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CVE-2013-0074 の詳細

CVEの情報

説明:
Microsoft Silverlight 5, and 5 Developer Runtime, before 5.1.20125.0 does not properly validate pointers during HTML object rendering, which allows remote attackers to execute arbitrary code via a crafted Silverlight application, aka "Silverlight Double Dereference Vulnerability."

CVE更新日: 2013-03-13 00:55:01.137000

CVSSバージョン: 3.1

CVSSスコア: 7.8

KEVの情報

KEV更新日: 2022-05-25

EPSSの情報

EPSSは脆弱性が今後30日以内に悪用される確率を予測するスコアリングシステムで、FIRST(Forum of Incident Response and Security Teams)が提供しています。
EPSSのスコアが高いということは、攻撃されるリスクが高いことを意味するので、早めの対策が必要です。

EPSSスコア: 0.788850000

EPSS更新日: 2026-10-20 00:00:00

SSVCの情報

SSVCはカーネギーメロン大学ソフトウェア工学研究所が提案する脆弱性の評価手法です。ステークホルダーごとに脆弱性対応の優先度を決定することを支援します。
本サイトでは、CVE、KEV、EPSSの内容からExploitation(悪用状況)、Technical Impact(技術的影響)、Automatable(自動攻撃の可否)を判定します。

Exploitation: active

Technical Impact: high

Automatable: False

AIを使った解説

解説:

CVE-2013-0074は、Microsoft Silverlightにおけるメモリ破損の脆弱性です。

1. 脆弱性の概要

この脆弱性は、Microsoft SilverlightのHTMLオブジェクトレンダリングにおける境界エラーまたはポインタの不適切な検証に起因するメモリ破損の問題です。これにより、特別に細工されたSilverlightアプリケーションが悪意のある方法でメモリにアクセスする可能性があります。また、この脆弱性はメモリの二重解放としても説明されています。この脆弱性は、発見当時、活発に悪用されていました。

1.1 影響

本脆弱性が悪用されると、攻撃者は現在のユーザーの権限で任意のコードを実行できる可能性があります。これにより、プログラムのインストール、データの閲覧・変更・削除、または完全なユーザー権限を持つ新しいアカウントの作成が可能になります。また、特別に細工された悪意のあるアプリケーションを通じて、データの不正な読み取り、変更、削除が行われる可能性もあります。 CVE-2013-3896と組み合わせることで、DEP/ASLRなどのセキュリティ機能を回避し、任意のコード実行が可能となることも指摘されています。

1.2 深刻度

  • CVSS v4: 8.6 (Critical) [CVSS:4.0/AV:N/AC:L/AT:N/PR:N/UI:A/VC:H/VI:H/VA:H/SC:N/SI:N/SA:N]
  • CVSS v3.1: 7.8 [CVSS:3.1/AV:L/AC:L/PR:N/UI:R/S:U/C:H/I:H/A:H]
  • Microsoft Security Bulletin MS13-022では「緊急 (Critical)」と評価されています。

2. 対象となる環境

2.1 影響を受けるOSバージョン

特定のOSバージョンではなく、Microsoft Silverlightのバージョンが影響を受けます。SilverlightはWindowsおよびmacOS上で動作します。

2.2 影響を受ける設定

  • Microsoft Silverlight 5 および Silverlight 5 Developer Runtime のバージョン 5.1.20125.0 より前のものが影響を受けます。
  • Silverlight バージョン 5.1.20513.0 以前も、他の脆弱性との組み合わせで影響を受ける可能性があります。

3. 影響を受けた時の兆候

  • ユーザーが悪意のあるSilverlightアプリケーションを含む特別に細工されたウェブサイトに誘導され、閲覧してしまう可能性があります。
  • 成功した場合、攻撃者はユーザーの権限で任意のコードを実行できるため、意図しないプログラムのインストール、データの改ざん、情報の漏洩、または新しいユーザーアカウントの作成といった兆候が見られる可能性があります。
  • 一般的な兆候としては、ネットワークやシステム内で異常なログインパターンやデータ転送など、通常の動作と異なる活動が確認される場合があります。

4. 推奨対策

4.1 本対策

  • Microsoft Silverlightをバージョン 5.1.20125.0 以降に更新してください。
  • Microsoftは、この脆弱性に対応するためにセキュリティ更新プログラム「Microsoft Security Bulletin MS13-022」を公開しています。

4.2 暫定回避策(緩和策)

  • パッチが適用されるまで、SilverlightアプリケーションでのHTMLオブジェクトのレンダリングへのアクセスを制限することを検討してください。
  • システム上で少ないユーザー権限で運用されているアカウントのユーザーは、管理権限で操作するユーザーよりも影響が少ない可能性があります。
  • ベンダーからの修正プログラムが利用できない、またはすぐに適用が困難な場合、設定変更、アクセス制限、機能停止、ネットワーク分離、WAFやEDRなどの補完策が検討されることがあります。ただし、CISAは、公式パッチが利用可能になったら、これらの回避策からパッチ適用に移行することを推奨しています。

5. 他に解説すべき観点

  • 攻撃手法:
    • 攻撃者は、特別に細工したSilverlightアプリケーションを含むウェブサイトをホストし、ユーザーをそのサイトに誘導することで脆弱性を悪用します。
    • 侵害されたウェブサイトや、ユーザーが提供したコンテンツや広告を受け入れるウェブサイトも悪用される可能性があります。
    • 悪意のあるSilverlightアプリケーションを介してSystem.Windows.Browser.ScriptObjectクラスのInitialize()メソッドを呼び出すことで、メモリの二重解放を引き起こす手法が指摘されています。
    • この脆弱性を悪用するエクスプロイトキット(Angler Exploit Kit、Neutrino Exploitなど)が複数存在することが確認されています。
    • Metasploit用のエクスプロイトも公開されています。
  • CWE (Common Weakness Enumeration):
    • CWE-119: メモリバッファの範囲内での操作の不適切な制限 (Improper Restriction of Operations within the Bounds of a Memory Buffer)。

参照したサイト

NVDサイト

NVDでCVEの詳細を見る

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