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CVE-2020-1040 の詳細

CVEの情報

説明:
A remote code execution vulnerability exists when Hyper-V RemoteFX vGPU on a host server fails to properly validate input from an authenticated user on a guest operating system, aka 'Hyper-V RemoteFX vGPU Remote Code Execution Vulnerability'. This CVE ID is unique from CVE-2020-1032, CVE-2020-1036, CVE-2020-1041, CVE-2020-1042, CVE-2020-1043.

CVE更新日: 2020-07-14 23:15:11.683000

CVSSバージョン: 3.1

CVSSスコア: 9.0

KEVの情報

KEV更新日: 2021-11-03

EPSSの情報

EPSSは脆弱性が今後30日以内に悪用される確率を予測するスコアリングシステムで、FIRST(Forum of Incident Response and Security Teams)が提供しています。
EPSSのスコアが高いということは、攻撃されるリスクが高いことを意味するので、早めの対策が必要です。

EPSSスコア: 0.073930000

EPSS更新日: 2026-10-19 00:00:00

SSVCの情報

SSVCはカーネギーメロン大学ソフトウェア工学研究所が提案する脆弱性の評価手法です。ステークホルダーごとに脆弱性対応の優先度を決定することを支援します。
本サイトでは、CVE、KEV、EPSSの内容からExploitation(悪用状況)、Technical Impact(技術的影響)、Automatable(自動攻撃の可否)を判定します。

Exploitation: active

Technical Impact: high

Automatable: False

AIを使った解説

解説:

CVE-2020-1040について、以下の観点で解説します。

1. 脆弱性の概要

CVE-2020-1040は、Microsoft Hyper-V RemoteFX vGPUコンポーネントにおけるリモートコード実行(RCE)の脆弱性です。ホストサーバーがゲストオペレーティングシステム上の認証済みユーザーからの入力を適切に検証しないことに起因します。攻撃者は、ゲスト仮想マシン内で特別に細工されたアプリケーションを実行することで、ゲストからホストへの分離境界を破り、ホスト上で任意のコードを実行する可能性があります。この脆弱性は、不適切な入力検証(CWE-20)として分類されています。

CISA(サイバーセキュリティ・インフラセキュリティ庁)は、この脆弱性を既知の悪用された脆弱性(KEV)カタログに掲載しており、実環境での悪用が確認されています。

1.1 影響

本脆弱性が悪用された場合、ゲストVMのユーザーはHyper-Vホスト上でコードを実行できるようになり、ハイパーバイザーおよび他のコテナント仮想マシンが侵害される可能性があります。これにより、ゲストの分離境界が破られます。

1.2 深刻度

  • CVSS v3.1 基本評価基準: 9.0 (緊急 - Critical)
  • CVSS v3.1 ベクタ: AV:A/AC:L/PR:L/UI:N/S:C/C:H/I:H/A:H
    • 攻撃元区分 (AV:A - Adjacent Network): 攻撃は隣接するネットワークから実行可能です。
    • 攻撃条件の複雑さ (AC:L - Low): 攻撃の実行に必要な条件は低いです。
    • 必要な特権レベル (PR:L - Low): 攻撃者にはゲストVM上での低い特権(認証済みユーザー)が必要です。
    • ユーザーインタラクション (UI:N - None): 攻撃を成功させるためにユーザーの介入は不要です。
    • スコープ (S:C - Changed): 脆弱性のあるコンポーネントのセキュリティスコープを超えて、攻撃者がリソースを侵害できる可能性があります(ゲストからホストへのエスケープ)。
    • 機密性への影響 (C:H - High): 機密性への影響は高です。
    • 完全性への影響 (I:H - High): 完全性への影響は高です。
    • 可用性への影響 (A:H - High): 可用性への影響は高です。

2. 対象となる環境

2.1 影響を受けるOSバージョン

以下のMicrosoft Windows ServerのバージョンでRemoteFX vGPU機能が搭載されているものが影響を受けます。

  • Microsoft Windows Server 2008 R2 (x64)
  • Microsoft Windows Server 2012 および Windows Server 2012 R2
  • Microsoft Windows Server 2016

上記OSのCoreインストールバージョンも影響を受けます。

2.2 影響を受ける設定

  • Hyper-V RemoteFX vGPUコンポーネントが有効であるか、存在している必要があります。
  • 悪用には、ゲストVM内での認証されたアクセスが必要です。

3. 影響を受けた時の兆候

本脆弱性に関する具体的な悪用の兆候は、公開情報では詳細に記述されていません。しかし、悪用が成功するとHyper-Vホスト上で任意のコードが実行されるため、ホスト上での異常なプロセス活動、予期しないネットワーク接続、ファイルの改ざんなどが、一般的な侵害の兆候として考えられます。

4. 推奨対策

4.1 本対策

  • 2020年7月に公開されたMicrosoftのセキュリティ更新プログラムを、影響を受けるすべてのHyper-Vホストに適用してください。この更新プログラムは、Microsoft Security Advisory CVE-2020-1040で参照されています。
  • Microsoftのセキュリティ更新プログラムは通常、以前の脆弱性の修正を含む累積的なパッチとして提供されます。

4.2 暫定回避策(緩和策)

  • RemoteFX 3Dビデオアダプターが厳密に必要とされないすべての仮想マシンから、その機能を無効化し、削除してください。
  • 影響を受けるWindows ServerホストのHyper-Vホストインベントリを監査し、RemoteFX vGPUの非推奨化を確認してください。
  • 悪用にはゲスト内での認証されたアクセスが必要であるため、ゲストVMの管理者アクセスを信頼できるユーザーのみに制限してください。

参照したサイト

NVDサイト

NVDでCVEの詳細を見る

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