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CVE-2010-0188 の詳細

CVEの情報

説明:
Unspecified vulnerability in Adobe Reader and Acrobat 8.x before 8.2.1 and 9.x before 9.3.1 allows attackers to cause a denial of service (application crash) or possibly execute arbitrary code via unknown vectors.

CVE更新日: 2010-02-22 13:00:02.127000

CVSSバージョン: 3.1

CVSSスコア: 7.8

KEVの情報

KEV更新日: 2022-03-03

EPSSの情報

EPSSは脆弱性が今後30日以内に悪用される確率を予測するスコアリングシステムで、FIRST(Forum of Incident Response and Security Teams)が提供しています。
EPSSのスコアが高いということは、攻撃されるリスクが高いことを意味するので、早めの対策が必要です。

EPSSスコア: 0.882460000

EPSS更新日: 2026-10-18 00:00:00

SSVCの情報

SSVCはカーネギーメロン大学ソフトウェア工学研究所が提案する脆弱性の評価手法です。ステークホルダーごとに脆弱性対応の優先度を決定することを支援します。
本サイトでは、CVE、KEV、EPSSの内容からExploitation(悪用状況)、Technical Impact(技術的影響)、Automatable(自動攻撃の可否)を判定します。

Exploitation: active

Technical Impact: high

Automatable: False

AIを使った解説

解説:

CVE-2010-0188に関する脆弱性調査結果は以下の通りです。

1. 脆弱性の概要

Adobe ReaderおよびAcrobatのバージョン8.x (8.2.1より前) および9.x (9.3.1より前) に存在する、特定されていない脆弱性です。この脆弱性は、主にlibtiffライブラリに起因するとされています。攻撃者は、この脆弱性を悪用して、アプリケーションのクラッシュ(サービス拒否)を引き起こしたり、任意のコードを実行したりする可能性があります。細工されたPDFファイルをユーザーに開かせることで攻撃が成立します。

1.1 影響

この脆弱性が悪用された場合、以下の影響が想定されます。 * アプリケーションのクラッシュ(サービス拒否) * 任意のコード実行 * 攻撃者がローカルユーザーと同じ権限を奪取し、情報の窃取、改ざん、またはワームやスパイウェアなどの悪意あるプログラムをシステムにインストールされる危険性があります。 * 悪意を持って細工されたドキュメントは、プレビュー表示されるだけでも任意のコード実行につながる可能性があると指摘されています。

1.2 深刻度

  • NVD (National Vulnerability Database) のCVSS v2基本値は9.3 (危険) と評価されています。
  • Red HatによるCVSS v2基本値は6.8 (重要) と評価されています。

2. 対象となる環境

2.1 影響を受けるOSバージョン

この脆弱性は、特定のOSバージョンではなく、Adobe ReaderおよびAcrobatのアプリケーション自身に存在します。これらのアプリケーションが動作するWindowsおよびMacintosh環境が影響を受けます。Red Hat Enterprise Linux 4および5のacroreadパッケージも影響を受けるとされていました。Windows環境を標的としたエクスプロイトも確認されています。

2.2 影響を受ける設定

  • Adobe ReaderおよびAcrobat 8.x系: バージョン8.2.1より前のすべてのバージョン
  • Adobe ReaderおよびAcrobat 9.x系: バージョン9.3.1より前のすべてのバージョン
  • 特に、Adobe Reader 9.3.0以下のバージョンに含まれる脆弱なLibTiffオープンソースライブラリに起因します。

3. 影響を受けた時の兆候

  • Adobe ReaderまたはAcrobatが突然クラッシュする(サービス拒否)。
  • 不審なPDFファイルを開いた際に、予期せぬ動作やシステムの異常が発生する可能性があります。
  • システムに情報窃取、改ざん、またはマルウェアのインストールが行われる可能性があります。
  • アンチウイルスソフトで「PDF:CVE-2010-0188」や「Exploit.PDF-Name.Gen」などの検出名が表示されることがあります。
  • 本脆弱性を悪用した攻撃が実際に観測されています。

4. 推奨対策

4.1 本対策

  • ソフトウェアのアップデート: アドビ社から提供されているセキュリティ更新プログラムを適用し、影響を受けるバージョンのAdobe ReaderおよびAcrobatを以下のバージョン以降にアップデートしてください。
    • Adobe ReaderおよびAcrobat 8.x系: バージョン8.2.1以降
    • Adobe ReaderおよびAcrobat 9.x系: バージョン9.3.1以降
    • この脆弱性に対する修正は、2010年2月16日にリリースされたAPSB10-07にて提供されています。

4.2 暫定回避策(緩和策)

  • 不審なPDFファイルを開かない: 不審なメールに添付されたPDFファイルや、信頼できないウェブサイトに掲載されているPDFファイルは開かないでください。プレビュー表示だけでも危険を伴う可能性があります。
  • ウェブブラウザでのPDF表示を無効にする: ウェブブラウザの設定でPDFファイルの自動表示を無効にすることで、意図せず脆弱なファイルを開くリスクを減らすことができます。
  • Adobe ReaderおよびAcrobatでJavaScriptを無効にする: これは他の類似の脆弱性に対する一般的な回避策ですが、悪用されるリスクを軽減する可能性があります。
  • CISA(米国サイバーセキュリティ・インフラストラクチャセキュリティ庁)は、回避策はあくまで暫定的な手段であり、公式パッチが利用可能になったら移行することを推奨しています。

参照したサイト

NVDサイト

NVDでCVEの詳細を見る

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