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CVE-2013-3163 の詳細

CVEの情報

説明:
Microsoft Internet Explorer 8 through 10 allows remote attackers to execute arbitrary code or cause a denial of service (memory corruption) via a crafted web site, aka "Internet Explorer Memory Corruption Vulnerability," a different vulnerability than CVE-2013-3144 and CVE-2013-3151.

CVE更新日: 2013-07-10 03:46:10.527000

CVSSバージョン: 3.1

CVSSスコア: 8.8

KEVの情報

KEV更新日: 2023-03-30

EPSSの情報

EPSSは脆弱性が今後30日以内に悪用される確率を予測するスコアリングシステムで、FIRST(Forum of Incident Response and Security Teams)が提供しています。
EPSSのスコアが高いということは、攻撃されるリスクが高いことを意味するので、早めの対策が必要です。

EPSSスコア: 0.706760000

EPSS更新日: 2026-10-18 00:00:00

SSVCの情報

SSVCはカーネギーメロン大学ソフトウェア工学研究所が提案する脆弱性の評価手法です。ステークホルダーごとに脆弱性対応の優先度を決定することを支援します。
本サイトでは、CVE、KEV、EPSSの内容からExploitation(悪用状況)、Technical Impact(技術的影響)、Automatable(自動攻撃の可否)を判定します。

Exploitation: active

Technical Impact: high

Automatable: False

AIを使った解説

解説:

CVE-2013-3163について、以下の観点で解説します。

1. 脆弱性の概要

CVE-2013-3163は、Microsoft Internet Explorer 8から10のバージョンに存在するメモリ破損の脆弱性です。この脆弱性は、「Internet Explorer Memory Corruption Vulnerability」とも呼ばれています。細工されたWebサイトを閲覧することで、遠隔の攻撃者が任意のコードを実行したり、サービス拒否 (メモリ破損) 状態を引き起こしたりする可能性があります。

1.1 影響

  • 任意のコード実行 (Remote Code Execution: RCE): 攻撃者が細工されたWebサイトを通じて、脆弱なシステム上で任意のコードを実行する可能性があります。これにより、システムを完全に制御される可能性があります。
  • サービス拒否 (Denial of Service: DoS): メモリ破損により、Internet Explorerがクラッシュしたり、システムが不安定になったりする可能性があります。
  • 権限昇格: 攻撃者がこの脆弱性を悪用することに成功した場合、現在のユーザーと同じユーザー権限を取得する可能性があります。
  • 内部システムへの影響: 企業内部ネットワークで影響を受けるブラウザを使用している従業員のPCが攻撃に晒された場合、内部システムへのアクセス権限の窃取や悪意のあるコードの拡散の踏み台として悪用される危険性があります。

1.2 深刻度

  • CVSS v3.1基本評価基準: 8.8 (High - 高)
    • 攻撃経路: ネットワーク (Network)
    • 攻撃の複雑さ: 低 (Low)
    • 必要な特権レベル: 不要 (None)
    • ユーザー関与: 必要 (Required)
    • 機密性への影響: 高 (High)
    • 完全性への影響: 高 (High)
    • 可用性への影響: 高 (High)
  • CVSS v2基本評価基準: 4.3 (Medium/警告 - NVD値)
  • CISA KEV (Known Exploited Vulnerabilities) カタログ: CVE-2013-3163は、2023年3月30日にCISAの既知の悪用されている脆弱性(KEV)カタログに追加されており、実際に悪用が確認されています。

2. 対象となる環境

2.1 影響を受けるOSバージョン

  • Webブラウザ: Microsoft Internet Explorer 8から10
  • オペレーティングシステム (これらのIEバージョンが動作するOS):
    • Microsoft Windows XP
    • Microsoft Windows Vista
    • Microsoft Windows 7
    • Microsoft Windows 8
    • Microsoft Windows RT
    • Microsoft Windows Server 2003
    • Microsoft Windows Server 2008
    • Microsoft Windows Server 2012
    • (Microsoft Security Bulletin MS13-080では、Internet Explorer 6, 7, 11も言及されていますが、CVEの直接の対象は8~10です)

2.2 影響を受ける設定

この脆弱性は、Internet Explorerがメモリ内のオブジェクトを処理する方法に関連しています。 特定の「設定」が脆弱性の直接の原因となるというよりは、対象バージョンのInternet Explorer自体が脆弱性を抱えている状態です。

3. 影響を受けた時の兆候

この脆弱性が悪用された際の具体的な「兆候」は明確に記載されていませんが、脆弱性の性質から以下の現象が発生する可能性があります。 * Webブラウザのクラッシュまたは予期せぬ終了 * システム全体の不安定化 * 意図しないソフトウェアのインストールまたはシステムの変更 * システムのパフォーマンス低下

4. 推奨対策

4.1 本対策

  • セキュリティ更新プログラムの適用: Microsoftから提供されている最新のセキュリティ更新プログラムを適用してください。 この脆弱性は、Microsoft Security Bulletin MS13-055(または、より広範な更新であるMS13-080の一部)によって修正されました。 Windows Updateを通じて、対象ブラウザのセキュリティパッチを最新の状態に保つことが最も基本的な解決策です。
  • 製品の利用停止/代替: 影響を受ける製品(Internet Explorer 8-10)はサポート終了(End-of-Life)となっており、現在も使用している場合は、ネットワークから切断すべきです。 この脆弱性に対して脆弱なシステムは、10年以上前のパッチが適用されていない状態であり、完全に侵害されたものとして扱うべきです。2013年のInternet Explorerの脆弱性にまだ晒されている古いWindowsホストは、隔離または再構築する必要があります。

4.2 暫定回避策(緩和策)

  • モダンブラウザへの移行: Internet Explorerの使用を避け、最新のセキュリティアップデートが適用されたEdge、ChromeなどのモダンなWebブラウザに切り替えてください。
  • Webサイトアクセス制限: 信頼できないWebサイトへのアクセスをブロックし、ブラウザのセキュリティ設定を強化してスクリプトの実行を制限してください。

他に解説すべき観点

  • CWE (Common Weakness Enumeration): CWE-787 (Out-of-bounds Write)
  • 公開エクスプロイトの存在: この脆弱性に対する公開エクスプロイトが存在します(例: Exploit-DBには「Microsoft Internet Explorer - CAnchorElement Use-After-Free (MS13-055)」のMetasploitモジュールが掲載されています)。
  • CISA KEVの是正期限: 米国連邦政府機関は、2023年4月20日までにこの脆弱性の是正を完了するよう義務付けられていました。

参照したサイト

NVDサイト

NVDでCVEの詳細を見る

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