CVE-2020-11738 の詳細
CVEの情報
説明:
The Snap Creek Duplicator plugin before 1.3.28 for WordPress (and Duplicator Pro before 3.8.7.1) allows Directory Traversal via ../ in the file parameter to duplicator_download or duplicator_init.
CVE更新日: 2020-04-13 22:15:10.660000
CVSSバージョン: 3.1
CVSSスコア: 7.5
KEVの情報
KEV更新日: 2021-11-03
EPSSの情報
EPSSは脆弱性が今後30日以内に悪用される確率を予測するスコアリングシステムで、FIRST(Forum of Incident Response and Security Teams)が提供しています。
EPSSのスコアが高いということは、攻撃されるリスクが高いことを意味するので、早めの対策が必要です。
EPSSスコア: 0.978220000
EPSS更新日: 2026-10-19 00:00:00
SSVCの情報
SSVCはカーネギーメロン大学ソフトウェア工学研究所が提案する脆弱性の評価手法です。ステークホルダーごとに脆弱性対応の優先度を決定することを支援します。
本サイトでは、CVE、KEV、EPSSの内容からExploitation(悪用状況)、Technical Impact(技術的影響)、Automatable(自動攻撃の可否)を判定します。
Exploitation: active
Technical Impact: high
Automatable: True
CVE-2020-11738は、WordPressのDuplicatorプラグインに存在するパス・トラバーサル(ディレクトリ・トラバーサル)の脆弱性です。
1. 脆弱性の概要
Duplicatorプラグインのバージョン1.3.28より前(Duplicator Proの場合は3.8.7.1より前)に、パス・トラバーサルの脆弱性が存在します。この脆弱性は、
duplicator_downloadまたはduplicator_initエンドポイントのfileパラメーターにおいて、../などのパス・トラバーサルシーケンスを操作することで、認証されていない攻撃者がウェブサーバー上の任意のファイルを読み取ることができるというものです。1.1 影響
攻撃者は、この脆弱性を悪用して、
wp-config.phpなどの機密性の高い設定ファイルをダウンロードすることができます。これにはデータベースの認証情報や認証キーが含まれており、WordPressインストールの完全な制御につながる可能性があります。この脆弱性は実際に悪用が確認されており、CISAの「既知の悪用された脆弱性(KEV)」カタログにも掲載されています。1.2 深刻度
CVSS v3.0の基本スコアは7.5(High)です。ベクトルはCVSS:3.0/AV:N/AC:L/PR:N/UI:N/S:U/C:H/I:N/A:Nと評価されています。GitHubでは深刻度を「Moderate」と評価していますが、EPSS(Exploit Prediction Scoring System)スコアは97.822%と非常に高く、30日以内に悪用される可能性が高いとされています。
2. 対象となる環境
2.1 影響を受けるOSバージョン
OSバージョンには直接関連せず、WordPressのDuplicatorプラグインに影響があります。
2.2 影響を受ける設定
WordPressのDuplicatorプラグインの以下のバージョンが影響を受けます。 * Duplicator (Lite) プラグインのバージョン 1.3.28 より前 * Duplicator Pro プラグインのバージョン 3.8.7.1 より前 特に、バージョン1.3.24および1.3.26で脆弱性が確認されています。
3. 影響を受けた時の兆候
action=duplicator_download&file=/../wp-config.phpのような特定のクエリ文字列を含むGETリクエストを送信している。wp-config.phpファイルのダウンロード試行を示す記録がある。4. 推奨対策
4.1 本対策
Duplicatorプラグインを以下のバージョン以降に更新してください。 * Duplicator (Lite) プラグインをバージョン 1.3.28 以降に更新。 * Duplicator Pro プラグインをバージョン 3.8.7.1 以降に更新。
現在、Duplicatorの最新バージョンは1.5.16であり、既知の脆弱性はすべて修正されています。
4.2 暫定回避策(緩和策)
パッチが適用されるまで、
duplicator_downloadおよびduplicator_initAPIエンドポイントへのアクセスを制限することを検討してください。また、問題が解決されるまで、影響を受けるAPIエンドポイントでfileパラメーターを使用しないようにしてください。Wordfenceのようなファイアウォール保護機能も、これらの攻撃を防ぐのに役立ちます。参照したサイト