CVE-2019-7195 の詳細
CVEの情報
説明:
This external control of file name or path vulnerability allows remote attackers to access or modify system files. To fix the vulnerability, QNAP recommend updating Photo Station to their latest versions.
CVE更新日: 2019-12-05 17:15:13.183000
CVSSバージョン: 3.1
CVSSスコア: 9.8
KEVの情報
KEV更新日: 2022-06-08
EPSSの情報
EPSSは脆弱性が今後30日以内に悪用される確率を予測するスコアリングシステムで、FIRST(Forum of Incident Response and Security Teams)が提供しています。
EPSSのスコアが高いということは、攻撃されるリスクが高いことを意味するので、早めの対策が必要です。
EPSSスコア: 0.896810000
EPSS更新日: 2026-10-18 00:00:00
SSVCの情報
SSVCはカーネギーメロン大学ソフトウェア工学研究所が提案する脆弱性の評価手法です。ステークホルダーごとに脆弱性対応の優先度を決定することを支援します。
本サイトでは、CVE、KEV、EPSSの内容からExploitation(悪用状況)、Technical Impact(技術的影響)、Automatable(自動攻撃の可否)を判定します。
Exploitation: active
Technical Impact: high
Automatable: True
CVE-2019-7195について、以下の観点で解説します。
1. 脆弱性の概要
CVE-2019-7195は、QNAP NASデバイスのPhoto StationおよびCGIプログラムに存在する、外部からのファイル名またはパス制御の脆弱性です。この脆弱性は、リモートの攻撃者がシステムファイルにアクセスまたは変更することを可能にします。 この脆弱性は、CVE-2019-7192からCVE-2019-7195までの複数の脆弱性と連携して悪用されることがあり、認証なしでルート権限でのリモートコード実行 (Pre-Auth Root RCE) につながる可能性があります。実際に、ランサムウェア「eCh0raix」がこれらの脆弱性を悪用して感染を広げたことが報告されています。
1.1 影響
1.2 深刻度
この脆弱性の深刻度は「緊急 (Critical)」と評価されており、CVSS v3.1基本スコアは 9.8 と非常に高い値です。 CVSS v3.1 ベクター: AV:N/AC:L/PR:N/UI:N/S:U/C:H/I:H/A:H。 HOL Guard CVEでは「High」と評価されています。
2. 対象となる環境
2.1 影響を受けるOSバージョン
QNAP QTSの以下のバージョンが影響を受けます。 * QTS 4.4.1 build 20190918 以前のバージョン。 * QTS 4.3.6 build 20190919 以前のバージョン。 * QTS 4.3.4 - QTS 4.4.0 を使用している場合、Photo Station 5.7.10 以前のバージョン。 * QTS 4.3.0 - QTS 4.3.3 を使用している場合、Photo Station 5.4.9 以前のバージョン。 * QTS 4.2.6 を使用している場合、Photo Station 5.2.11 以前のバージョン。
2.2 影響を受ける設定
QNAP NASデバイス上で稼働するPhoto Stationが影響を受けます。特に以下のPhoto Stationのバージョンが脆弱です。 * Photo Station 6.0.3 以前のバージョン (QTS 4.4.1の場合)。 * Photo Station 5.7.10 以前のバージョン (QTS 4.3.4 - QTS 4.4.0の場合)。 * Photo Station 5.4.9 以前のバージョン (QTS 4.3.0 - QTS 4.3.3の場合)。 * Photo Station 5.2.11 以前のバージョン (QTS 4.2.6の場合)。
3. 影響を受けた時の兆候
/etc/passwd)の読み取り。4. 推奨対策
4.1 本対策
4.2 暫定回避策(緩和策)
不明。公式な暫定回避策は明示されていません。脆弱性がPhoto Stationに存在するため、一時的にPhoto Stationを無効にすることも考えられますが、これは公式に推奨されている回避策ではありません。
参照したサイト
その他解説すべき観点
CVE-2019-7195は単独で深刻な脆弱性ですが、一般的にはCVE-2019-7192、CVE-2019-7193、CVE-2019-7194といった他のCVEと組み合わせて悪用されることで、認証前のルート権限でのリモートコード実行 (Pre-Authentication Root Remote Code Execution) が可能となります。特にCVE-2019-7192は、認証なしのローカルファイル開示(実質的なログインバイパス)を可能にする脆弱性であり、攻撃チェーンの最初のステップとなることが多いです。