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CVE-2019-0803 の詳細

CVEの情報

説明:
An elevation of privilege vulnerability exists in Windows when the Win32k component fails to properly handle objects in memory, aka 'Win32k Elevation of Privilege Vulnerability'. This CVE ID is unique from CVE-2019-0685, CVE-2019-0859.

CVE更新日: 2019-04-09 21:29:01.037000

CVSSバージョン: 3.1

CVSSスコア: 7.8

KEVの情報

KEV更新日: 2021-11-03

EPSSの情報

EPSSは脆弱性が今後30日以内に悪用される確率を予測するスコアリングシステムで、FIRST(Forum of Incident Response and Security Teams)が提供しています。
EPSSのスコアが高いということは、攻撃されるリスクが高いことを意味するので、早めの対策が必要です。

EPSSスコア: 0.452300000

EPSS更新日: 2026-10-18 00:00:00

SSVCの情報

SSVCはカーネギーメロン大学ソフトウェア工学研究所が提案する脆弱性の評価手法です。ステークホルダーごとに脆弱性対応の優先度を決定することを支援します。
本サイトでは、CVE、KEV、EPSSの内容からExploitation(悪用状況)、Technical Impact(技術的影響)、Automatable(自動攻撃の可否)を判定します。

Exploitation: active

Technical Impact: high

Automatable: False

AIを使った解説

解説:

CVE-2019-0803は、Microsoft WindowsのWin32kコンポーネントにおける特権昇格の脆弱性です。

1. 脆弱性の概要

この脆弱性は、WindowsのWin32kコンポーネントがメモリ内のオブジェクトを適切に処理しないことに起因する特権昇格の脆弱性です。 攻撃に成功すると、攻撃者はカーネルモードで任意のコードを実行できる可能性があります。 これはローカルで悪用されるタイプの脆弱性です。 具体的には、GDIオブジェクトの不適切な処理に起因するUse-After-Free (UAF) タイプとして分類されています。

CISA (米国サイバーセキュリティ・社会基盤安全保障庁) のKnown Exploited Vulnerabilities (KEV) カタログに掲載されており、実環境での悪用が確認されています。 また、ランサムウェアキャンペーンでの使用も確認されています。

1.1 影響

この脆弱性が悪用された場合、攻撃者はカーネルモードで任意のコードを実行できるようになります。 これにより、攻撃者はシステム上で完全なユーザー権限を獲得し、プログラムのインストール、データの表示・変更・削除、または新規アカウントの作成などを実行する可能性があります。

1.2 深刻度

CVE-2019-0803のNVD公開日は2019年4月9日です。 直接的なCVSSv3スコアは提示された情報からは確認できませんが、CISAのKEVカタログに含まれていることから、実環境での悪用が確認されており、CVSSスコア単独よりも高い優先度で対処すべき脆弱性とされています。 また、ランサムウェアキャンペーンで利用された実績があることからも、その深刻度が高いと判断されます。

2. 対象となる環境

2.1 影響を受けるOSバージョン

以下のMicrosoft Windowsのバージョンが影響を受けます。

  • Microsoft Windows Server 2008 R2 SP1 (Itaniumベースシステムおよびx64ベースシステム)
  • Microsoft Windows 10 Version 1803
  • Microsoft Windows Server Version 1803

再現環境としてWindows 7 SP1 64bitが挙げられている情報もあります。

2.2 影響を受ける設定

特定の「設定」が脆弱性に直接影響を与えるという情報はありません。脆弱性はWin32kコンポーネントのメモリ処理の不備に起因するため、対象のOSバージョンを使用している環境であれば影響を受ける可能性があります。

3. 影響を受けた時の兆候

この脆弱性は特権昇格を目的とするため、直接的なシステムクラッシュや目に見えるエラーなどの兆候は少ない可能性があります。攻撃の成功後は、システムにバックドアが仕掛けられたり、マルウェアがダウンロード・実行されたりする可能性があります。 その結果、不審なプロセスの実行、異常なネットワーク通信、ファイルの改ざんなどの、一般的なマルウェア感染の兆候が見られる場合があります。

4. 推奨対策

4.1 本対策

Microsoftが提供するセキュリティ更新プログラムを速やかに適用することが推奨されます。 具体的には、CVE-2019-0803に対応する累積的な更新プログラムKB4493464を適用する必要があります。

4.2 暫定回避策(緩和策)

CVE-2019-0803に特化した具体的な暫定回避策については、明確な情報が提供されていません。基本的には、Microsoftが提供する修正パッチの適用が最も重要な対策となります。

参照したサイト

NVDサイト

NVDでCVEの詳細を見る

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