Trusted Design

CVE-2007-0671 の詳細

CVEの情報

説明:
Unspecified vulnerability in Microsoft Excel 2000, XP, 2003, and 2004 for Mac, and possibly other Office products, allows remote user-assisted attackers to execute arbitrary code via unknown attack vectors, as demonstrated by Exploit-MSExcel.h in targeted zero-day attacks.

CVE更新日: 2007-02-03 01:28:00

CVSSバージョン: 3.1

CVSSスコア: 8.8

KEVの情報

KEV更新日: 2025-08-12

EPSSの情報

EPSSは脆弱性が今後30日以内に悪用される確率を予測するスコアリングシステムで、FIRST(Forum of Incident Response and Security Teams)が提供しています。
EPSSのスコアが高いということは、攻撃されるリスクが高いことを意味するので、早めの対策が必要です。

EPSSスコア: 0.432410000

EPSS更新日: 2026-10-21 00:00:00

SSVCの情報

SSVCはカーネギーメロン大学ソフトウェア工学研究所が提案する脆弱性の評価手法です。ステークホルダーごとに脆弱性対応の優先度を決定することを支援します。
本サイトでは、CVE、KEV、EPSSの内容からExploitation(悪用状況)、Technical Impact(技術的影響)、Automatable(自動攻撃の可否)を判定します。

Exploitation: active

Technical Impact: high

Automatable: False

AIを使った解説

解説:

CVE-2007-0671に関する脆弱性調査結果を以下に解説します。

1. 脆弱性の概要

Microsoft Excel に存在するリモートでコードが実行される脆弱性です。特別に細工された Excel ファイルをユーザーが開くことで、攻撃者が任意のコードを実行できる可能性があります。この脆弱性は、Excel ファイル内の不正なレコードを処理する際の境界エラー(バッファオーバーフロー/メモリ破損)に起因します。

  • 1.1 影響 攻撃者がこの脆弱性を悪用した場合、影響を受けるシステムを完全に制御できる可能性があります。これは、ユーザーがローカルでログオンしているのと同じユーザー権限で任意のコードを実行することを可能にします。管理者権限を持つユーザーが標的となった場合、システムが完全に侵害される危険性があります。この種の攻撃は、知的財産(設計、財務、製造、戦略的計画情報)の窃取を目的としたSykipotキャンペーンに関連付けられています。

  • 1.2 深刻度

    • Microsoft による最大深刻度評価: 緊急 (Critical)
    • CVSS v2 Base Score: 9.3 (High)
    • CVSS v3 Base Score: 8.8 (High) / 9.5 (Critical) この脆弱性はCISAのKnown Exploited Vulnerabilities (KEV) カタログに掲載されており、実環境での悪用が確認されています。これは、CVSSスコア以上に緊急性の高い脆弱性であることを示します。 CWE-ID: CWE-119 (メモリ破損)

2. 対象となる環境

  • 2.1 影響を受けるOSバージョン この脆弱性は、主に以下のMicrosoft Office製品のExcelコンポーネントに影響を与えます。

    • Microsoft Office 2000 Service Pack 3
    • Microsoft Office XP Service Pack 3
    • Microsoft Office 2003 Service Pack 2
    • Microsoft Office 2004 for Mac
    • 上記Officeバージョンに含まれるMicrosoft Access, Excel, FrontPage, Outlook, PowerPoint, Publisher, Word, InfoPath, OneNote, Project, Visio, Excel Viewer, Word Viewerも影響を受ける可能性があります。
    • 影響を受けないソフトウェア: 2007 Microsoft Office System, Microsoft Office 2003 Service Pack 2 (PowerPoint Viewerを除く)
  • 2.2 影響を受ける設定 特定の悪意のあるExcelファイルを開くことによって脆弱性が悪用されます。攻撃を成功させるためには、ユーザーの操作(ファイルを開くこと)が必要です。

3. 影響を受けた時の兆候

  • Exploit-MSExcel.h や BKDR_SYKIPOT.B に類似したマルウェアの検出。
  • C&C (Command and Control) サーバー(例: www.top10member.com)への不審な通信。
  • Microsoft Officeコンポーネントから発生する不審なファイルの起動や異常なプロセス作成。

4. 推奨対策

  • 4.1 本対策 Microsoft が公開したセキュリティ更新プログラム MS07-015 を適用してください。

    • Microsoft Office 2000 Service Pack 3: 更新プログラム (KB 929062)
    • Microsoft Office XP Service Pack 3: 更新プログラム (KB929063)
    • Microsoft Office 2003 Service Pack 2: 更新プログラム (KB929064)
    • Microsoft Office 2004 for Mac: 更新プログラム (KB932185)
  • 4.2 暫定回避策(緩和策)

    • 信頼できない送信元から受信した、または信頼できる送信元から予期せず受信した Microsoft Excel ファイルを開いたり保存したりしない。
    • 不審なExcelファイルを開かない。
    • エンドポイント保護ソフトウェアを展開し、悪意のあるドキュメントパターンやMicrosoft Officeコンポーネントから発生する不審なファイル起動、異常なプロセス作成を検出およびブロックする。
    • Internet ExplorerからOfficeドキュメントを開く際に、必ず確認メッセージを表示するように設定するツール「Office ファイルを開くときに確認するツール」を利用する(Office XPおよびOffice 2003ではその機能が組み込まれています)。
    • システム上でより少ないユーザー権限を持つアカウントを使用するユーザーは、管理者権限で操作するユーザーよりも影響が少ない可能性があります。

参照したサイト

NVDサイト

NVDでCVEの詳細を見る

戻る