Trusted Design

CVE-2011-4723 の詳細

CVEの情報

説明:
The D-Link DIR-300 router stores cleartext passwords, which allows context-dependent attackers to obtain sensitive information via unspecified vectors.

CVE更新日: 2011-12-20 11:55:08.413000

CVSSバージョン: 3.1

CVSSスコア: 5.7

KEVの情報

KEV更新日: 2022-09-08

EPSSの情報

EPSSは脆弱性が今後30日以内に悪用される確率を予測するスコアリングシステムで、FIRST(Forum of Incident Response and Security Teams)が提供しています。
EPSSのスコアが高いということは、攻撃されるリスクが高いことを意味するので、早めの対策が必要です。

EPSSスコア: 0.030640000

EPSS更新日: 2026-10-19 00:00:00

SSVCの情報

SSVCはカーネギーメロン大学ソフトウェア工学研究所が提案する脆弱性の評価手法です。ステークホルダーごとに脆弱性対応の優先度を決定することを支援します。
本サイトでは、CVE、KEV、EPSSの内容からExploitation(悪用状況)、Technical Impact(技術的影響)、Automatable(自動攻撃の可否)を判定します。

Exploitation: active

Technical Impact: high

Automatable: False

AIを使った解説

解説:

CVE-2011-4723は、D-Link DIR-300ルーターにおける平文パスワード保存の脆弱性です。

1. 脆弱性の概要

D-Link DIR-300ルーターがパスワードを平文で保存するため、文脈依存の攻撃者が不特定の経路を介して機密情報を取得できる脆弱性です。

1.1 影響

攻撃者は、ルーターに保存されている平文のパスワードなどの機密情報を取得することができます。

1.2 深刻度

  • CVSS v3.1基本評価基準: 5.7 (中)
    • CVSS:3.1/AV:A/AC:L/PR:L/UI:N/S:U/C:H/I:N/A:N
      • 攻撃元区分 (AV): 隣接ネットワーク (Adjacent Network)
      • 攻撃条件の複雑さ (AC): 低 (Low)
      • 必要な特権 (PR): 低 (Low)
      • ユーザーとの対話 (UI): 不要 (None)
      • スコープ (S): 変更なし (Unchanged)
      • 機密性への影響 (C): 高 (High)
      • 完全性への影響 (I): なし (None)
      • 可用性への影響 (A): なし (None)
  • HOL Guard CVEでは「High severity(高深刻度)」とされています。
  • CISAの既知の悪用されている脆弱性カタログ(Known Exploited Vulnerabilities Catalog, KEV)に掲載されており、「既知の悪用されている脆弱性(Known Exploited)」とされています。これは、この脆弱性が実際に悪用された実績があることを示します。

2. 対象となる環境

2.1 影響を受けるOSバージョン

本脆弱性は、D-Link DIR-300ルーターのファームウェアに固有のものであり、特定の汎用OSバージョンではなく、デバイス自体に影響を与えます。

2.2 影響を受ける設定

D-Link DIR-300ルーターがパスワードを平文で保存するという、製品の基本的な設計上の欠陥に起因するため、デフォルト設定で影響を受けます。この欠陥を有効または無効にする特定の設定は言及されていません。

3. 影響を受けた時の兆候

このCVEについて、具体的な「侵害の兆候」は明確には言及されていません。しかし、パスワードが平文で保存されているという性質上、攻撃者がルーターのコンフィギュレーションやメモリにアクセスした場合、暗号化されていないパスワードを発見する可能性があります。これは、他の脆弱性や物理的なアクセスを通じてルーターへの事前アクセスが必要となるでしょう。

4. 推奨対策

4.1 本対策

  • 影響を受ける製品であるD-Link DIR-300ルーターは、製品ライフサイクル終了(End-of-Life, EOL)となっています。
  • 主要な推奨対策は、もし現在も使用している場合は、デバイスをネットワークから切断することです。
  • EOL製品であるため、ファームウェアのアップデートやパッチは提供されていません。

4.2 暫定回避策(緩和策)

  • 製品がEOLであり、脆弱性の性質が平文パスワード保存という根本的なものであるため、デバイスを使い続けながらリスクを完全に緩和する直接的なソフトウェアベースの「暫定回避策」はありません。
  • 最も効果的な緩和策は、製品の使用を中止することです。
  • もし製品の使用が避けられない場合(強く推奨されません)は、デバイスを隔離されたネットワークに配置したり、アクセスを制限したり、機密情報がデバイスを通じて保存または送信されないようにするなどの一般的なセキュリティ対策を講じることが考えられます。ただし、これらは平文保存の脆弱性自体を直接的に緩和するものではありません。

その他解説すべき観点

  • CISA KEVカタログへの掲載: この脆弱性はCISAの「既知の悪用されている脆弱性カタログ」に登録されており、実際に悪用された履歴があることを意味します。連邦政府機関は2022年9月29日までにこの問題に対処するよう義務付けられました。
  • 製品のライフサイクル状況: D-Link DIR-300ルーターは、製造元のサポートが終了しているEOL製品です。 この情報は、利用可能な対処法を決定する上で極めて重要です。
  • 公開日:
    • NVD公開日: 2011年12月20日
    • CISA KEVへの追加日: 2022年9月7日

参照したサイト

NVDサイト

NVDでCVEの詳細を見る

戻る