CVE-2014-4148 の詳細
CVEの情報
説明:
win32k.sys in the kernel-mode drivers in Microsoft Windows Server 2003 SP2, Windows Vista SP2, Windows Server 2008 SP2 and R2 SP1, Windows 7 SP1, Windows 8, Windows 8.1, Windows Server 2012 Gold and R2, and Windows RT Gold and 8.1 allows remote attackers to execute arbitrary code via a crafted TrueType font, as exploited in the wild in October 2014, aka "TrueType Font Parsing Remote Code Execution Vulnerability."
CVE更新日: 2014-10-15 10:55:08.693000
CVSSバージョン: 3.1
CVSSスコア: 8.8
KEVの情報
KEV更新日: 2022-05-25
EPSSの情報
EPSSは脆弱性が今後30日以内に悪用される確率を予測するスコアリングシステムで、FIRST(Forum of Incident Response and Security Teams)が提供しています。
EPSSのスコアが高いということは、攻撃されるリスクが高いことを意味するので、早めの対策が必要です。
EPSSスコア: 0.598500000
EPSS更新日: 2026-10-20 00:00:00
SSVCの情報
SSVCはカーネギーメロン大学ソフトウェア工学研究所が提案する脆弱性の評価手法です。ステークホルダーごとに脆弱性対応の優先度を決定することを支援します。
本サイトでは、CVE、KEV、EPSSの内容からExploitation(悪用状況)、Technical Impact(技術的影響)、Automatable(自動攻撃の可否)を判定します。
Exploitation: active
Technical Impact: high
Automatable: False
CVE-2014-4148について、以下の観点から解説します。
1. 脆弱性の概要
Microsoft Windowsのカーネルモードドライバー(
win32k.sys)に存在するリモートコード実行の脆弱性です。TrueTypeフォントの処理が不適切であることに起因します。攻撃者は、特別に細工されたTrueTypeフォントを介して、リモートから任意のコードをカーネルモードで実行する可能性があります。この脆弱性は2014年10月に実際に悪用されたことが確認されています。1.1 影響
この脆弱性が悪用された場合、攻撃者は影響を受けるシステムを完全に制御できる可能性があります。具体的には、プログラムのインストール、データの表示・変更・削除、または完全な管理者権限を持つ新しいアカウントの作成などが挙げられます。機密性、完全性、可用性への影響はいずれも「高」と評価されています。
1.2 深刻度
CVSS (Common Vulnerability Scoring System) スコアは8.8であり、「緊急」または「危険」と評価されています。CVSSv3.1の評価は、攻撃経路:ネットワーク、攻撃の複雑さ:低、必要な特権レベル:不要、ユーザーとの対話:必要、スコープ:変更なし、機密性への影響:高、完全性への影響:高、可用性への影響:高 (CVSS:3.1/AV:N/AC:L/PR:N/UI:R/S:U/C:H/I:H/A:H) です。この脆弱性は、CISA (米国サイバーセキュリティ・インフラセキュリティ庁) のKnown Exploited Vulnerabilities (KEV) カタログにもリストされており、実際に悪用されたことが知られています。
2. 対象となる環境
2.1 影響を受けるOSバージョン
以下のMicrosoft Windowsのバージョンが影響を受けます。
2.2 影響を受ける設定
この脆弱性は、Windowsカーネルモードドライバー(
win32k.sys)がTrueTypeフォントを不適切に処理することに起因します。これはWindowsの標準的なフォント処理機能に関連するため、特定の「設定」を変更することで脆弱性を回避することは困難です。攻撃には、ユーザーが特別に細工されたドキュメントを開いたり、埋め込みTrueTypeフォントを含む信頼できないWebページにアクセスしたりするなどの操作が必要となります。3. 影響を受けた時の兆候
この脆弱性が悪用された際の具体的な兆候については、公開されている情報からは明確な記述が見つかりませんでした。一般的にカーネルモードの脆弱性悪用では、システムクラッシュ(ブルースクリーン)、予期しないシステム動作、または異常なログエントリなどが考えられますが、CVE-2014-4148に特化した兆候は不明です。
4. 推奨対策
4.1 本対策
Microsoftから提供されているセキュリティ更新プログラムを適用することが恒久的な対策です。具体的には、Microsoft Security Bulletin MS14-058で公開された修正プログラムを適用する必要があります。影響を受けるすべてのバージョンに対して、速やかに更新プログラムを適用することを強く推奨します。
4.2 暫定回避策(緩和策)
特定の明確な暫定回避策は公開されていません。しかし、この脆弱性の悪用にはユーザーが特別に細工されたファイルを開いたり、悪意のあるWebサイトにアクセスしたりするなどの操作が必要となるため、以下の対策が緩和策として考えられます。
参照したサイト