Trusted Design

CVE-2017-3066 の詳細

CVEの情報

説明:
Adobe ColdFusion 2016 Update 3 and earlier, ColdFusion 11 update 11 and earlier, ColdFusion 10 Update 22 and earlier have a Java deserialization vulnerability in the Apache BlazeDS library. Successful exploitation could lead to arbitrary code execution.

CVE更新日: 2017-04-27 14:59:00.233000

CVSSバージョン: 3.1

CVSSスコア: 9.8

KEVの情報

KEV更新日: 2025-02-24

EPSSの情報

EPSSは脆弱性が今後30日以内に悪用される確率を予測するスコアリングシステムで、FIRST(Forum of Incident Response and Security Teams)が提供しています。
EPSSのスコアが高いということは、攻撃されるリスクが高いことを意味するので、早めの対策が必要です。

EPSSスコア: 0.905970000

EPSS更新日: 2026-10-19 00:00:00

SSVCの情報

SSVCはカーネギーメロン大学ソフトウェア工学研究所が提案する脆弱性の評価手法です。ステークホルダーごとに脆弱性対応の優先度を決定することを支援します。
本サイトでは、CVE、KEV、EPSSの内容からExploitation(悪用状況)、Technical Impact(技術的影響)、Automatable(自動攻撃の可否)を判定します。

Exploitation: active

Technical Impact: high

Automatable: True

AIを使った解説

解説:

CVE-2017-3066の解説

1. 脆弱性の概要

CVE-2017-3066は、Adobe ColdFusionのApache BlazeDSライブラリにおけるJavaデシリアライゼーションの脆弱性です。この脆弱性を悪用されると、任意のコード実行につながる可能性があります。 Adobe ColdFusionは、ウェブサイト、SOAPおよびRESTウェブサービスを構築し、Action Message Format (AMF) を使用してAdobe Flashと対話することを可能にする開発プラットフォームです。

この脆弱性の根本原因は、BlazeDSが外部化可能なオブジェクトをサポートしており、デシリアライゼーションを完全に制御できる点にあります。Adobe ColdFusionは、入力検証を行わずにBlazeDSを使用してAMFリクエストを処理し、ユーザーから受信したオブジェクトを盲目的にデシリアライズします。攻撃者は、悪意のあるAMFペイロードを作成することで、この欠陥を悪用し、ColdFusionサーバー上でリモートでコードを実行できます。

1.1 影響

この脆弱性が悪用されると、リモートからの認証されていない攻撃者によって任意のコードが実行される可能性があります。

1.2 深刻度

CVE-2017-3066は、CVSS v3スコアで9.8と評価されており、深刻度は「緊急(Critical)」です。 これは、その深刻な影響と悪用の可能性によるものです。 この脆弱性は、CISAの「既知の悪用されている脆弱性(Known Exploited Vulnerabilities)」リストにも追加されており、実際に悪用されていることが示されています。

2. 対象となる環境

2.1 影響を受けるOSバージョン

この脆弱性は、特定のOSバージョンに限定されるものではなく、「すべてのプラットフォーム」に影響します。

2.2 影響を受ける設定

以下のAdobe ColdFusionのバージョンが影響を受けます。

  • ColdFusion (2016リリース) Update 3およびそれ以前のバージョン
  • ColdFusion 11 Update 11およびそれ以前のバージョン
  • ColdFusion 10 Update 22およびそれ以前のバージョン

この脆弱性は、Adobe ColdFusionがAMFリクエストを処理する際に、入力検証を行わずにBlazeDSライブラリでJavaデシリアライゼーションを実行する設定に起因します。

3. 影響を受けた時の兆候

影響を受けた際の具体的な兆候として、以下のようなものがあります。

  • ColdFusionサーバー上での予期しないファイルの作成や変更。 (例: touch /tmp/success コマンドが実行され、/tmp/success ファイルが作成される場合など。)
  • 不審なプロセスやネットワーク接続。
  • ColdFusionサーバーの動作異常や停止。
  • システムログに記録された異常なアクティビティ。

一般的に、侵害の痕跡(IoC: Indicators of Compromise)には、悪意のあるIPアドレスへのトラフィック、疑わしいファイルハッシュ、異常なログイン試行などが含まれます。

4. 推奨対策

4.1 本対策

Adobeは、ColdFusionバージョン10、11、および2016リリース向けにセキュリティホットフィックスをリリースしています。 これらのホットフィックスには、Javaデシリアライゼーションを軽減するためにApache BlazeDSの更新バージョンが含まれています。

以下のバージョンにアップデートすることを推奨します。

  • ColdFusion 10: Update 23以降
  • ColdFusion 11: Update 12以降
  • ColdFusion 2016: Update 4以降

Adobeは、関連するテクニカルノートで提供される指示に従って、インストールを更新することを推奨しています。 また、ColdFusionのセキュリティページに記載されているセキュリティ構成設定を適用し、それぞれのロックダウンガイドを確認することも推奨されています。

4.2 暫定回避策(緩和策)

不明。

他に解説すべき観点

CISA KEVリストへの掲載

この脆弱性は、CISAのKnown Exploited Vulnerabilities (KEV) カタログに掲載されており、実際に悪用されていることが確認されています。 これは、攻撃者が積極的にこの脆弱性を標的としているため、早急な対策が必要であることを示しています。

悪用ツール

この脆弱性を悪用するためのツール「ColdFusionPwn」が存在します。これは、ColdFusionのデシリアライゼーション脆弱性を悪用するために特別に作られたエクスプロイトツールで、ColdFusionが処理するAMFベースのシリアライズされたペイロードを生成します。

参照したサイト

NVDサイト

NVDでCVEの詳細を見る

戻る