CVE-2018-6789 の詳細
CVEの情報
説明:
An issue was discovered in the base64d function in the SMTP listener in Exim before 4.90.1. By sending a handcrafted message, a buffer overflow may happen. This can be used to execute code remotely.
CVE更新日: 2018-02-08 23:29:01.170000
CVSSバージョン: 3.1
CVSSスコア: 9.8
KEVの情報
KEV更新日: 2021-11-03
EPSSの情報
EPSSは脆弱性が今後30日以内に悪用される確率を予測するスコアリングシステムで、FIRST(Forum of Incident Response and Security Teams)が提供しています。
EPSSのスコアが高いということは、攻撃されるリスクが高いことを意味するので、早めの対策が必要です。
EPSSスコア: 0.821370000
EPSS更新日: 2026-10-20 00:00:00
SSVCの情報
SSVCはカーネギーメロン大学ソフトウェア工学研究所が提案する脆弱性の評価手法です。ステークホルダーごとに脆弱性対応の優先度を決定することを支援します。
本サイトでは、CVE、KEV、EPSSの内容からExploitation(悪用状況)、Technical Impact(技術的影響)、Automatable(自動攻撃の可否)を判定します。
Exploitation: active
Technical Impact: high
Automatable: True
CVE-2018-6789に関する脆弱性調査結果を以下に解説します。
1. 脆弱性の概要
EximのSMTPリスナーにある
base64d関数にヒープベースのバッファオーバーフロー(オフバイワンエラー)の脆弱性が存在します。攻撃者は巧妙に細工されたメッセージを送信することで、この脆弱性を悪用できます。1.1 影響
認証されていないリモートの攻撃者によって任意のコードが実行される可能性があります(RCE)。この脆弱性は、ヒープメタデータやACL設定文字列を上書きするために利用されることがあります。
1.2 深刻度
この脆弱性は、CISA(サイバーセキュリティ・インフラセキュリティ庁)の既知の悪用された脆弱性カタログに掲載されており、実環境での悪用が確認されています。
2. 対象となる環境
2.1 影響を受けるOSバージョン
Eximのバージョン4.90.1より前のすべてのバージョンが影響を受けます。このバグはEximの最初のコミット以来存在していました。 特に、Exim4パッケージ(4.89/4.88)がインストールされたDebian (stretch) および Ubuntu (zesty) 環境がエクスプロイト開発に用いられました。
2.2 影響を受ける設定
EximのSMTPリスナーが影響を受けます。具体的には、
CRAM-MD5 authenticator(またはbase64を使用する他の認証機能)および基本的なSMTPコマンド(EHLO, MAIL FROM/RCPT TO)とAUTHが有効になっている環境が影響を受けます。3. 影響を受けた時の兆候
明確な兆候については、検索結果から具体的な記述はありません。しかし、リモートコード実行が可能であるため、以下のような兆候が現れる可能性があります。
4. 推奨対策
4.1 本対策
Eximをバージョン4.90.1以降にアップデートしてください。Eximの4.90.1より前のすべてのバージョンは廃止されており、3.xリリースも同様に廃止されているため、使用すべきではありません。
4.2 暫定回避策(緩和策)
検索結果には、具体的な暫定回避策や緩和策は明示されていません。最も推奨される対策は、迅速なアップデートです。 ただし、本脆弱性の悪用には
CRAM-MD5 authenticator(またはbase64を使用する他の認証機能)およびAUTHコマンドが関与しているため、これらの機能を一時的に無効化または制限することで攻撃対象を減らせる可能性はありますが、これは公式に推奨される回避策ではなく、サービス運用に影響を与える可能性があります。参照したサイト
その他解説すべき観点