CVE-2018-2628 の詳細
CVEの情報
説明:
Vulnerability in the Oracle WebLogic Server component of Oracle Fusion Middleware (subcomponent: WLS Core Components). Supported versions that are affected are 10.3.6.0, 12.1.3.0, 12.2.1.2 and 12.2.1.3. Easily exploitable vulnerability allows unauthenticated attacker with network access via T3 to compromise Oracle WebLogic Server. Successful attacks of this vulnerability can result in takeover of Oracle WebLogic Server. CVSS 3.0 Base Score 9.8 (Confidentiality, Integrity and Availability impacts). CVSS Vector: (CVSS:3.0/AV:N/AC:L/PR:N/UI:N/S:U/C:H/I:H/A:H).
CVE更新日: 2018-04-19 02:29:00.457000
CVSSバージョン: 3.1
CVSSスコア: 9.8
KEVの情報
KEV更新日: 2022-09-08
EPSSの情報
EPSSは脆弱性が今後30日以内に悪用される確率を予測するスコアリングシステムで、FIRST(Forum of Incident Response and Security Teams)が提供しています。
EPSSのスコアが高いということは、攻撃されるリスクが高いことを意味するので、早めの対策が必要です。
EPSSスコア: 0.999580000
EPSS更新日: 2026-10-20 00:00:00
SSVCの情報
SSVCはカーネギーメロン大学ソフトウェア工学研究所が提案する脆弱性の評価手法です。ステークホルダーごとに脆弱性対応の優先度を決定することを支援します。
本サイトでは、CVE、KEV、EPSSの内容からExploitation(悪用状況)、Technical Impact(技術的影響)、Automatable(自動攻撃の可否)を判定します。
Exploitation: active
Technical Impact: high
Automatable: True
CVE-2018-2628は、Oracle WebLogic Serverにおける深刻なリモートコード実行の脆弱性です。以下にその詳細を解説します。
1. 脆弱性の概要
CVE-2018-2628は、Oracle Fusion MiddlewareのコンポーネントであるOracle WebLogic ServerのWLS Core Componentsにおける、安全でないデシリアライゼーションに起因する脆弱性です。攻撃者は、T3プロトコルを介して細工されたJavaオブジェクトを送信することで、認証なしでリモートから任意のOSコマンドを実行することが可能です。
1.1 影響
この脆弱性が悪用されると、攻撃者はターゲットのWebLogic Serverを完全に制御(テイクオーバー)し、任意のコードを実行できます。これにより、機密性、完全性、可用性のすべてに深刻な影響を及ぼす可能性があります。
1.2 深刻度
Oracle社は本脆弱性をCVSSv3.0でベーススコア9.8(Critical)と評価しています。CVSSベクトルは
CVSS:3.0/AV:N/AC:L/PR:N/UI:N/S:U/C:H/I:H/A:Hです。また、CISAのKnown Exploited Vulnerabilities(KEV)カタログにも追加されており、実環境での悪用が確認されています。2. 対象となる環境
2.1 影響を受けるOSバージョン
この脆弱性は特定のOSバージョンではなく、Oracle WebLogic Serverの以下のバージョンに影響を及ぼします。 * Oracle WebLogic Server 10.3.6.0 * Oracle WebLogic Server 12.1.3.0 * Oracle WebLogic Server 12.2.1.2 * Oracle WebLogic Server 12.2.1.3
2.2 影響を受ける設定
T3プロトコルを使用し、ネットワークに公開されているOracle WebLogic Server環境が影響を受けます。特に、WebLogicのデフォルトポートであるTCP 7001番などのT3サービスポートが外部に公開されている場合に悪用のリスクが高まります。
3. 影響を受けた時の兆候
概念実証(PoC)コードが公開された後、T3プロトコルが使用するTCP 7001番ポートへのスキャンが急増したことが観測されています。また、本脆弱性を悪用しようとする攻撃活動が継続的に観測されています。 兆候としては、WebLogic Server上での予期せぬOSコマンドの実行、サーバーのテイクオーバー、または関連するログに不正アクセスや異常な活動が記録されることなどが挙げられます。
4. 推奨対策
4.1 本対策
2018年4月のOracle Critical Patch Update(CPU)で提供された適切なパッチを適用することが推奨されます。正規のソフトウェアライセンスを持つユーザーは、My Oracle Support(https://support.oracle.com)から最新のパッチをダウンロードできます。なお、CVE-2018-2628に対する最初のパッチには不備があり、後にCVE-2018-2893などの関連脆弱性が報告されたため、関連するすべての最新パッチを適用することが重要です。
4.2 暫定回避策(緩和策)
WebLogic Serverの接続フィルター機能を使用して、T3プロトコルへのアクセスを制限することが暫定的な回避策として有効です。 デフォルトの接続フィルター
weblogic.security.net.ConnectionFilterImplを使用し、以下のルールを追加することで、T3およびT3sプロトコルへのアクセスを拒否できます。weblogic.security.net.ConnectionFilterImplを入力します。* * 7001 deny t3 t3sと入力します。参照したサイト