CVE-2016-2388 の詳細
CVEの情報
説明:
The Universal Worklist Configuration in SAP NetWeaver AS JAVA 7.4 allows remote attackers to obtain sensitive user information via a crafted HTTP request, aka SAP Security Note 2256846.
CVE更新日: 2016-02-16 15:59:02.103000
CVSSバージョン: 3.1
CVSSスコア: 5.3
KEVの情報
KEV更新日: 2022-06-09
EPSSの情報
EPSSは脆弱性が今後30日以内に悪用される確率を予測するスコアリングシステムで、FIRST(Forum of Incident Response and Security Teams)が提供しています。
EPSSのスコアが高いということは、攻撃されるリスクが高いことを意味するので、早めの対策が必要です。
EPSSスコア: 0.522060000
EPSS更新日: 2026-10-19 00:00:00
SSVCの情報
SSVCはカーネギーメロン大学ソフトウェア工学研究所が提案する脆弱性の評価手法です。ステークホルダーごとに脆弱性対応の優先度を決定することを支援します。
本サイトでは、CVE、KEV、EPSSの内容からExploitation(悪用状況)、Technical Impact(技術的影響)、Automatable(自動攻撃の可否)を判定します。
Exploitation: active
Technical Impact: medium
Automatable: True
CVE-2016-2388に関する脆弱性調査結果を以下に解説します。
1. 脆弱性の概要
CVE-2016-2388は、SAP NetWeaver AS JAVAのUniversal Worklist Configurationにおける情報漏えいの脆弱性です。細工されたHTTPリクエストを介して、リモートの攻撃者が機密性の高いユーザー情報を取得する可能性があります。この脆弱性は「SAP Security Note 2256846」としても知られています。
1.1 影響 攻撃者は、細工されたHTTPリクエストをUniversal Worklist Configurationに送信することで、機密性の高いユーザー情報(ユーザー名やメールアドレスなど)を開示させる可能性があります。このデータは、さらなるソーシャルエンジニアリング攻撃、ID窃盗、または他のシステムへの不正アクセスに悪用される可能性があります。 機密性への影響は低いと評価されていますが、完全性および可用性への影響はないとされています。
1.2 深刻度 * CVSSv3スコア: 5.3 (Medium) * CVSSv2スコア: 5.0 * EPSSスコア: 52.00% (30日以内に悪用される可能性が非常に高い) * MITRE CWE: CWE-200 (情報漏えい - Information Exposure) この脆弱性は、CISAのKnown Exploited Vulnerabilities (KEV) カタログに追加されており、実世界での悪用が確認されています。 攻撃はネットワークベースであり、ユーザーの操作や特権は不要で、攻撃の複雑性は低いとされています。
2. 対象となる環境
2.1 影響を受けるOSバージョン OSバージョンに特化した情報はありません。影響を受けるのは以下のSAP NetWeaver AS JAVAのバージョンです。 * SAP NetWeaver AS JAVA 7.10 から 7.50 (特に7.4が言及されています)
2.2 影響を受ける設定 * SAP NetWeaver AS JAVA の Universal Worklist Configuration
3. 影響を受けた時の兆候
この脆弱性が悪用された際の具体的な「兆候(Symptoms)」については、明確な情報は見つかりませんでした。「Universal Worklist Configurationのエンドポイントに対する異常なアクセスパターンや繰り返しのリクエスト」は、情報収集の試みの可能性として監視を強化すべきとされています。
4. 推奨対策
4.1 本対策 * SAP Security Note 2256846で提供されるセキュリティパッチを遅滞なく適用してください。 影響を受けるすべてのインスタンスが更新され、パッチの適用が成功したことを確認してください。
4.2 暫定回避策(緩和策) * SAP NetWeaver AS JAVAインスタンスへの直接的な外部アクセスを制限するために、ネットワークアクセスコントロールを実装してください。 * 可能であれば、悪意のあるHTTPリクエストをフィルタリングするために、Web Application Firewall (WAF) の背後に配置することを推奨します。 * Universal Worklist Configurationのエンドポイントへの異常なアクセスパターンや繰り返しのリクエストについて、監視とログ記録を強化してください。
参照したサイト