CVE-2020-3433 の詳細
CVEの情報
説明:
A vulnerability in the interprocess communication (IPC) channel of Cisco AnyConnect Secure Mobility Client for Windows could allow an authenticated, local attacker to perform a DLL hijacking attack. To exploit this vulnerability, the attacker would need to have valid credentials on the Windows system. The vulnerability is due to insufficient validation of resources that are loaded by the application at run time. An attacker could exploit this vulnerability by sending a crafted IPC message to the AnyConnect process. A successful exploit could allow the attacker to execute arbitrary code on the affected machine with SYSTEM privileges. To exploit this vulnerability, the attacker would need to have valid credentials on the Windows system.
CVE更新日: 2020-08-17 18:15:12.947000
CVSSバージョン: 3.1
CVSSスコア: 7.8
KEVの情報
KEV更新日: 2022-10-24
EPSSの情報
EPSSは脆弱性が今後30日以内に悪用される確率を予測するスコアリングシステムで、FIRST(Forum of Incident Response and Security Teams)が提供しています。
EPSSのスコアが高いということは、攻撃されるリスクが高いことを意味するので、早めの対策が必要です。
EPSSスコア: 0.100490000
EPSS更新日: 2026-10-18 00:00:00
SSVCの情報
SSVCはカーネギーメロン大学ソフトウェア工学研究所が提案する脆弱性の評価手法です。ステークホルダーごとに脆弱性対応の優先度を決定することを支援します。
本サイトでは、CVE、KEV、EPSSの内容からExploitation(悪用状況)、Technical Impact(技術的影響)、Automatable(自動攻撃の可否)を判定します。
Exploitation: active
Technical Impact: high
Automatable: False
CVE-2020-3433に関する脆弱性調査結果を以下に解説します。
1. 脆弱性の概要
CVE-2020-3433は、Cisco AnyConnect Secure Mobility Client for Windowsにおけるプロセス間通信(IPC)チャネルの脆弱性です。認証されたローカル攻撃者がDLLハイジャック攻撃を実行できる可能性があります。この脆弱性は、アプリケーションの実行時にロードされるリソースの検証が不十分であることに起因します。攻撃者は、細工されたIPCメッセージをAnyConnectプロセスに送信することで、この脆弱性を悪用できます。
1.1 影響 攻撃に成功すると、攻撃者はSYSTEM権限で対象マシン上で任意のコードを実行できる可能性があります。これにより、ローカル権限昇格が可能となります。
1.2 深刻度 CVSSv3スコアは7.8(High)と評価されています。
2. 対象となる環境
2.1 影響を受けるOSバージョン この脆弱性は、Windows版のCisco AnyConnect Secure Mobility Clientに影響を与えます。macOS、Linux、iOS、Android、Universal Windows Platformなどのモバイルデバイス向けAnyConnect Secure Mobility Clientは影響を受けません。
2.2 影響を受ける設定 本脆弱性は、アプリケーションの実行時にロードされるリソースの検証が不十分であることに起因します。
3. 影響を受けた時の兆候
この脆弱性を悪用するには、攻撃者はWindowsシステム上で有効な認証情報を持っている必要があります。Cisco PSIRTは、この脆弱性に関する概念実証(PoC)エクスプロイトコードが利用可能であることを認識しており、2022年10月には実環境での悪用が試みられたことを確認しています。 具体的なシステム上の兆候としては、SYSTEM権限での任意のコード実行が可能となるため、予期せぬプログラムの実行、システム設定の変更、データの不正アクセスや改ざん、サービス停止などが考えられますが、直接的な具体的な「兆候」として文書化されたものはありません。一般的に、このような脆弱性が悪用された場合、異常なプロセス活動やネットワーク通信などが観測される可能性があります。
4. 推奨対策
4.1 本対策 Ciscoは、この脆弱性に対処するソフトウェアアップデートをリリースしています。 Cisco AnyConnect Secure Mobility Client for Windowsを以下のバージョン以降にアップグレードすることが推奨されます。
CISA (Cybersecurity and Infrastructure Security Agency) は、この脆弱性をKnown Exploited Vulnerabilities (KEV) カタログに追加しており、早急なパッチ適用を強く推奨しています。
4.2 暫定回避策(緩和策) この脆弱性に対する暫定回避策(緩和策)は存在しません。
参照したサイト