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CVE-2020-1147 の詳細

CVEの情報

説明:
A remote code execution vulnerability exists in .NET Framework, Microsoft SharePoint, and Visual Studio when the software fails to check the source markup of XML file input, aka '.NET Framework, SharePoint Server, and Visual Studio Remote Code Execution Vulnerability'.

CVE更新日: 2020-07-14 23:15:12.057000

CVSSバージョン: 3.1

CVSSスコア: 7.8

KEVの情報

KEV更新日: 2021-11-03

EPSSの情報

EPSSは脆弱性が今後30日以内に悪用される確率を予測するスコアリングシステムで、FIRST(Forum of Incident Response and Security Teams)が提供しています。
EPSSのスコアが高いということは、攻撃されるリスクが高いことを意味するので、早めの対策が必要です。

EPSSスコア: 0.939660000

EPSS更新日: 2026-10-19 00:00:00

SSVCの情報

SSVCはカーネギーメロン大学ソフトウェア工学研究所が提案する脆弱性の評価手法です。ステークホルダーごとに脆弱性対応の優先度を決定することを支援します。
本サイトでは、CVE、KEV、EPSSの内容からExploitation(悪用状況)、Technical Impact(技術的影響)、Automatable(自動攻撃の可否)を判定します。

Exploitation: active

Technical Impact: high

Automatable: False

AIを使った解説

解説:

CVE-2020-1147について、以下の観点で解説します。

1. 脆弱性の概要

CVE-2020-1147は、.NET Framework、Microsoft SharePoint、およびVisual Studioに存在するリモートコード実行(RCE)の脆弱性です。この脆弱性は、ソフトウェアがXMLファイルの入力のソースマークアップをチェックしないことに起因します。特に、.NETコンポーネントのDataSetおよびDataTable型がXMLコンテンツの逆シリアル化を行う際に、不適切なXML入力検証が行われることで発生します。攻撃者は、特別に細工されたドキュメントを、影響を受ける製品を使用してコンテンツを処理するサーバーにアップロードすることで、この脆弱性を悪用し、逆シリアル化プロセスを実行するコンテキストで任意のコードを実行する可能性があります。

1.1 影響

この脆弱性が悪用された場合、攻撃者は影響を受けるSharePointアプリケーションプロセスプールまたはその他の.NETアプリケーションのコンテキストで任意のコードを実行できる可能性があります。これにより、機密性、整合性、可用性に高い影響を与える可能性があります。

1.2 深刻度

  • CVSS v3.1 基本評価基準 (Base Score): 7.8 (High)
  • Microsoftによる深刻度評価: 緊急 (Critical)
  • 米国サイバーセキュリティ・社会基盤安全保障庁(CISA)のKnown Exploited Vulnerabilities Catalogにも掲載されており、活発な悪用が確認されていることを示しています。

2. 対象となる環境

2.1 影響を受けるOSバージョン

CVE-2020-1147は、以下の製品およびバージョンに影響を与えます。

  • Microsoft .NET Framework: 2.0 SP2, 3.5, 3.5.1, 4.5.2, 4.6, 4.6.1, 4.6.2, 4.7, 4.7.1, 4.7.2, 4.8 (Windowsのバージョンに依存)
  • .NET Core: 2.1, 3.1
  • Microsoft SharePoint:
    • SharePoint Enterprise Server 2013 Service Pack 1
    • SharePoint Enterprise Server 2016
    • SharePoint Server 2010 Service Pack 2
    • SharePoint Server 2019
  • Microsoft Visual Studio:
    • Visual Studio 2017 version 15.9 (15.0 - 15.8を含む)
    • Visual Studio 2019 version 16.0
    • Visual Studio 2019 version 16.4 (16.0 - 16.3を含む)
    • Visual Studio 2019 version 16.6 (16.0 - 16.5を含む)
  • 影響を受けるWindowsバージョン(これらの製品が動作している場合):
    • Windows Workstation 7, 8, 10
    • Windows Server 2008, 2008 R2, 2012, 2012 R2, 2016, 2019

2.2 影響を受ける設定

この脆弱性は、ソフトウェアがXMLファイルの入力のソースマークアップを適切に検証しない場合に存在します。特に、信頼できないXMLデータを処理するWebアプリケーションや、DataSetおよびDataTableクラスを使用する.NETアプリケーションに影響します。

3. 影響を受けた時の兆候

この脆弱性が悪用された際の直接的な兆候については、明確な情報は見当たりません。攻撃が成功すると、システム上で任意のコードが実行されるため、その後の攻撃者の行動(マルウェアのインストール、データ窃取、アカウント作成など)によって様々な兆候が現れる可能性があります。

4. 推奨対策

4.1 本対策

  • Microsoftのセキュリティ更新プログラムを適用する: Microsoftは、影響を受ける製品向けに公式のセキュリティ更新プログラムをリリースしています。できるだけ早くこれらのパッチを適用することが強く推奨されます。
    • 詳細は、Microsoft Security Response Centerの「Security Update Guide」を参照してください。

4.2 暫定回避策(緩和策)

Microsoftは、この脆弱性に対する具体的な緩和策を特定していません。

5. 他に解説すべき観点

  • 脆弱性の発見: この脆弱性は、Micro Focus FortifyのOleksandr Mirosh氏、MicrosoftのJonathan Birch氏、Code White GmbHのMarkus Wulftange氏によって発見され報告されました。
  • 概念実証(PoC)の公開と悪用: 脆弱性の詳細と概念実証(PoC)のコードが公開されており、大規模な攻撃に繋がる可能性があります。CISA KEVカタログに掲載されていることから、実際に悪用されていることが確認されています。
  • 不完全な修正と関連脆弱性: Kasperskyの研究により、近年SharePointで悪用されたToolShell脆弱性の根本原因が、CVE-2020-1147の不完全な修正にあったことが示唆されています。これは、パッチ適用後も、修正が完全に問題を解決しているかどうかの検証が重要であることを示しています。

参照したサイト

NVDサイト

NVDでCVEの詳細を見る

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