter Directoryに管理者アカウントを追加する可能性があるため、予期せぬ管理者アカウントの作成や既存の管理者アカウントの変更がないか監視する必要があります。 * vmdirサービスがレガシーACLモードを有効にしている場合、ログに特定のログエントリが作成されるため、これを検索することで影響を受けているかを確認できるとされています。

4. 推奨対策

4.1 本対策

VMware vCenter Serverを以下のバージョンに速やかにアップグレードすることが強く推奨されます。 * VMware vCenter Server 6.7u3f またはそれ以降のバージョン

VMwareは本脆弱性に対処するためにセキュリティアドバイザリ VMware VMSA-2020-0006 を公開しており、最新のパッチを適用することが最も効果的な対策です。

4.2 暫定回避策(緩和策)

直接的な暫定回避策については明記されていません。ただし、一般的なセキュリティ強化策として以下の実施が推奨されます。 * 重要なシステムへのネットワーク隔離: vCenter Serverへの不要なネットワークアクセスを制限する。 * アクセス制限の実施: 必要最小限のユーザーのみがvCenter Serverにアクセスできるよう、アクセス制御を厳格化する。 * ログ監視の有効化: vCenter Serverおよびvmdirサービスに関するログを継続的に監視し、異常な動作や不審なアクセスを早期に発見する。 * システム構成と権限設定の定期的な監査: vCenter Serverの構成や権限設定に不正な変更がないか定期的に確認する。

他に解説すべき観点

  • PoCエクスプロイトの存在: 本脆弱性に対して、概念実証 (Proof of Concept; PoC) エクスプロイトが公開されており、攻撃者がネットワークアクセスのみで、認証なしにvCenter Directory Serviceに管理者アカウントを追加できることが示されています。 これは、この脆弱性が非常に悪用されやすい性質を持っていることを意味します。

参照したサイト

NVDサイト

NVDでCVEの詳細を見る

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