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CVE-2020-3950 の詳細

CVEの情報

説明:
VMware Fusion (11.x before 11.5.2), VMware Remote Console for Mac (11.x and prior before 11.0.1) and Horizon Client for Mac (5.x and prior before 5.4.0) contain a privilege escalation vulnerability due to improper use of setuid binaries. Successful exploitation of this issue may allow attackers with normal user privileges to escalate their privileges to root on the system where Fusion, VMRC or Horizon Client is installed.

CVE更新日: 2020-03-17 19:15:12.050000

CVSSバージョン: 3.1

CVSSスコア: 7.8

KEVの情報

KEV更新日: 2021-11-03

EPSSの情報

EPSSは脆弱性が今後30日以内に悪用される確率を予測するスコアリングシステムで、FIRST(Forum of Incident Response and Security Teams)が提供しています。
EPSSのスコアが高いということは、攻撃されるリスクが高いことを意味するので、早めの対策が必要です。

EPSSスコア: 0.072540000

EPSS更新日: 2026-10-19 00:00:00

SSVCの情報

SSVCはカーネギーメロン大学ソフトウェア工学研究所が提案する脆弱性の評価手法です。ステークホルダーごとに脆弱性対応の優先度を決定することを支援します。
本サイトでは、CVE、KEV、EPSSの内容からExploitation(悪用状況)、Technical Impact(技術的影響)、Automatable(自動攻撃の可否)を判定します。

Exploitation: active

Technical Impact: high

Automatable: False

AIを使った解説

解説:

CVE-2020-3950について、以下の観点で解説します。

1. 脆弱性の概要

CVE-2020-3950は、macOS上で動作するVMware製品に存在する権限昇格の脆弱性です。この脆弱性は、VMware Fusion、VMware Remote Console (VMRC) for Mac、およびHorizon Client for Macにおけるsetuidバイナリの不適切な使用に起因します。 攻撃者は、標準ユーザー権限でこの脆弱性を悪用することで、対象のmacOSシステム上でroot権限に昇格できる可能性があります。

根本的な原因は、これらの特権を持つsetuidバイナリが、非特権ユーザーによって呼び出された際に、入力の検証、実行環境のサニタイズ、またはその機能の制限を適切に行わないことにあります。

1.1 影響

この脆弱性が悪用されると、ローカルの攻撃者が対象システムを完全に制御できるようになる可能性があります。 具体的には、root権限で任意のコードが実行されることで、システムの機密性、完全性、および可用性に高い影響を与える可能性があります。

1.2 深刻度

  • CVSSv3スコア: 7.8 (HIGH)
  • VMwareによる評価: Important (重要)
  • CISAのKnown Exploited Vulnerabilities (KEV) Catalog: 2021年11月3日に「悪用された」脆弱性として追加されています。

2. 対象となる環境

2.1 影響を受けるOSバージョン

この脆弱性はmacOS上で動作する以下のVMware製品に影響します。

  • VMware Fusion: 11.x (11.5.2より前のバージョン)
  • VMware Remote Console for Mac: 11.x およびそれ以前 (11.0.1より前のバージョン)
  • Horizon Client for Mac: 5.x およびそれ以前 (5.4.0より前のバージョン)

2.2 影響を受ける設定

この脆弱性の根本原因はsetuidバイナリの不適切な使用にあるため、上記の影響を受けるVMware製品がmacOSシステムにインストールされている環境が対象となります。具体的には、"VMware USB Arbitrator Service"と"Open VMware Fusion Services"というsetuid rootバイナリが関連しています。

3. 影響を受けた時の兆候

この脆弱性特有の明確な兆候は、公開情報からは特定できません。しかし、権限昇格が成功した場合、システム上でroot権限による予期せぬプロセスの実行、設定の変更、ファイルの作成・改ざん、または不正なバックドアの設置などが行われる可能性があります。

4. 推奨対策

4.1 本対策

影響を受けるVMware製品を、脆弱性が修正されたバージョンにアップデートすることが強く推奨されます。

  • VMware Fusion: 11.5.2以降にアップデート
  • VMware Remote Console for Mac: 11.0.1以降にアップデート
  • Horizon Client for Mac: 5.4.0以降にアップデート

CISAは、ベンダーの指示に従って更新を適用することを推奨しています。

4.2 暫定回避策(緩和策)

システムを直ちにアップデートできない場合、以下の暫定的な緩和策が考えられます。

  • より厳格なアクセス制御を適用し、昇格された権限なしで実行できるユーザーアクションを制限します。
  • VMware Fusionの場合、"Open VMware USB Arbitrator Service"の元のファイルをバックアップし、元の場所から削除することで、脆弱性の悪用可能性を排除できるとされています。

他に解説すべき観点

  • 悪用状況: CVE-2020-3950はCISAのKnown Exploited Vulnerabilities Catalogに登録されており、実際に悪用が確認されている脆弱性であるため、迅速な対応が不可欠です。
  • PoCの存在: この脆弱性に対する概念実証 (Proof of Concept, PoC) コードが公開されています。

参照したサイト

NVDサイト

NVDでCVEの詳細を見る

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