CVE-2013-3896 の詳細
CVEの情報
説明:
Microsoft Silverlight 5 before 5.1.20913.0 does not properly validate pointers during access to Silverlight elements, which allows remote attackers to obtain sensitive information via a crafted Silverlight application, aka "Silverlight Vulnerability."
CVE更新日: 2013-10-09 14:53:25.230000
CVSSバージョン: 3.1
CVSSスコア: 5.5
KEVの情報
KEV更新日: 2022-05-25
EPSSの情報
EPSSは脆弱性が今後30日以内に悪用される確率を予測するスコアリングシステムで、FIRST(Forum of Incident Response and Security Teams)が提供しています。
EPSSのスコアが高いということは、攻撃されるリスクが高いことを意味するので、早めの対策が必要です。
EPSSスコア: 0.679590000
EPSS更新日: 2026-10-19 00:00:00
SSVCの情報
SSVCはカーネギーメロン大学ソフトウェア工学研究所が提案する脆弱性の評価手法です。ステークホルダーごとに脆弱性対応の優先度を決定することを支援します。
本サイトでは、CVE、KEV、EPSSの内容からExploitation(悪用状況)、Technical Impact(技術的影響)、Automatable(自動攻撃の可否)を判定します。
Exploitation: active
Technical Impact: high
Automatable: False
CVE-2013-3896に関する調査結果を以下に解説します。
1. 脆弱性の概要
CVE-2013-3896は、Microsoft Silverlightにおける情報漏えいの脆弱性です。Silverlight要素へのアクセス時にポインターの検証が不適切であることに起因します。攻撃者は、巧妙に細工されたSilverlightアプリケーションをホストするウェブサイトをユーザーに閲覧させることで、この脆弱性を悪用し、機密情報を取得する可能性があります。
1.1 影響
この脆弱性は、リモートの攻撃者が影響を受けるシステムから機密情報を取得することを可能にします。漏えいする情報には、暗号鍵、セッショントークン、プロセスメモリに保存されているユーザー認証情報、またはアプリケーションのメモリレイアウトを明らかにする内部データ構造などが含まれる可能性があります。 このような情報は、アドレス空間配置のランダム化(ASLR)のバイパスや、他の脆弱性の確実な悪用を可能にするなど、多段階攻撃の重要な要素として利用されることがあります。
1.2 深刻度
CVE-2013-3896は情報漏えいの脆弱性として分類されています。 米国サイバーセキュリティ・社会基盤安全保障庁(CISA)は、この脆弱性が実際に悪用されていることを確認し、既知の悪用されている脆弱性カタログに含めています。 EPSS (Exploit Prediction Scoring System) のパーセンタイルは99.2%であり、最も活発に悪用されているCVEの一つであることを示しています。 ManageEngineによると、CVSS v2の基本スコアは5.5(MEDIUM)ですが、HOL Guard CVEでは「High severity(高深刻度)」とされています。
2. 対象となる環境
2.1 影響を受けるOSバージョン
この脆弱性は、Microsoft Silverlight 5 バージョン 5.1.20913.0 より前のバージョンに影響を与えます。 直接OSに影響するものではなく、OS上で稼働するSilverlightランタイム環境が影響を受けます。
2.2 影響を受ける設定
Microsoft Silverlight 5 バージョン 5.1.20913.0 未満がインストールされている環境が対象です。攻撃の成立には、ユーザーが特別に細工されたSilverlightアプリケーションを含むウェブページにアクセスする、というユーザーインタラクションが必要です。
3. 影響を受けた時の兆候
情報漏えい型の脆弱性であるため、この脆弱性が悪用された際にユーザーが直接的に確認できる兆候は、一般的には不明です。多くの場合、情報漏えいはシステム上で目に見える異常を伴わずに発生します。
4. 推奨対策
4.1 本対策
Microsoftから提供されているセキュリティ更新プログラム「Microsoft Security Bulletin MS13-087」を適用することです。 この更新プログラムは、Microsoft Silverlightが特定のSilverlight要素にアクセスする際のメモリポインターのチェック方法を修正することで、脆弱性に対処します。 これにより、Silverlightの以前のバージョンがバージョン 5.1.20913.0 にアップグレードされ、脆弱性が解消されます。
4.2 暫定回避策(緩和策)
参照したサイト